■スポンサードリンク
黒い家
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
黒い家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全67件 41~60 3/4ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
生命保険業界の描写がかなりいい。いろんな考えの人がいて、大半の人は真面目に普通に働いている。こういう業界で働くのも悪くないかと思えてきます。人物描写も真に迫ってきます。ただホラーとしてはひたすら導入部が長い。こういう日常系のホラーが好みじゃないのもあるでしょうが、100ページぐらいで力尽きてしまいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最近読みました。 名作だ、とか、怖いとか気になっていたので・・・。 でもそうでもなかった・・・。 貴志さんの作品は悪の教典に続き二作目ですが、サイコパスって不可解すぎて感情移入しづらい・・・。 それがサイコパスなんでしょうが・・・。 他の方も書かれてますが、作品主人公とか被害者への思い入れが少ない感じを受けます。 サイコパスを書きたかったのかな、と。 だったら悪の教典のようにサイコパスを主人公にしたほうがいいですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
だいたい貴志祐介の書く話ってぜんぜん説得力がないんだよね。 格闘技をかじったことすらないただのオバサンがなんで 一般男性比較しても屈強な元ヤクザとか元自衛官を 包丁一本で制圧できるの? その辺の設定はまったくなかったよね。 読者を舐めてるとしか思えない。 ていうか90年代はこんなのでも「スゲー!怖えー!」なんて 言ってもらえてたの? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
他の方も書いてましたが、『自閉症』の意味を間違って解釈しているのがとっっても気になりました。親類が自閉症なのでなおさら不快感さえ覚えました。電子書籍で読んでいるのですが修正してないのですね。。生命保険業界のことや犯罪心理学のことはとても興味深く読みました。ただ、細かい描写になるとちょっと解りにくい部分もあります。総じて面白かったですが、ちょっと雑かなぁという感想です。ダンブラウンの訳本も複雑な内容ですがここまで解りにくいと感じたことはないので気になりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
かなり高い評価を受けていたので期待をこめて読んでみたのですが、はっきり言ってこの作品はただの、よくあるB級ホラーものでしかないと思います。 周りで言われてるように、確かに怖いと言えば怖いです。本当に怖いのは幽霊などではなく人間なのだ、とでも言いたげな感じの怖さはストーリーから一応伝わってきます。 ただ、読んでいて気になる点が多く、話に集中できませんでした。正直、突っ込みどころが多すぎると思います。以下、気になった点について触れていきます。 (多少のネタバレを含みますので、気になる方はスルーお願いします。) ・警察が無能すぎる。まぁ、ホラーものではよくあるパターンだが、それを理由にするのは言い訳にしか過ぎないと思う。 ・犯人がただの一般人のくせに、強すぎる。その道のプロみたいな登場人物すらあっさり殺されたのには笑うしかなかった。これもホラーものの常ではあるが、結局前項と合わせてこの作品のB級っぽさを助長することになっていると思う。 ・主人公も無能極まりない。警察に通報するのも遅いし、対決の際に武器を忘れるし、何してんだこいつみたいに思えて、見ていて腹が立つ。 ・ヒロインの性格が若干うざい。しかも予想通り、犯人の甘えで助かっちゃうし。結局それかよ、と思ってがっかりした。 他にも色々ありますが、挙げるとキリがないのでやめときます。よく言えば王道ホラーものなので、多分こういうのが世の中には求められているのだと思うし、それを考えるとこの作品が好評なのも頷けなくはありません。ただ、日本最恐小説みたいなのを謳い文句にするのなら、もっと斬新な切り口というか、ありきたりでないものを見せてほしかったです。あまり期待を込めすぎるのも駄目だな、と思ったのが個人的な結論です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何故これがここまで人気なのか、理解に苦しむ。 恋人が主人公の部屋を見た時のセリフ「何だかアルカトラズ刑務所みたい」。 …刑務所みたい、で良くない? 一般女性がこんな単語使うか? 普通。 他にも随所に作者のウンチク語りというか、 「俺、色んなこと知ってるだろ? 凄いだろ?」っていう自意識が透けて見えて嫌になる。 年間100冊くらい本を読んでるが、ここまで読むのが苦痛な作品は久しぶりだった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
日本に帰国した際に評判のよいホラーを土産にしたくてこの本を買いました。日本語に飢えていたので、細かい保険の説明も心理学の挿入もなんとか読んで進みましたが、ひさしぶりに日本語を読んだせいなのか、人物の気持ちもはいってこないし、場面の緊迫感も感じない。 怖くないんです。でも彼女の飼い猫が殺られた後からは、吐き気がでて、これがそうなのか?とさらに読んでいきました。しかしどうしてもうーん、なんです。映画なら役者さんの演技や音でもっと楽しめるのでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
評価が高かったので読んでみました。 まず、ホラーではありません。 読んでいて主人公にもその恋人にも全く好感持てず、そして結末はご都合主義的で好みではありません。 保険会社って大変なんだなあとは思いましたが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
昔、大竹しのぶ主演で映画化もされているホラー小説。 霊や怪奇現象ではなく猟奇殺人がテーマなので、生々しくてグロテスクな描写があります。全体的な印象としては面白かったのですが、不満点も多々ありました。 まず主人公に好感を持てない。というか共感できなかった。ハッキリ言って鈍臭過ぎる。まあ、ホラーの主人公っていうのは、映画でも小説でも、そんなものなのかもしれませんが。 作品を書くために調べたと思われる過去の事例の記載がクドすぎる。毎晩見る悪夢の描写も必要性が感じられない。単なるサラリーマンであるはずの主人公の行動が不自然すぎる・・・など。 後半、菰田幸子が主人公のマンションに忍び込むとこから、黒い家での惨状が明らかになるあたりが山場でなかなかの緊張感だったが、その後、生命保険ビルでの死闘は、まるでスプラッタームービー(13金?スクリーム?笑)みたいでテンション下がってしまいました。しかも殺人鬼と言っても、ただの中年のオバハン。何をビビッとんね!余裕で返り討ちできるわ!と思ってしまったのは私だけでしょうか。 もしかしたら私が繊細さに欠け過ぎているのかもしれませんが、終始主人公の精神的、肉体的軟弱さにイライラしっぱなし。 「主人公に共感できるか」というのは小説を楽しめるか否かのポイントの一つですが、全く共感できなかったのが残念。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
他の方も書かれていますが不自然で納得いかない点が多々あります。 特に家に侵入された時は、勝手に入られた時点で激怒して幸子を締め上げてもいいのにご丁寧に部屋をめちゃくちゃにされるまで待ち帰るのを見送るというアホさ。何のために電話で中の様子を探ったんだろう。 最後の対決のシーンでも22時に会社で待ち合わせとか、中年女性一人に対してビビり過ぎなとことか不自然過ぎて逆に笑えました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
図書館で借りて読んだので、初版第1刷だったからかもしれませんが、何度も出てくる「自閉症」の使い方が間違っています。著者も編集者も気が付かなかったのかな?今発売されている分は、訂正されているのかな?それにしても、「自閉症」という言葉を間違って使ってしまっているのは、別の言葉を間違って使った時より、(例えば、『役不足』など)ひどいことですよ。 それから、(大きいとはいえ)包丁しかもってない中年女性に、若い男性が、そこまで恐怖を感じるでしょうか?警備員さんは、不意打ちをくらったのでしょうから、女性でも男性を倒せたでしょうけど。 携帯電話で「ヒント」をくれた女性、そんなに主人公に尽くして(?)どうするの…って思ってしまいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ホラー小説初めて読みました。 ホラーっていうから非科学的なものを想像したんだけど、 そうでなくともホラーっていうんですね。無知でした。 ホラー小説の定義を調べると、人を怖がらせる小説 みたいです。非科学的なものを欲している人には全くお勧めしません。 一気に読ませる小説ではありますが、それほど怖いとは感じませんでした。 人それぞれなんでしょうけど。 怖い怖い言う人が余りに多いので・・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作者の知識をひけらかしたいだけの本ってイメージです。難しい心理学を説明してますが、全体的に稚拙な文章。 同じ言い回しが鼻につきます。 一気読みというより、一気に読める単純さと言った方がしっくりきますね。稚拙美なんでしょうか? 周到なリサーチがスリリングな展開に結びつくジェフリーディーヴァーや東野圭吾などホラーよりミステリーが好きなので、物足りなかっただけでしょうか。 それでも犯人がはっきりしてる点で一緒の「白夜行」の方が怖い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この人の作品は初めてだったので評判が良い本作を選びました。 取っ掛かりはリアルな保険会社の内幕が読めて非常に面白かったのですが、菰田和也に保険金が降りたあたりから 理不尽さ全開の展開でわらけてきます。まぁ理不尽というか結末を見据えた作者のご都合主義と言った方が良いかもしれません。 自分がしっくりこなっかった点をいくつかあげて見ます。 ・何故若槻はようやく重徳の催促から開放されたにも関わらず、幸子に手紙を書いたのか? ・何故警察はここまで無能なのか? ・恵の猫が惨殺されたにも関わらず、若槻は自分の身の心配ばかりで、誘拐されるまで何もしていないのか? ・自分の家に入れ違いで侵入して来た幸子を何故すぐに警察につきださないのか? ・何故恵が幸子の家に監禁されていると思ったのか?そのまえに恵の家に行かないか? ・幸子の家に単独侵入する必要があったのか? ・何故わざわざ見つかったら確実に逃げ場のない納戸に隠れたのか?裏口、窓など普通はそっちを優先させない? ・そもそも中年女如きを何故恐れていたのか?(最後の会社での対決シーンでようやく本人が気付いた時には正直体が崩れ落ちそうになった)。 ・幸子強すぎ。というか殺人までの過程がきちんと描写されているのは、女性である恵だけ。元暴力団の三善が何故簡単に捕まったのか意味不明。家に呼んで不意打ちをしたような記述あるが、幸子に対して相当な用心をしていた三善がそんなやすやすと捕まりますか?しかも中年女性に。 ・若槻が常に冷静過ぎ。会社での対決シーンの冷静さはダイ・ハードのジョンマクレーン並。 ・若槻が包丁だけに中年女性を警戒し過ぎ。おいおい相手は自動小銃もってるわけじゃないぞ。 余りにもツッコミどころあり過ぎで最期は逆の意味で面白かったです。 作者は京都大出身という事ですが、小説家はあまり学歴無い方が良い見たいですね。伊坂幸太郎も同じ傾向だし。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
高評価の中、水をさすようで申し訳ないんですが はじめて読んでて辛い‥と思いました。 保険に関する描写があまりにも長々と続くので、 そういった話に興味のない自分などは、早々とギブアップしたくなるところを このあと、面白くなるっと、言い聞かせましたが、、 最後まで読みきったあとで、ふと思う、前半部分は蛇足では? 大して展開に関わってこないくせに、気合を入れて書かれている著者と 読者である自分が望むホラー展開までのズレが非常に気になりました。 この本、削ろうと思えば更に薄く出来たはずです。 どうにもこうにも、水増ししたかっただけにしか思えず 著者の意図が図りかねます。 それでも、ラスト付近はさすがに手も汗ばむ展開に、自分自身が追われるような錯覚を覚え、 布団の中でブルブルと震えるほど、納得の怖さでした。 いやあ、夜中に読むと背筋がゾクゾクしますね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
40代男性です。包丁もって襲ってくるおばさんに根本的に恐怖は感じません。子猫の首切ったり、グロイ描写が多いようですが、これはあまり好きではありません。 保険会社業務の説明が妙に長く鬱陶しかったのですが、これは作者が元保険マンだったからなんですね。 ページ数が半分位にダイエットしたら良かったのですが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
特に説得力、意外性共になく、ぞくぞくするような怖さもなく読み終えた。 兄のエピソードも、昆虫好きということで折々に挿入される虫系のエピソードも 今ひとつ効果なし。期待が大きすぎたかな。残念。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これが皆さんの言うように現代日本ホラーの代表だとしたら、私はもう今の日本の作品は読まない。 結末のクライマックスへ向かうクレッシェンドが弱い。 劇的な演出(包丁を持った人間が襲ってくる)からして致命的。 床下に積み重なる死体の描写も私には物足りない。 想像力に訴えかけてくる力がない。 ホラーを読み漁っている人間には到底満足できる作品では無い。 これだったらケッチャムでも読んどくわ… | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
皆さんが書かれてらっしゃるように途中が長過ぎます。 そこまで掘り下げて説明されなくても…と思う『保険』のアレコレや 『なんとか症候群』などの心理学的な症状・特徴などは 特に「なるほど〜」と思うこともほとんど無く、はっきり言って退屈です。 読み進めながら「ここは飛ばしても良いかな?」と確実に分かる箇所がありますので、 そう思ったところは飛ばして読んでも物語の流れや内容は十分に分かります。 さらに登場人物には全く魅力を感じられませんでした。 主人公とそのガールフレンドの『ド真面目な関係』は不自然にすら思えるほどで、 加えてこのカップルの会話は魅力に欠けることこの上ありません。 恋人同士の描写があまりにも古臭く、中途半端で気持ちが悪い。 肝心の『怖さ』については…… 「やっと怖くなって来た」と思ったら、もうラストでした…! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
評価が高いので期待して読んだらがっかり。 元保険会社勤務の作者による保険に関する実務知識披露は面白い。だが、中途半端に誤解を与える心理学出さないで欲しい。 これまで見事に正体を隠して振舞っていた「実は悪人」キャラが、悪人だと読者にバレた途端、悪さ全開の言動。「もう一段階裏があるってことか…。ひっかけにしちゃ、あからさまだろ…」と思ってたらそのままだった。アニメかよ。そのほかトホホなところが幾つも目についてしまう── ヒロインのキャラ造形に、「作者の理想論を代弁させる人物」としての資格無さ過ぎて、ただの極端で無知なエセヒューマニズムふりかざすおかしい人の様になってる。被害者・遺族が可哀想。 私達と違う思考回路を持ってたら「モンスター」扱いかよヒロイン。そういう人も認めてあげようよ。存在を認めずに、そういう人をそういう人だと(ヒロインと違って)見抜いておきながら惨殺された研究者やら被害者「を」頭がおかしい扱いするヒロインこそよっぽど酷いよ。なのに描かれ方は正反対。ヒロイン=物語の希望。ついていけない。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!