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眠れぬ夜を抱いて
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眠れぬ夜を抱いての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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話のテンポは、ウマイね。 マイアミでの銀行強盗。ひとりの女性が殺された。 それをしくんだ真犯人は?強盗は、日本人ふたり。 それが、「清澄」に新しくできたリゾート村。 きしくも2家族が集められる。なぜか、その2家族が、「失踪」する。 そこから、悠子は、動き始める。 「中河欧太」は、復讐のために、情熱を注ぐ、しかし、なぜ、復讐をするのか? | ||||
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序盤にマイアミで銀行強盗が起きるのですが、全く別の話に切り替わり関連が見いだせないまま物語が進んでいきます。 新幹線整備より、リゾート地から首都圏への通勤が可能になったことから地方での不動産開発を進める、中河欧太。 順調に不動産販売が進みだしたところで、リゾート開発地での一家失踪事件が。 しかも一家族だけではなく、二家族も失踪してしまう。 週刊誌にテレビなどマスコミが騒ぎたて、順調に見えた不動産販売は、窮地に。 ここで登場する、テレビ番組「ナイントゥテン」は、「破線のマリス」、「砦なき者」の舞台となるあの番組。 また、「リミット」についてもわずかながら触れられている。 なぜ、一家で失踪したのか? 中河欧太の妻、悠子がその失踪に疑問を持ち独自に調査をはじめていきます。 警察ですら見つけられないのに、ド素人が見つけられるのか? と若干無理な展開の感じを受けます。 読み進めていくとそういうことなのかと、序盤のマイアミの銀行強盗からつながりが見えてきます。 野沢作品らしいといえばらしいのですが、なんとなく物足りなさを感じてしまいました。 | ||||
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夫婦愛を軸に据えた復讐譚で、スポーツ新聞への連載小説を単行本化したエンターテインメント。背景としてバブルの時代とその後の建築業界や、海外放浪などが織り込まれている。 冒頭の銀行強盗シーンが何の伏線かがなかなかはっきりしないあたりは巧い展開である。主婦が活躍するあたりは「リミット」を彷彿とさせる。しかしストーリーとしては何となくどこかで読んだような気がしないでもない。 三組の夫婦とそれ以外にも複数の男女関係が出てくるが、どれもが濃密な関係でありやや違和感がある。これは著者の日常なのか、はたまた反省なのか。テーマを強調するあまり、こうなってしまった感じがする。個人的には夫婦愛よりは、「清澄」「中之森」という土地が舞台になっていることが気になった。野沢ファンならすぐにおわかりだと思うが前者は「青い鳥」、後者は「眠れる森」というテレビドラマの舞台になった土地である。野沢ファンにはより楽しめる仕掛けである。 | ||||
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話は面白かったです。思わせぶりな導入部から場面を変えて、平和な家族達に、その後の急展開。間延びすることなく一気に読ませてくれるところは、いつもの野沢さんだと思いました。野沢さんらしい、80年代の匂いを感じさせる作品ですので、誰でも楽しめます。ただ、お話と言ってはそれまでかもしれませんが、なぜこんな回りくどい方法を取るのかが今一理解できなくて、その分あまり感情移入はできませんでした。 | ||||
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プロローグと、序盤の登場人物の会話などである程度先が読めてしまったのが何とも・・・。特に、後半はほぼ解けた謎を後追いで悠子が追って行く、という形に思えてしまったのが残念。テーマとなった「夫婦愛」。失踪し、すべてを失ったからこそ夫婦になれた、など印象深い言葉も多くてメッセージ性は抜群だし、テンポの良い展開で飽きさせないのも凄くありがたい。それだけに惜しい。 | ||||
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他の方のレビューでは辛口の意見が多いのですね。私は小説を読みつけてないせいか、結構面白く読ませていただきました。 家族のものが購入して読んだものが書棚につっこんであって、どこかで聞いたタイトルだったので(テレビドラマの原作だそうですね)、手に取ってしまったらもういけません。ごろ寝しながら、風呂に入りながら4時間ほどで読了してしまいました。 他の評者の方もおっしゃっているように、種明かしが少々性急だなあという感じはぬぐえませんが、しかしながら、終盤まで引っ張ってくれる筆力には敬服しました。飽きっぽい自分が最後まで楽しく読めましたので。 | ||||
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