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天使の囀り
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天使の囀りの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全258件 101~120 6/13ページ
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本書は専門用語が多くみられ、多少の読みづらさを感じるかもしれません。 しかし、その読みづらさ以上に物語に引き込まれる文章力があり、文字のみで不気味さや気持ち悪さをここまで表現できるものかと感動しました。 興味があれば本書の専門用語の理解を深めてみても、非常に勉強になると感じました。 | ||||
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読書好きの友達に勧められ読んだ。鳥肌が立つくらい面白かった。 | ||||
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黒い家を読んだあと、貴志祐介さんにはまってしまい、彼が書いた本を全部購入して読みました。 どれも特にあらすじで選んだわけではなく、ただ彼の書いた本だからという理由で読んだのですが..やっぱり最高でした。 天使のさえずりはページをめくるごとにどんどん引き込まれていって、気持ち悪くなって、でも面白すぎて2日くらいで読破してしまいました。 映像化はされていないようですが、頭の中で想像するだけでも吐きそうで気持ち悪いのですが、そこがまた素晴らしい快感?です。 あと肉がしばらく苦手になりました。 | ||||
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「黒い家」に続き何を読もうかな・・・と思いこちらにいきあたりました。 いやー今回も文句なしに怖い。貴志さんの取材力に脱帽。 どんな道の話もスペシャリスト並みの深さで書いて頂けるので怖さが激増します。 いつもこちらが恥ずかしくなるような、いきなりその話振るの!?みたいな 恋のオハナシが来るのですが、今回はそれがむっちゃ怖い。気づいた主人公が偉すぎる。 なんにせよ、生命の危機を感じさせる仕上がりに今回も大満足です。 | ||||
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小谷野敦さんがレビューで褒めていたので(2016/11/15付)、読んでみました。 そうこうするうちに、小谷野さんは同じ著者の『黒い家』についてもレビューをアップされ(2016/11/26)、これも褒めつつも、本書が上と記しています。 で、感想。 確かに面白く読ませてもらいました。 さまざまな職業的バックグランドを持つ登場人物たちの語る言葉に、いかにもそれぞれの分野の専門家らしいリアリティがあって、執筆のために猛烈な勉強をし、得た知識を自家薬籠中のものとして、いかにも登場人物たちが語る自然な言葉として使いこなしている著者の知性と努力には背筋が伸びます。 著者が最初どこからこの作品を着想し、どのように構想し、どう肉付けしたのか、その時間的プロセスは推測するしかありませんが、HIVの起源が一つのヒントになっているのは確かだろうと思います。 ただ、着想の最初の手がかりとしては、アリの行動を操るというDicrocoelium dentriticumの話も面白い。 しかし最初の手がかりはともかくとして、このThe Thingが人間たちをどう方向づけるか、そこに著者の冴えがあるでしょう。フィールドをウアカリから人間に移したことは、The Thingの生存戦略として適切だったのか不適切だったのか? ただし、私はこの物語に少なくとも1点、疑問に感じるところがあります。それは依田の結末です。 この結末も、The Thingの効果から説明されていますが、これはそこまで説明されてきた効果と同じようでいて、全く違うと私は思うのです。 もしThe Thingが依田の結末をもたらしうるのなら、そこまでの犠牲者たちは全く違う末路をたどったはずです。実際、恐怖の体験など、日常生活にはゴロゴロ転がっているワケで、そんなものにいちいち引っかかるなら、この物語は成立しないのではないでしょうか。 どなたかご意見いただけると幸いです。 | ||||
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また貴志祐介。はじめは一見普通の小説のように思えるのだが、そのディテールのリアリティがすばらしいのがこの作家である。 | ||||
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これはかなりキモイ!ここまでゾッとしたホラー作品は初めてです。そしてこの作者の本もこれが初めてです。タイトルに天使なんて入ってますが悪いことは言いません。ホラー好きでない方は今すぐにこの作品のページを開いてしまったことを何事もなかったかのように忘れてしまったほうが賢明でしょう。 | ||||
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読み終わったあと、もう一度冒頭を読み直し悲しく納得したくなります。 そしてハラハラドキドキしながら「あぁぁ……」この感嘆詞につきます。 自分は子供がいるのでその部分と、虫が苦手なのでその部分、読み進めながらも必死に想像力をストップさせようとしている自分がいました。 ラストは想像できましたが、そこまでの内容からしらけるということは無かったです。 | ||||
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ホラー小説の最高傑作の部類に入ると思います。 普段はあまりホラーは読まないのですが、貴志祐介さんは別。 無意味なグロや無理矢理な論理展開に頼らず、リアリティや納得感を持たせつつ読みやすい文体で話を進めていく手腕は流石の一言。 読み始めると怖がりつつも先が気になって手が止められなくなること確実です。 レビューはネタバレが書かれているのであまりみないことをオススメ。 「天使の囀り」の正体を考えながら先を読むのが楽しいので、原因となる○○○は読み終えるまで単語を見てはいけません。 オカルト的な原因なのか科学物質的な原因なのか、人為的なのか自然的なのか、原因を自分で考えながら読みすすめてください。 あれこれ考えても無駄にはなりません。原因を見れば「なるほど!」とすっきりするでしょう。 そしてすっきりしたあとには、さらなる恐怖が待っています。 【以下、ネタバレ注意】 初めはオカルトかと思って読んでいました。次に宗教的だとか自己暗示だとか、そういった精神的なものかと思いました。 それがまさかの寄生虫。 でも納得です。食事から寄生されるのも確かですし、寄生虫が出すホルモン等が寄生主に影響を与えることもあるみたいですし。(小説ではもっと直接的ですけど) そして寄生虫だとわかった後の展開も見事。 原因を探る前半と、原因がわかってからの人間が織り成す後半と。 どちらも別種の恐怖があり、どちらも同様に素晴らしかった。 さすが貴志先生。 第四段階がなければ共生も可能だと思ったんですが、最後の飛び降りでどうしても人間との共生はできないな、と納得。 こういう「いないけどいてもおかしくない生物」というのはあれこれ考えられて楽しいですよね。 もう一度記憶消して最初から読みたい作品です(笑) | ||||
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気色悪い生き物の動画をYouTubeで探しまわるのが好きなので、「どうだ、エグいだろう?」って感じで書かれている場面も何ってことなかった。でも、虫が嫌いな女性はトラウマになるだろうな。ホラーというよりサスペンス風のSFです。風変わりな論理性はSFのシオドア・スタージョンっぽい。説明的な文章が多いので、勢いつけて一気に読んでしまわないとちょっとシンドイかも。黒い家みたいなスピード感はなかったけど面白かったです。 | ||||
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「黒い家」「悪の教典」を軽く超越したグロホラー作品。 どちらかというとクローネンバーグ初期作品に近い。 もし映像化するとしたら「あの浴場」に言及せざるをえず、 そして「最終形態」を見せなきゃならない。<それダメ! まず間違いなくいろんな意味で話題になり、同時に ある種の風評被害も容易に想像され、関連業界にも 多大な影響が及ぶと思う。もちろん悪い意味で。 今はともかく初版本のカバーと中身のギャップがすごすぎ。 嫌悪、恐怖、苦痛等マイナス思考を強制的に快楽に置き換えられる・・これぞ地獄だ。 そりゃ精神もおかしくなろうというもの。 「天使の囀り」は、無限地獄へのいざない・・ | ||||
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無性に怖い小説が読みたくなり、検索した結果出てきたのがこの本でした。評判に違わず気持ち悪く怖かったのですが、生物の生存戦略と神話や伝承を巧みに結び付けた著者のアイデアに脱帽しました。面白くて一気に読みました。ただ、終盤の身体の変容はやり過ぎな気がします。 | ||||
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若い友人に進められて購入したのですが、貴志さんの本は10年前に「黒い家」を読んで以来でした。 「黒い家」は、現実にありそうな話だったので、面白く(怖く)読めたのですが、 今回の「天使の囀り」は、一回読んだだけだと、途中で「あれ?」となり、冒頭の主人公の恋人のメールから読み直してみたり、 また、「脅威の虫」の事を、古い民族の言い伝えも再度読み直し、医学の知識のない時代の、先住民族の言い伝えも、本質を表しているのだ、 と感心したり、とにかく読み終わって感じたことは、現代のウィルスの脅威に通じるものがあり、「黒い家」と同様に、 貴志さんの書くお話は、とにかく現実にありそうなことで、やっぱり、怖い!とつくづく思いました。とても面白かったです。 怖い・・・ という事を通り越して、何度も読んでしまいました。ほかのレビューの方も書かれていますが、 私も、感じたことですが、やはり主人公の精神科医よりも、途中で出てくる男の子の方が、 かわいそうで、感情移入してしまいました。 やるせない、社会事件のことも、よくここまで調べて、書かれたものです。とても良かったと思います。 ・・・ あと、今、貴志さんが連載されている物語の、文庫化がとても楽しみです! | ||||
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10年位前、高校生の時、生きることに無意味さを感じていて、むなしかった春休みに読みました。 子供心に生物学者になりたいと思っていて、生物を研究することで生き物の生きる意味を模索したいと思っていました。 作者は利己的な遺伝子、という生物学者の本などからも影響を受けておられ この作品は、生物は所詮遺伝子に操られているのだ、というメッセージ性を含んでいます。 当時の私はそのことがとても受け入れたくない事実でした。 ものすごく不気味な描写、世界観が、所詮生物なんて・・・という哲学のもと 書き上げられています。 読後はひどい精神状態になってしまいました。ほんとに鬱病になりました。 本棚に近づくのも怖くなってしまい、売りました。 5年後くらいに、あのときの恐怖は思春期だったからなのかな、、と思って本屋さんでちょっとまた見てみたのですが すごい鳥肌がたってしまって・・・ 麻薬の禁断症状とか、悪霊に取りつかれると言う人たちの感覚ってこんなかんじなのかな、 という体験をしました。完全にトラウマです。 だけどこの作品の引力、怖い半面の面白さはすさまじいと思います。 情報量もすごいし、勉強にもなります。 評判の良い黒い家も読みたいのですが、もっと怖いのかと思うとなかなか読めず、10年もたってしまいました。 | ||||
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自分で読む為だったので汚れててもいいかなと思っていましたが、安かった上にめっちゃ状態も良かったです!最高です! | ||||
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タイトル通りです‼ 何回でも楽しめてしまうw えぐい部分のレビューは出尽くしてますが~ヤバイですw エロゲーのくだりが個人的にはツボでしたw 自分も何作かそういうゲームをやっているのでニヤリとしてしまいました、よく調べてらっしゃいますなw | ||||
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どなたか、これ以上のホラー小説があったら教えてください。 当分巡り会えないんじゃないかと、ある意味喪失感が凄いです。 表現力に乏しく、この小説の面白さを上手く語れないのですが、貴志さんはどんな思考回路でこのような物語を組み立て、文章化したんでしょうね。 私が一番怖いと思ったのは、蜘蛛や、セミナーではなく、154ページの死に対する表現の場面です。 ネタバレするのでこれ以上は控えますが…。 繰り返して読むほどに怖く、自分もその考えに引きずり込まれそう。 | ||||
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この人の本は本当にページをめくる手が止まらなくなる。 この本も例外でなく、一気に読めると思います。 | ||||
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おもしろいです 最初っからおもしろいです ずっとおもしろいです よって星5です | ||||
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貴志さんは、いろいろなジャンルに長けた人だと思いました。「黒い家」=サイコパス&生命保険。 「13番目の人格」=解離性同一性障害&生霊 (肉体は滅んでも、由あってたぶん死んではいないので)。 そして、この「天使の囀り」はコンプレックス&タナトス願望&目黒の博物館、またはフジタ博士。 お肉を半生で食べるのは、いけないなぁ、たとえ課せられてもやっぱり、断るべきですよ。 実際、宿主の脳をコントロールする「連中」がいるのは有名ですよね。終宿主にたどりつくために、 操るんです。(それにしても、この物語の終宿主の最期がものすごい。) でも、実際、こんなふうにしちゃう「連中」がいるんですよね。そのテの生物の本か、ある種の病気の本を読むと 実例があります。 生理的にゾゾゾーッ、でも妙に読みかえしたくなる本です。 人間の原始的な恐怖をそそってくれます。 アニマル・プラネットのあのシリーズをお好きな方にはお奨めです。「私を蝕まれたら」たまりませんっ。 ウィルスや細菌よりイヤなのは、目に見えるサイズと、あの形状・・・っ。ゾゾゾーッ | ||||
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