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黒い家
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黒い家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全57件 21~40 2/3ページ
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いろいろ理解に苦しむが一番は主人公の鈍臭さ。 B級ホラーであえて死亡フラグを選択するやつと同じ。マンションだかの攻防でなんでエレベーターに乗る?(笑)逃げまくればオバハン疲れて足腰立たなくなるわ。自宅でわざわざ納戸に隠れるのも意味不明。自宅に何かしら武器になるものはあるだろ?なんで丸腰で隠れた?そもそも大前提としてナイフ持ってようが大の大人に敵うわけがない。もと暴力団もあっさり殺されるし… 描写はよかったのですが、いろいろ無理がありすぎて感情移入できませんでした。 | ||||
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犯人が読者にも最初からある程度分かっていて、後半は確信しながら読み進むも、謎解きがこの本の要素ではなく、犯人が主人公を執拗に追いかけていく描写が空恐ろしいので、十分に楽しめた。特に犯人の「心のなさ」には寒気を催すほどのものがある。 しかし、最後に主人公がビル内で追い詰められたとき、非常階段のカギを開ければ非常ベルが鳴り、警備会社にも通報されるので、何も考えずに非常階段を開ければそれで済んだことだと思うのだが...また、主人公の恋人の両親への反発が何か唐突な感じがして、今一つ共感を得にくかった。そういう点を差し引いて★3つで。 余談になるが、この本が出版されたのは20年くらい前のことで、今ほど携帯電話が普及していなかったからこそ成立するストーリーなのかもしれない。今なら携帯を使えば簡単に難を逃れられてしまう可能性も高いので、ホラー物も作りにくい時代になったのかもしれない。 | ||||
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友達から、「とにかく怖い」ということで勧められたので購入しました。読み終わった率直な感想は「全然怖くない」でした。そもそも私が恐怖心に対して鈍感なのかもしれません。怖くなかった理由として、「先の展開が読めてしまう」「ただのサイコパス」があります。面白さや怖さや驚きというものは「予想外」であるから感じられるものだと思います。この本にはそれを見つけることができませんでした。また、サイコパスのような、平気で人を殺せる人間は怖いよね、くらいの印象しか受け取れませんでした。もっと未知なる恐怖や意外性を求めていた私には合いませんでした。サイコパスを怖いと感じる人には合うかと思います。 | ||||
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サイコパスもののサスペンス、ホラー系の本を探していてネット上でこちらの本を推され購入。 貴志作品は、『青の炎』『クリムゾンの迷宮』他何冊か読んでおり、自分にとっては当たりはずれの大きい作者さんという印象。 あたりのときはとことん面白い! 『新世界より』『青の炎』なんかはかなりはまって、2度、3度繰り返しよみかえしました。 さて、『黒い家』ですが 結論から言うと私には合わなかった・・・ 何がダメと言って、主人公がちょっと阿呆すぎる。 もちろん、メタ視点でみている読者と作中に登場する主人公を同列に語るのはタブーですが、 作者さんがこれでもか!というくらいヒントをだしているのに序盤では犯人に全く気付かない。 自らの手痛いミスをきっかけに犯人に気づいた後も、ことごとく後手となりまくり勝手にピンチに陥っていく。 この主人公はどMなんだろうか・・・? しっかりとヒントを受け取っている読者から見ると、この主人公はちょっとしたピエロのように哀れにみえる。 主人公サイドへの感情移入ができなかった。 そういうこともあり、正直、例の家での決戦を迎える場面あたりからは犯人側を応援。 うまく、主人公をヤ〇よ!と。 貴志作品だし、万一の犯人側勝利もありうるかと期待して・・・ ただ、そっちサイドからみると今度は犯人の詰めの甘さと作戦の幼稚さにイライラとしてしまう。 両サイドともあれなんで、読んでいても結局「全く怖くないなぁ~」という印象。 ゾクゾクするような怖い本を求めていたのに、そこが一番残念だった。 その他、個人的に気になったのがちょっとした設定。 ・黒い家の近所に住んでいて逃げて行った人は結局殺されたのか逃げたのか? ・黒い家の防音設備はどうなっているのか? ・殺された例の人はどうやって川原まで運ばれたの? ・こわもて〇〇さん、百戦錬磨のベテランなのにどうして逃げ切れなかったのか? ※〇〇さん、ヤラれフラグ立てすぎですが非常に良キャラでした ・いくら凶器をもっているといっても40~50代の小柄な女性が強すぎだろう ・作中京都府警他登場する警察機構ダメすぎ などなど。 ちょっとしたことが気になるというのもこの作品を読んでいての印象。 もちろん、フィクションだし粗さがしみたいなマネは本来よくないかもしれないが気にはなった。 一方、そこは「さすが貴志さん!」と思ったのは、読みやすさとテンポの良い展開。 非常に読みやすい作品であるからこそ、★3つにしました。 貴志作品は良書が多いのでその中では自分とは合わなかっただけで、 この作品の人気が一般に高い人気を誇るのも十分理解できます。 読みやすいという点からも、一読して損はない書籍かもしれません。 あとは、この作品を読んで「生命保険詐欺」絡みのミステリーとかノンフィクションなんかも読んでみたくなりました。 | ||||
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保険の知識や過去実際あった事件や判例など面白かったが、お話としてはB級ホラーな感じ。 | ||||
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作者は日本という国自体が「黒い家」なんだ!と現在の拝金主義に警笛を鳴らしているのだと思う。それはなるほど、と思うが純粋にホラー小説としても楽しめます。三善が殺られたのは少し驚きでした。たかがあんなオバサンにー? | ||||
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暑いので、寒さを求めて読みました。保険の事良く知ってるな~と感心してたら、やっぱり元保険会社勤務の作者さんで納得。犯人は途中で解ったので、色々ツッコミながら読みました。おばちゃん強過ぎ。普段どんなトレーニングを積んでるの?主人公の彼女ウザすぎ。繊細って言うか正義の押し売りみたいで本当にウザい。お家臭過ぎ。恐いと言うか臭い。イライラして寒くならなかったけど、昆虫関係と心理学関係の記述は面白かった。ホラーと言うか、社会派サイコミステリーかな?おばちゃんはギャグ。 | ||||
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保険会社の査定業務の担当者が、連続殺人事件の犯人に追い詰められていくというストーリー。 物語の最終局面では、どきどき・ハラハラして楽しめた。 ただ、主人公の行動プロセス(思い込み)に無理があり、強引なストーリー展開が感じられたところが残念だった。 | ||||
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初めに訪れた時の黒い家‥‥まあそれはそれは鳥肌がだった。末恐ろしい家の中、息子の首吊り遺体、幼少期の恐怖体験からつながる今の現状との強いつながり。 一番怖かったのはこの辺だけかな。戦慄走る見事な描写だった。トイレに行くのが怖くなった。 あと、妻よりも夫の方が恐ろしく描写されていた気がする。空洞のような心にあるのは妻に対する忠誠心だけ。ぽっかり穴が空いたような小さな黒目。 ここには、人間味としての恐ろしさを感じた。妻のサイコパス性なんかより、ずっと悪寒を漂わせた。 ちょっと文句を言うとすれば、 妻が数多と主人公の周辺の人間を襲っていきましたが、尋常じゃないほどの俊敏さでとっ捕まえていたので、どんなやり方でやっているのだろうとワクワクしましたが、案外普通に襲ってただけなんですね。 あと、恵の思考にも共感できない。生まれつき心が病んでいる人なんていないなど言っておいて金石は心が病んでいたんだと片付ける。完全なる矛盾。 そして後先が想像つくことが多かったかなあ。想像が当たってもなお怖いと思えるシーンを望んでいたのだが‥。 でも面白かったからすいすいと読めた。異常性の恐怖は天使の囀りよりも劣って思えたが、やはり初めのシーンの神描写は太鼓判を押しておきたい。 good! | ||||
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ホラー小説の中ではよくおすすめとして挙がっているこの本をようやく読みました。 以下ネタバレを含みます。 「黒い家」というタイトルながら主人公がこの家を訪れるのは、主人から呼び出されたときと、恋人を救出しに行く終盤のみです。なので黒い家という印象がそれほど大きく読者の印象に植え付けられるほどではありません。ただ、主人公がこの家の小学生の息子の首吊り死体を見つけたときはゾッとしました。しかし、終盤の救出劇のときはなんとなく家の様相が予想できていたためそれほど怖くはなかったです。 ここで疑問が。この「黒い家」では以前から凄惨な殺人が行われていて死臭も漂っていたはずなんですが、主人公がこの家を訪れたときは家の異臭に辟易とし、首吊り死体を発見したあとも警察の鑑識等が出入りしたのに、特に警察はこの家に不信感をおぼえなかったのかという疑問が生じました。この部分だけでなくどんだけボンクラなんだ警察はと思いましたね。 主人公も、包丁ババアと敵対するときに有効な武器をもっと身につけておけよと思いました。特に最後のシーンで、ババアが主人公の勤めている保険会社に進入してくるのですが、主人公はそれに薄々と気が付きつつも、職場内に武器になるものを見つけようとしたが何もなかったというのが解せない。何かあるだろうと。ボールペンだって武器になるのではと。一応消火器を最後に利用はしましたけれど偶然に頼りすぎです。 それと、他のレビューにもありますが主人公の恋人が理想主義すぎて気色が悪いです。この人の思いを希望に繋げて物語の締めとしたかったのかもしれませんが、自身にも死の危険が訪れ、目の前に恐怖が繰り広げられたのに毅然としすぎ。物語中に「彼女は繊細」のような描写もあったのにところがどっこいな人物です。 | ||||
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話としては、とても怖いし面白かったです。 しかし、主役や恋人はどんな事があっても小さい傷ですみますが、三善や高倉などのサブキャラの殺され具合が半端無く、扱いの落差に引いてしまいました。 特に高倉嘉子は事件と全く関係が無いのに、主役を誘き出す餌として描かれエグい殺され方をしています。 なのに、主役は高倉の死には何の感情も同情も一切無く僕はこの主役に冷めてしまいました。 他に、主役の彼女が三善が殺されてる現場を犯人に見せつけられているのに、事件後全くショックを受けていなく、それどころか主役とイチャイチャして、セックスはしばらくお預けとかいう会話までする始末。 この小説を読んで一番感情が無くてサイコパスなのは、主役と彼女だと確信し、この二人が一番恐かったです。 最後に評価の高い小説ですが、 主役と彼女は襲われるけど無傷。サブキャラの殺され具合が半端ない。 など、展開としては、ホラーの定番中の定番です。 | ||||
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主人公の行動が不自然過ぎる。未成年なら未熟だからで納得はできるが、大人の行動としては納得できない。また、普通なら中年女がヤクザ相手に勝てる訳ないはずだが、そこのところの描写をあえて避けている。作者も説明がつかなかったのではないか? 故にストーリー展開に強引さを感じる。 ホラー描写は素晴らしいのに勿体無い。 | ||||
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面白いのは面白いんだけど…。 主人公の行動に共感できず苛々する。 正直、この主人公のせいで犠牲者がてんこ盛り。 そのくせ、自分の近しい人々は無事。過去のトラウマも克服しハッピーエンド…そんなのありか?と思ってしまいました。 あとは、犯人の心理なんかも描いてほしかったなぁと。 結局何でだったの??と疑問も残る。 細かな真相は闇の中ってことなんでしょうが、個人的にはすっきりしない。 | ||||
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主人公の言動・行動に感情移入できない。 クローズドサークルものでもそうなのだが、追い詰められた状況を起こすために しばしば登場人物たちが危険性の高い行動ばかりを敢えて選択しているかのように 見えてしまう描写が目につく。(単独行動するやつは死にたがり) 犯人の意図に気づくのが丁度犯人が襲ってくる直前だったりとか、 ミステリーやホラーにありがちな展開で、ドラマ性が求められているのだから演出として仕方ないとは 思いつつも、あらゆるところに散見される主人公の不用心さには苛立ちが止まりません。 殺人犯と疑っている人物に彼女からの手紙を開けて読まれていると気づいた時点で、 彼女が何らかの危険に巻き込まれる可能性を考えるべきでしょう。手紙には差出人の住所が 記載されているのだから。その後の主人公の淡白な行動からして、どうにも感情移入できません。 主人公が自ら死地へ飛び込むための高台をコツコツとクライマックスに向けて築いている。 そんな感じの印象を受けた小説です。 保険の話など、普段耳に入らない事柄がおもしろく文章も読みやすいのですが、応援したい 主人公かと言われると人によってはかなり微妙かもしれません。 | ||||
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おそらくみんなの評価を見て期待しすぎたのと、 「大竹しのぶ出演で映画化」と知った時点でネタバレしてたせいでしょう。 「犯人はこの人でしょ」と思った時点で、あらゆる伏線が「やっぱり」になってしまう。 終盤に、恋人が急に理屈っぽく熱く語りだしたので、何かあるのかと思ったら、 特に何もなく「鶏が先か卵が先か」「馬鹿って言うほうが馬鹿」的な感じでした。 とってつけたようなラストも「ん~」でしたかね。 | ||||
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前半、後半に分けられるとしたら、前半部分は申し分なく興味深く、そして背筋が凍る恐ろしさでした。 それで、期待し過ぎたのかもしれませんが、後半になって、謎が解けていくうちに、 だんだん、安っぽいホラー映画に思えてきてしまったんです。 映像が思い浮かぶというのも文章の力かもしれませんし、 そういう映画が好きな人なら、いいのかもしれませんが、 なんというか、ストーリーの魅力だけで最後までドキドキさせてもらいたかったというのが本音で、 そう思うと、ちょっと後半が何となく物足りなく思えて、 「ま、一度読めばいいかな」、みたいな・・・ もっと、何かを訴えてくれているようにも思えたんですけど、ね。 ま、一度読んでもいいのかな? | ||||
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ネタバレあるかも この作品を友達に借りて読んだところ、感想?解釈が食い違いました。 彼女も実は結構やばいよね? と思うのですが、友達はそんなこと思わなかった様子。 でも確かに物語の大半は主人公とおばさんがメインなので私の考え方がおかしいのか? 恋人が異常さを秘めてると思う。 会話に滲み出てるのに主人公は気づいてない。 そこが怖い。 これはホラーだからそういうオチだろうと思ったのだけど。 もし私の解釈が間違ってて作者が純粋に恋人をただの恋人として出したのなら、人物描写が雑だと思う。どっちだかわからないので星三つ。 読んでる間は大して面白くない。 | ||||
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主人公 弱すぎ 警察も捜査がずさん 初めからしっかり調べておけばすぐに解決しそうな話。 | ||||
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すごく怖いと聞いていたのでドキドキしながら読んだのですが 半分程終わった所で、これからだよな・・・? 3分の2ほど終わった所で、あれ・・・? 結局最後まで震え上がるほど怖い箇所というのはありませんでした。 手に汗握ったり夢中で読んだりっていうのはあったんですが。 怖いというよりグロいというほうが正解ですね。 気持ち悪い怖さなので求めるものが違う人はよく考えたほうがいいかと。 あと余談ですが、作中の中年女が完全に角田美代子の顔で脳内再生されました。 あの事件も同じくらい残酷なことをしてますものね。 ああいう人間が小説の中だけでなく実在することに一番ゾッとします。 | ||||
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値段が相応なので問題なしです。 文庫本は持ち歩きが楽なのと、場所をとらないので文庫派です。 まだ読破してませんが、映画と内容が少し違いますね。 | ||||
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