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黒い家



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【この小説が収録されている参考書籍】
黒い家
黒い家 (角川ホラー文庫)

黒い家の評価: 3.99/5点 レビュー 461件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.99pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全57件 41~57 3/3ページ
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No.17:
(3pt)

初めて、購入です。

本当に便利な世の中になりました、分厚い本を持たないで、何冊も保有する、便利です。まだ本は読みきっていませんが、これからも利用させていただきます、またデジタルを増やしていってください。
黒い家 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:黒い家 (角川ホラー文庫)より
4041979021
No.16:
(3pt)

怖いです!!

怖いもの見たさで買ってしまいました。
サイコホラーは好きですが
本当に怖かったです。
ストーリーが予想外の展開で、
引き込まれて一気に読みました。
ただ、ちょっと理屈っぽい部分があったので
☆三つです。
理屈っぽいところは飛ばして読んでも
ストーリーは十分理解できますよ♪
黒い家 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:黒い家 (角川ホラー文庫)より
4041979021
No.15:
(3pt)

他者の理解不能感がよく出てると思います

心理学関係の記述が主人公の知人とのやり取りを通して
随所に出てきます。主人公自身も幼い頃のトラウマを抱えている。
それゆえにか、「他人の心のわかりがたさ」で作品全体のトーンが
形作られています。それは主人公と犯人だけでなく、登場人物
すべてがだれも根幹では理解しあっていない/しあえないのでは
ないか、という通奏低音として流れているように感じます。

主人公とヒロインの間にさえ、その微妙な膜のような不透明感を
最後までひきづっています。ちょっと後半の犯人の「怪物的」な
描き方はあまりにオーバですけど・・・
うさぎなんかの小動物の目でも、じっとみていると時々死んだ魚
みたいな目にみえるときがあって、何考えているのか底なしで
わからなくて、そういう「不可解さ」に軽い恐怖を覚えるときが
あります。

恐怖が血糊や凶行といった目に見えるもののほかに、
底なしの理解不能感といったまさに目にみえないものにも
強く誘発されるということにこだわった作品だと思います。
黒い家 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:黒い家 (角川ホラー文庫)より
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No.14:
(3pt)

2回読んだ感想

一度は10年以上前に読み、電車の中で一気読みした記憶がありました。
すごく怖いという印象はなかったのですが、最近「最も怖い小説」としてあがっているのを
よく見るので、再読してみようという気になり読んでみました。

やはり確かに面白いとは思いますし、最後まで一気に読ませる力のある小説だとは思います。
ただ世間で怖い怖いといわれているほど怖くはないです。
この10年で自分の感覚が麻痺してしまっただけかも知れませんが、
少々ミステリーやホラーになれた人であれば、
本書を読んで眠れなくなるとか、そのような感想は特に持たないでしょう。

保険に関するディテールは詳しすぎるきらいもあり、関係のない部分はもう少し減らしてもよいように思いますが、
まあリアリティを出すという意味では効果はあります。
一方昆虫の話はいりますかね?イマイチ趣旨が掴めないところではありました。
あと心理学の話もちょっと無駄に感じました。

また主人公の判断に突っ込みを入れたくなるところが結構あります。
そのようなポイントが多ければ多いほど感情移入できなくなりますので、この点は結構マイナスです。

ヒロインの言葉を介した主張、それを受けた主人公の考察が作者の主張なのかわかりませんが、少々青臭すぎます。
この青臭い主張は必要だったでしょうか?かえって作品を薄っぺらいものとしているような印象です。

総合的には、ざーっと暇な時間に流し読みをするには○、じっくりと作品を味わう、あるいは怖さを体感する、という向きには△、といったところで、まあ☆3つがだとうかなと思います。
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No.13:
(3pt)

読みにくい

読みにくいと思った。
ひたひたと確実に距離を詰めて奴が包丁を持って来る。
その表現感覚は良い。
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No.12:
(3pt)

生保の情報が面白い

さすが元生保の社員というだけあって、職場風景が実に面白みがあった。
 サスペンスとしては王道。
 ホラーとしては、もうひと押しが欲しかった。
 文章や構成も精緻に組み立てられ、とても読みやすい。

 ただ、斬新か? と問われれば、そうでもなかったのが残念。
 犯罪史を少し調べれば、類型の事件は多々あって、それらのノンフィクションを超えるものはなかった。事実は小説より奇なり、という感が否めない。もう少し、挑戦的にエンターテイメント要素を足してもよかったと思う。

 あと、これは個人的に気に入らなかった部分だが、サイコパスについての救済がなされていなかった。
 この物語では、サイコパスが先天的かつ絶対的な犯罪者として描かれているが、実際はそうでもない。異常者の犯罪を犯す確率はとても低く、正常者のほうが圧倒的に高い。
 主人公の彼女がその点に触れてはいるが、とても救済と呼べるレベルではなかった。
 サイコパスへの偏見が広まりそうで、個人的にはそこが怖かった。
 後に作者は「悪の教典」で再度サイコパスについて触れているが、これは作者なりにサイコパスへの救済をしたかったのでは? と深読みをしてしまった。


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No.11:
(3pt)

こういうのダメ

評価が高いので面白い本だ!
と期待して読んだのがそもそも間違いでした。怖い話だったのですね・・・。

旦那さんの行動が理解できない。理解できない人たちを書いてるのは
分かったけど、この旦那さんの奴隷っぷり、ありえないでしょ。
次に突然、堂々と人を殺し始める犯人の心理も理解できない。

登場人物の過去などが最後にピタっと解決するかのように書いてるけど
無理があるし。

怖いというより嫌悪感が残った本だった。怖い本なら「殺戮にいたる病」が良かった。
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No.10:
(3pt)

怖くない

★3、5怖いのは表紙の絵だけで、内容はたいして怖くない。テーマが一貫してないというか伝わりにくい。生保業界のことを書いてるのはよかった。
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No.9:
(3pt)

前評判につられ読みましたが・・・

保険金を巡って、保険会社と受取人が日々バトルしている様子は面白い。また、少年の自殺を見つける経緯も引き込ませる。しかし、肝心のミステリーやホラーの部分は、早々と犯人はなんとなく解ってしまうし、ドンデン返しがあるわけでもなく、心理学用語の勉強にはなったが、背筋がゾクゾク寒くなることもなかった。
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No.8:
(3pt)

ミステリーではなくホラー

古い犯罪心理学の用語を脱し、日本で初めて「サイコパス」という人格障害を紹介した小説だろうと思う。最近、初めて作者の近作「悪の教典」を読み、本書は2作目となった。トリックらしいトリックはなく、物語の初期から「中心人物」の当たりはつく。作者が強引に注目人物を強調した描写をすればするほど、それは確信に変わっていく。したがって、ミステリー作品には当らない。それでは、「サイコパス」をどのように動かしていくのか、という興味で読み進めていく。パターンとしては、「悪の教典」と同様の「閉鎖空間における襲撃の恐怖」ということにつきる。エイリアンの怖さだ。一件落着の後のもう一段のクライマックスを含めて。しかし、実はこの第2のピークは、「サイコパス」にはありえないのだ。なぜなら、なんら得るものもなく、かつ今後の自己の欲望の妨げにもならないからだ。「サイコパス」は、あっさりと対象の興味をなくす。麻原彰晃が「敵」とみなした人物の襲撃命令を1、2回の失敗でやめてしまったように。作者は生命保険会社に勤務していた期間があることは、本の作者紹介に載っているが、この小説のモデルはどこなのだろうと途中までいろいろ考えた。もちろん、複数の会社を取り混ぜて「架空」とする手が加えられていることは予想できたが、通常、「支社で保険金査定」を行うことはない。まして入社4〜5年の現場経験のない者が行うことは考えられない。全て本社マターである。全国を転勤してくる支社の人々がみな関西弁ということから、関西系の生保かと思ったが、本社は東京ということになっている。また、保険金額も少なめだ。発表当時、元号を名称にしていた生保は2社。しかし、これも相当ではない。発表当時あるいは作者が勤務していたと思われる80年代後半、契約内容照会の契約者・被保険者・保険金受取人がまだカタカナだった会社は?ここでwikiを検索して、ようやく解答を得た。半分くらい読んだところに、第三社として「丸の内のM生命、GHQで有名なD生命」という記述が見られる。たぶんクレームでもついたからあえて書いたのだろう。
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No.7:
(3pt)

一度読んだら充分

レビューの評価が高かったので読んでみました。確かに怖い。怖いけど退屈。序盤〜中盤はダラダラとあまり必要のないような内容も。首吊り死体の第一発見者になるあたりは少々引き込まれましたが、その後また退屈に。終盤犯人に気がついた所からぐっと面白くなって、ゾクゾクと恐怖心も沸きましたが、あっという間にラストでした。自閉症に関して間違った使われ方をしているのも残念。期待しすぎたのかなぁ。怖かったけど一度読んだら充分です。クリムゾンの迷宮は何度も読み返してるんですけどねぇ…またあんな本が読みたいです。
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No.6:
(3pt)

一気に読める

非常におもしろい。一気に読める。殺人鬼がゲーム的で薄っぺらいが、一気に読ませるストーリーテリングはすごい。日本の暗い未来も予感させるところもすごい。
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No.5:
(3pt)

案外大丈夫ですよ。

確かに怖かったです。
でも、すごいすごいと、レビューにあったので
かなりビビって読んでいたのですが、
そんな防御壁をはっていたせいか、
思っていた程の衝撃はなかったです。
あと、どうでもいい事なのかもしれないですが、
主人公の体重が70キロオーバーとは、、
もっと華奢なイメージをしていました。
そんな体重あったら結構な強そう具合でしょ。
黒い家 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:黒い家 (角川ホラー文庫)より
4041979021
No.4:
(3pt)

人の持つ怖さ・・・

死亡保険金の査定を担当する若槻は、呼ばれた家で少年の首吊り死体を発見する。少年には保険が掛けられており、父親は毎日のように会社にやってきては保険金を請求する。若槻は父親の態度に不審を抱き、今回の出来事を詳しく調査しようとするが・・・。 何気なく普通に生活し、いつもの通り仕事をしているつもりでも、本人が気づかぬうちに誰かから怨まれている場合がある。自分を怨んでいるのが常軌を逸した人間であれば、こんなに怖ろしいことはない。若槻に迫り来るのはまさにそんな恐怖だ。いつどこから相手が襲ってくるのか?読んでいる私までもが怖くなる。日頃から一番怖いのは幽霊ではなく人間だと思っているが、まさにその人間の持つ怖さを、まざまざと見せつけられた作品だった。
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No.3:
(3pt)

貴志さんなら他の作品のほうが・・・

はっきりいって怖いです現実にありそうだから世の中こんな思考の持ち主が居ると思うだけでコワイ
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No.2:
(3pt)

犯人の設定が中途半端

この作品は日本ホラー小説大賞の大賞受賞作であるが、私は同じ貴志祐介作品でも、佳作だった『十三番目の人格(ペルソナ)-ISOLA』の方が、設定や構成力を含め、総合的に優れていると思う。『黒い家』における保険業界内部の実情や、スリリングな展開のサスペンスタッチの描写は良い。しかし、犯人の設定が中途半端である点が、一番の不満である。保険金がらみの事件なので、知能犯なのかと思ったのだが、そうではない。かと言って、サイコな殺人犯とも言い切れないだろう。犯人自体がもっと芯を持っていなければ、この手の作品の魅力は薄れると思う。ホラーという分野に捕らわれず、単純なサスペンスとした方が良かったのではと思える作品である。
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No.1:
(3pt)

現代の恐怖小説

この「黒い家」は一時期、巷の事件でも問題になっていた「保険金殺人」が、テーマとなっています。この本を書いた作者の貴志祐介は自身が以前保健会社に勤務していたというだけあって、保健業界の事などもかなり詳しく書かれています。ある一家の死亡保険金受け取りに関わることになった主人公がとんでもない事件にいつのまにか巻きこまれていってしまう、などという、とんでもないストーリーも作家の経験のせいか、すごくリアルに描かれていて、読んでいてハラハラドキドキさせられてしまいます。久々に読み応えのある本を読んだという気分になりました。欲を言えば、作者の書き方(?)がちょっとくどいな、と思うところもありますが、すごく面白い新しいタイプのホラー小説だと思います。
黒い家 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:黒い家 (角川ホラー文庫)より
4041979021

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