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安楽病棟



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【この小説が収録されている参考書籍】
安楽病棟
安楽病棟 (新潮文庫)
安楽病棟 (集英社文庫)

安楽病棟の評価: 4.06/5点 レビュー 32件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.06pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(2pt)

テーマがいいだけに、残念な作品。

※少しネタバレを含みます※

まず、皆さん書かれているように、ミステリーの要素は全くありません。最後までないと言ってもいいと思います。

テーマやスタイルは悪くないと思いますし、誰もが深く考えるべきトピックを扱っています。

しかし、構成が…(以下、ネタバレ)

各老人や看護婦が生き生きと描かれているのに、犯人が最後まで顔も見えず、どう言った人間なのかわからない。なぜこういう行動に走ったのか、犯人の人間性も描けば、より厚みのある作品になったと思う。

そして一番の問題は、特定の宗教の考えを否定するかのような表現が中盤に何度も出てきていること。これはちゃんと取材した上で書いているのか?死生観にまつわる話なのだから、嘘はいけない。誤解や偏見を招き、ミスリードを煽り、ある意味「作者の意見を、読者に感情的にならせることで、受け入れさせる」意図すら感じさせた。

稚拙な描写はしかなたいとしても、いい素材を下手に料理した感は拭えない。タイトルから落ちを想像させるのもよくない。
安楽病棟 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:安楽病棟 (集英社文庫)より
4087456234
No.6:
(2pt)

話の展開に乏しく読み進めるのを苦痛に感じる人も多いかも?

「ロスト・ケア」葉真中顕著を読んだのをキッカケに介護医療問題に興味を持ち書店店頭で見かけたこの本を購入。(初の帚木蓬生作品)

600ページとなかなかの分厚さの本作品、本を通して話の展開に非常に乏しく、実際に物語が展開を迎える(かなり唐突)のは500ページ目あたりから。

序盤から中盤まではとりとめのないエピソード(認知症患者達本人の主観、家族親戚達の介護事情)が各視点から代わる代わる描かれる。それぞれエピソードの関連性は薄く、症例集を読んでいるかのようで途中からページをめくるのが苦痛だった。

中後半からは認知病棟で勤務する看護婦視点へ切り替わり、主に病院での介護現場の日常を描く形で徐々に物語が進められていくものの、大部分は終盤の展開とは関連性が低いように思う。

作品終盤ではオランダの終末医療制度(安楽死)について触れられ、今現在の日本医療に対して問題提起をするなど本書のテーマに大きく近付くがあまりの急展開に若干置いてけぼりにされた感がある。

何度途中で読むのを諦めかけたことか、読み終えた今ホッとしている。
安楽病棟 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:安楽病棟 (新潮文庫)より
4101288135
No.5:
(1pt)

これほどおそまつな医療ミステリーはないよ

終末期医療の現状を描くミステリー、とあるけど「いつの時代の、色んな意味でご都合主義な施設だよ(苦笑)」と途中で読むのをやめました。きっと作者の頭の中の医療施設は、一昔前の野戦病院なのでしょうね。
安楽病棟 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:安楽病棟 (新潮文庫)より
4101288135
No.4:
(2pt)

対談では。

テレビの対談を見て読んで見たいとオおい購入したのですが、段々気味がわるくなり途中で断念しました。
安楽病棟 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:安楽病棟 (新潮文庫)より
4101288135
No.3:
(2pt)

帚木氏にしては 物足らない

帚木 蓬生氏の閉鎖病棟に感動し、何度も読みました。読むほどに味があります。

そういうご縁で紹介された、安楽病棟を読んでみたのですが、私にとっては、内容がもの足りません。
安楽病棟 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:安楽病棟 (新潮文庫)より
4101288135
No.2:
(2pt)

久々に投げ出した!

情報をある程度得てから、読み始めたが、「重い」。年老いた両親がいる分、身近に感じてみようというモチベーションがあったにも関わらず、中上健次の「枯木灘」以来に投げ出してしまった。またいつか紐解く日が来るのだろうか・・・
安楽病棟 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:安楽病棟 (新潮文庫)より
4101288135
No.1:
(2pt)

だれがだれだか・・・

物語の最初のほうで登場人物紹介し、メインの物語の中では苗字だけで呼ばれているので読んでるうちに誰が誰だかわからなくなりました。
(読み返せばいいのかもしれませんが)
そういう意味ではじっくり読むべき作品なのかもしれません。
私は一気に読んでいく派なので正直この本は合いませんでした。
あと、終始ですます調が個人的に読みづらく、最後がしりきれとんぼ的に思えるところもマイナスでした。
安楽病棟 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:安楽病棟 (新潮文庫)より
4101288135

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