生首に聞いてみろ

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評判

生首に聞いてみろの評価:

3.20/5点 レビュー 82件。 D ランク

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平均点3.20pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全36件 21〜36 2/2ページ
No.16
(3pt)

ロス・マクに聞いてみろ

「生首に聞いてみろ」と言う扇情的な題名とは異なり、骨太な骨格を持つ地道な作品。しかし、題名から「生首」を用いた驚愕の大トリックを期待していた私には肩透かしの形となった。
亡くなった彫刻家が遺作として残した娘の彫像の首が切り取られた事を発端とする事件なのだが、物語の進行は殆ど普通小説のノリで、手堅いと言えば手堅いが、読者を惹き付ける魅惑的な謎もなければ、サスペンス性も感じられない。そして、事件の真相は彫刻家の常軌を逸した思惑(怨念)と周囲の嘘と誤解だけから成り立っており、犯人(=作者)のミステリ的アイデアが奈辺にあるのか理解できない。しかも、その真相が物語の進行と共に自然に割れるとあっては、読む方は何処に楽しみを見い出して良いのか分からない。R.マクドナルドを引用して、家族の悲劇性や「***」というトリックを暗示しているが、本作にそれ程の深みがあるとは思えない。
「ロス・マクに聞いてみろ」と言いたい、不完全燃焼の作品。
生首に聞いてみろ (角川文庫 の 6-2) Amazon書評・レビュー: 生首に聞いてみろ (角川文庫 の 6-2)より
4043803028
No.15
(3pt)

一気に読んでしまえるのですが…

■謎部分は充分練ってあって、引き込まれてぐんぐん謎解きまで行くのですが、その後がどうにも物足りなかったです。事件の事だと、あそこまで細かく経過とか状況とか心理を書けるのに、あぁいうざっくり切り取られたようなラストにするかが分からない(謎は解いたぞ、じゃ!って突き離された感じ?)。■登場人物に対するフォロー、というよりここまで一緒に事件を追ってきた読者に対する、謎の解明後のフォローは、必要だと思うのですが。■自分がミステリを読む時、謎解きでなくキャラクターで読むタイプなので余計にそれを求めてしまうのかも知れません。名探偵・法月綸太郎のファンではあるのだけど、何故かこの人の本を手元に置いておけない理由が分かった気がする1冊でした。
生首に聞いてみろ Amazon書評・レビュー: 生首に聞いてみろより
4048734741
No.14
(3pt)

ミステリとして上質だけど小説としては暗い

小説自体の物語性のおもしろさがもうひとつという印象で、本格ミステリファンならば喜ぶ作品なのでしょうが、一般受けはなかなかむずかしい作品なのでは?
もうちょっとエンターテイメント小説としての華やかさが欲しい、というところでしょうか。
生首に聞いてみろ Amazon書評・レビュー: 生首に聞いてみろより
4048734741
No.13
(3pt)

ミステリーとしてのレベルは高い

最後まで読んで「あぁ、そういう事だったのか」と巧妙に張られた伏線にうならされる。しかしながら、話の流れにメリハリがない。主人公の行動力が決して低いわけではないのだが、スピード感が感じられなかった。質の高さに感心はするが、ワクワクして読み進める作品ではない。
生首に聞いてみろ Amazon書評・レビュー: 生首に聞いてみろより
4048734741
No.12
(3pt)

警察に聞いてみろ!

何処が本格なのか?小説としては、大変面白かった。何しろ、一日で読了しましたからね。事件が起こるまでは、どんな事件が起こるのか興味津々でしたが…。猟奇的事件イコール新本格派なのか?むしろ、結局何も事件は起きなかった、と言う物語の方が、小説としては新鮮で良かったのでは、と思いますね。何せ、事件が起こるまでは読ませる作者やなあ、と思っていましたからね。この小説には、少なくとも三つ大きなミスがあるように思います。例え、これがパズルだとしてでもですよ。非論理的で根本を否定するようなミスだと思いますが、読まれた方はどう思いましたか?テーマが良かったので、星3っつです。
生首に聞いてみろ Amazon書評・レビュー: 生首に聞いてみろより
4048734741
No.11
(3pt)

盛り上がりに欠ける・・・

私も「2005このミステリーがすごい」で堂々1位に輝いた作品、ということで読み始めました。タイトルだけ見るとホラーっぽいけど、中味は正統派の推理小説。非常に理路整然として乱れがない。作者の頭のよさはすごく感じる。だけど、ぐいぐいとページをめくる推理小説の醍醐味は感じられなかった。中盤、長すぎ!もっと短くコンパクトにまとまればよかったのに。一番秀逸だったのはタイトルかもしれない。
生首に聞いてみろ Amazon書評・レビュー: 生首に聞いてみろより
4048734741
No.10
(3pt)

本格としてはヌルめ

評判に期待しすぎて若干肩透かしを食らいました。かなりのページ数を使って破綻なくまとめていますが、本格としてのサプライズがどこにあるのかわかりませんでした。ストーリーは悪くありませんが、サスペンス不足で盛り上がりに欠ける気も。考え抜いたプロットを丁寧に書き込んでおりますが、面白みには欠けますね。好みがはっきり分かれる作品と思います。
生首に聞いてみろ Amazon書評・レビュー: 生首に聞いてみろより
4048734741
No.9
(3pt)

期待した程でも…

さりげなくちりばめた伏線に彫刻に関する薀蓄で格調高いミステリーになっている。けど何故犯人が生首を送り付けなければならないのか?といった動機の点や容疑者の絞り込み方が今一歩で、違和感あり。ミステリーのためのミステリーになっちゃっているかなと。
生首に聞いてみろ Amazon書評・レビュー: 生首に聞いてみろより
4048734741
No.8
(3pt)

法月作品、初体験でした。

フクザツに入り組んだ人間関係と、散りばめられた複線が収束し、パズルが完成されていく様は確かに見事でした。けれども、どうにも釈然としない。登場人物たちの心理を、どうにも納得しきれなかったからです。
どのようなミステリーでも登場人物たちの行為は、その人物達の心理によって選択されます。それら選択の結果が積み重なることで事件が起こるわけですが。ただ、本作では、その選択に、どうにも納得がいかない部分多々あり、といった感を抱きました。実際、作中で謎が解かれるときでも、主人公の言葉は、私にとってひどく頼りないものでした。『だろう……』とか、『きっとそうだ』といった憶測の連続。たとえばたったひとつだけが偶然悪い方向に転がった、というような選択であれば、そこに悲しみを見出すこともあるだろうし、それは作品の味になるのでしょう。けれど、その積み重ねの数が、私には少しばかり多すぎる気がしてしまいました。簡単に言えば、なんでこの人物はあのときああいう行動をしなかったんだろう、という疑問が多すぎたのです。その点について、もっと主人公に説得されたかったです。さすればきっとこんな釈然とした気持ちもなしに楽しめただろうなあと、そんな気がします。
生首に聞いてみろ Amazon書評・レビュー: 生首に聞いてみろより
4048734741
No.7
(3pt)

本格ですね

法月さんの著書、初めて読みました。昔ながらの 事件→謎解き→犯人判明 という形式を取っていて、「最近はこういったミステリー読んでなかったな」と懐かしく感じました。まさにミステリーの古典的作品です。最近のミステリーって、どんでん返しが多いですが、この本に限ってはありません。本格ですから。トリックの内容など、前半で予想できてしまいますが、その謎解きを解き明かすまでの「過程を楽しむ」という読み方が良いかと思います。どんでん返しは期待できませんが、作品自体は格調高く、どんな方も「一読して損は無い」と思える作品です。
生首に聞いてみろ Amazon書評・レビュー: 生首に聞いてみろより
4048734741
No.6
(3pt)

本格ファンにはたまらないのだろうけど・・・・

 「このミス」2005版(といっても実際は2004)No.1と言うことで期待して読んだのですが、正直、複雑な読後感でした。 本格推理としては、各所にちりばめられた伏線やポイント。各人物の思惑が絡み、予測不能な行動をとる人たち。バラバラの断片がラストに向かって、パズル絵が完成するかのように最後のピースがはまったときは、「なるほど、さすが」とうならされたのですが、「このミス」の期待感が大きすぎたと言うことでしょうか、なんか物足りませんでした。 不満点はまず、とにかく地味。派手なドンデン返しもなく、台詞の面白さも特に感じられず、事件的にも中盤までほとんど動きがなく、なんとも凡庸。いい意味では、かの横溝正史さんのような、怪しげな世界観に近いのですが、やはり地味。本格推理ファンにはこの地味さがたまらなく良いのでしょうが、どうも一般的読者の私からしてみれば、残念ながら期待はずれでした。 昨年の歌野晶午さんの「葉桜・・」の終盤の一大トリックの印象が強かっただけに、へんな期待をしてしまったということでしょうか。 ただ、本格派の推理小説としてはとても魅力的なので、そこらへんを理解して読むと、なかなか重厚な世界が堪能できると思います。 どちらかというと推理小説ファン向けといったところでしょうか。
生首に聞いてみろ Amazon書評・レビュー: 生首に聞いてみろより
4048734741
No.5
(3pt)

これがまさに謎解き本格ミステリー....。

2005年版『このミステリーがすごい!』の堂々第1位の作品です。ミステリーの王道を行く謎解きがちりばめられた作品ですが、昨今の映画化される様な派手などんでん返しやスピード感あふれる作品ではありません。古典的な流れに沿った良質なまさに〝ミステリー〟ものと言えるでしょう。但し、私には少し退屈でした。特に序盤から中盤にかけては起伏が少なく、だらぁ~っと流れていく様な感じがしたせいか、最後まで加速がつくことなく読み通すのにもそれなりの時間がかかってしまった次第です。〝何故?〟に対して謎解きをしてくれる綸太郎の活躍に敬意を表して何とか★3つというところです。法月ミステリーファンの方、こんな評価ですがお許しを!
生首に聞いてみろ Amazon書評・レビュー: 生首に聞いてみろより
4048734741
No.4
(3pt)

ドライな文体にハマリ切れない

 作家名と同名の素人探偵「法月」の存在がユニーク。父が警視で、警察機構につかず離れず事件を追う展開に無理がありません。ただ、推理マニアのための謎解き小説という印象でした。変装やアリバイやすり替えのトリックは、いちいち綺麗に小細工が決まったという感じ。 犯罪の持つ、人間の悪意の底知れない恐ろしさが、ドライに描かれすぎていて、私には物足りなかったです。結構残虐な殺人事件なのに…。
生首に聞いてみろ Amazon書評・レビュー: 生首に聞いてみろより
4048734741
No.3
(3pt)

新鮮味はないが

著名彫刻家の死後、消えた遺作彫刻の首から上...。昨今ミステリ-はあまり読まないのですが、評判が良かったため手にしました。驚くべきトリックはあまりないですし、正直途中で物語の落し所も想像できてしまったのですが、それはそれ。重厚で本格的な作品という感じでした。作品に独特の空気感があります。読み応えあって、損はないと思います。
生首に聞いてみろ Amazon書評・レビュー: 生首に聞いてみろより
4048734741
No.2
(3pt)

うーん。。。

僕も「このミス」1位、に惹かれて買いました。説明過多にならない描写は最初おっと思いましたが、次第に冗長というか、起伏に乏しいのでくじけそうになりました。感情移入できるキャラクタがいないのもチョトつらいかなー確かにこれが2004年の1位ってのもなぁ。。。
生首に聞いてみろ Amazon書評・レビュー: 生首に聞いてみろより
4048734741
No.1
(3pt)

2年連続2冠!

なのは法月先生ではなくてですね、『このミス』と『本格ミステリ』で1位の作品が同じだったのが2年続いたと云う…。余談でした。はい、法月綸太郎(キャラの方)久方振りの長編登場です。今回はさほど懊悩する姿もなく、私立探偵としての役割に徹している感じです。「首の切断」と云う、ある意味使い古されたテーマを、法月綸太郎(作者。ややこしい)はどう料理するのか。『密閉教室』や『頼子のために』風のダイナミズムはないですが、ここまでやるか、と云う感じに練り上げられた、錯綜するプロットと連発される技の数々。最後にドカンと引っ繰り返してくれ、と望まれる向きには、多少の物足りなさを感じるかも知れませんが、じっくり検証しながら読み進むのがミステリ読者の王道、と唱える方にはフィットする筈。パズラーです。それとやはりハードボイルド風味も。人物造形が、もうちょっと読者(と云うか私)の感情を引っ張ってくれたら、と思う次第でした。そうすれば改善される点もあろうかと…。
生首に聞いてみろ Amazon書評・レビュー: 生首に聞いてみろより
4048734741