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黒い家
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黒い家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全67件 61~67 4/4ページ
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以前、貴志さんのクリムゾンの迷宮を読みはまってしまい、更に貴志作品を読みたかったので怖いと有名なこの作品を手にとったのですが、個人的には不満だらけです。まず、全く先の展開に効いてこない情報を書きすぎです。貴志さん自身がかつて保険会社に勤めてらっしゃったからか、保険会社の業務やら保険の種類やら・・・無駄に詳しく書いてあります。 それと、他の方がおっしゃってるほど怖くありませんでした。確かに不気味に思わせる描写もあり、クライマックスなどはこちらの心拍数まであがってしまうような迫力のあるシーンでした。しかし残念なことに読者を怖がらせる手段として、ただ残虐なだけの描写が多く用いられているように感じられました。私には恐怖ではなく悪い後味のみが残る形となってしまいました。最後に、これは極めて個人的な意見なんですが、だんだん主人公の性格・言動が疎ましくなってきます。彼がでしゃばらなければ死なずに済んだ人もいるわけで・・・この主人公の彼女も初めは知的な女性という印象なのですが、最後にはただの阿呆になっています。相当酷い目にあったのにその後ケロリとしていて、いまひとつ彼女の心情が理解できません。好き嫌いは分かれる作品だと思いますが、一気に読破したくなるような、そんな作品でした。 | ||||
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この情報量と物語が長編でなく中編で凝縮されていたら、他の作家と違った色が出せて良かったろうに思います。 しかも内容も既に現実に起こってもおかしくない(起こったら嫌ですけど)、そういう時代に日本もあっという間になってしまったなぁと思います。 となりますと平成21年の秋に読んだ感想としましては、あの人も蘇る訳でもないのでホラーと言う程の超常感は無く、犯罪小説の引き出しへと入っていってしまったのでした。 | ||||
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肩透かしをくらったようだった。 他の人も書いているが、人物描写が稚拙。 「黒い家」で、あんなひどい目にあったのにも かかわらず、またのこのこ出かけていくか? すぐに真犯人が判明して文章も中だるみし、 終盤はワクワクが全然なかった。 仇を討ちに行くのにひっぱりすぎではないだろうか? ほぼ手ぶらで行くのもどうかと思う。 警察がよく話を聞かなかった時点で、もみ消し 疑惑もわいてこなかったのだろうか? | ||||
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言葉を知らない作者の事を哀れに感じた。作品も凡庸。 | ||||
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これほど読むのが苦痛に感じた物語も、そうそうない。ストーリー自体は悪くないと思う。話の流れも違和感はない。ただ、何といっても途中が長すぎる!気を持たせすぎというか‥。最後の最後、犯人との対決のシーンは正に手に汗握る臨場感溢れる描写で、見事だった。まるでサスペンスドラマを見ているかのごとく。だから余計に、中途のウダウダが惜しいという気がする。この話は、あそこまで引っ張らなくとも充分怖く仕上げられたのではなかろうか?人物描写に関しては、はっきり言って残念ながらあまり上手くない。殊に女性陣に魅力が感じられない。大学の心理学の 先生はもっとキャラが立っていてもいいし、主人公の彼女も頻繁に出てくる割には印象が薄い。しかも後半、あれだけの目に会いながらケロリとしているなど、尋常ではなさ過ぎて理解出来ない。またこの作者は登場人物の口を借りて自らの思念を披露したものかどうか分からないが、その考え方に私はあまり賛成出来なかった。犯罪を犯す人間はまるでミュータント扱いだ。しかもエイリアンのように普通の人間に混ざって生活しているから気を付けろ、みたいな‥。主人公の彼女の両親がどうだとかいう長々とした説明も何の意味があるか分からないし、大学の助手をゲイとするに至っては、全く必要性が感じられない。作者は同性愛者に対して不快感を持っているのか、と勘ぐりたくなる。かなり好評を博している作品のようだが、私は読後に何となく不快感が残った。好き嫌いがハッキリ分かれる作者なのかもしれない。 | ||||
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「リアル鬼ごっこ」の読後のような砂を噛むようなこの思い。 まず、文章が下手です。保険の知識で前半はカモフラージュされていますが。 人物像もステレオタイプ。いい人はいい人だし、殺人鬼は殺人鬼で最後まで。 作者自身が最もタイポロジーに侵されてる気が。 本当の怖さって、普通に見える人間に隠された狂気とか、だと思うけど。豹変するとか。 特に中盤からは、音を立てて崩れていくように、加速度的につまんなくなります。 つじつまはどんどん合わなくなるし、最後は本当に鬼ごっこしてるし。 こどもか、想像力のないおじさん、おばさん向け。 | ||||
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この小説は…かなり怖いですね。しかし、「リング」とか、非現実的な怖さではなく、かなりリアルな怖さだと思います。お化け、怨念…確かに怖いです。でもこの小説を読んで、一番怖いものが包丁を持った殺人鬼だと言うことを改めて実感しました。ラストの展開も、先を予感させるようで恐ろしい。この本はかなり怖いですが、読んでいてなかなか飽きが来ません。やめられなくなります。徹夜覚悟で一気に読破するのもいいかも。 | ||||
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