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ゴッド・ブレイス物語



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【この小説が収録されている参考書籍】
ゴッド・ブレイス物語
ゴッド・ブレイス物語 (集英社文庫)

ゴッド・ブレイス物語の評価: 3.22/5点 レビュー 9件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.22pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

今のバンドはここまで乱れていない

解説の坂東齢人さんは「こんな作家と巡り合えた本読みは、本当に幸福である」と大絶賛しているが、この一冊に関しては、それほどのものではない。

主人公のボーカリスト・19歳の朝子はバンドのメンバーはじめ、周辺の多くの人物たちと関係を持っている。
花村さんが青春時代を過ごした70年代ならこういうのもあったのかもしれないけど、今の女性ボーカルのバンドの大部分はここまで乱れていない。もっと音楽とバンドを、メンバー間のつながりを大事にしていると思う。
メンバーが愛しいから、つながりを大切にしているからこそ関係を持つのだと言うなら、それは詭弁。狭義の愛とか貞操とか、そういった問題じゃなく、こんなことしたら紅一点のバンドは簡単に崩壊する。
この話が書かれた80年代後半でさえ、こういった「SEX, DRAG, ROCK&ROLL」はポーズで、実践はしていないバンドが多かったと思う。
バンドを取り巻く環境と登場人物たちがあまりにもヤクザすぎて、今の時代のバンド感ではピンとこない。

本筋とは関係ないが、関西人が大嫌いという朝子のセリフが、鑑定団の司会者を連想させ笑った。以下引用。
「こっちではどうか知らないけど、東京では夜中のトーク番組で、京都出身の漫才師の片割れが偉そうに人生論たれて、ゲストに喋らせないの。すごく嫌味です」。

表題作の他に一遍、ごく短い作品「タチカワベース・ドラッグスター」が収録されている。
今はなき立川基地を舞台にした短編で、最後のセリフがいい。
「タチカワベース、なくなるんだって」
「どうなるんだ? 基地の跡は」
「昭和を記念する公園になるんだって。昭和記念公園よ」
「記念するって、昭和なんか記念してどうするんだよ」
ゴッド・ブレイス物語 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:ゴッド・ブレイス物語 (集英社文庫)より
4087480771
No.1:
(1pt)

漫画のようなもの

渋谷ルシファーの前作
朝子の物語
こんな人とのかかわり方があるんだな
漫画劇画の変換小説
あまり書く事は思いつかない
Vシネマのストーリーとしてはいいのかな
ゴッド・ブレイス物語 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:ゴッド・ブレイス物語 (集英社文庫)より
4087480771

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