なめくじに聞いてみろ

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

なめくじに聞いてみろの評価:

4.19/5点 レビュー 21件。 B ランク

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平均点4.19pt

Amazonレビュー一覧

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全49件 41〜49 3/3ページ
No.9
(5pt)

スリルとスピード感あふれる最高の一冊

都筑さんは「なめくじ長屋捕物さわぎ」シリーズのようなミステリも面白いが、「殺人教程」やこの「なめくじに聞いてみろ」といったアクション映画のようなスリルとスピードあふれる冒険活劇も本当にうまい、と思う。

このタイトル「なめくじに聞いてみろ」の「なめくじ」は、言及はされていないが「なめくじ長屋」の面々のことを指しているのだろうな、と思われる。答えたくない、あるいは答える必要がない質問に対して、主人公が「なめくじに聞いてみろ」と答えるシーンが特徴的だ。
主人公の桔梗信治は、田舎から出てきたらしいぱっと見はあまりさえない男だ。
だが、彼の父親は殺人技術の開発では天才という人物で、彼の弟子が東京周辺で暗殺や殺人を仕事にしているという。父親の死を期に、彼は東京へ出てきてその父親の「血に飢えた遺産」を処理することを決める。
(一応)殺人は素人の主人公と、プロの殺人者たちの対決がはじまる。

主人公を取り巻く個性豊かな脇役たちも面白いが、父親の弟子である殺し屋たちの殺人技術も奇想天外で読者を飽きさせない。また、殺し屋たちとの息詰まる対決シーンの合間には、ちゃっかりと女性と絡んでいたりするところがハリウッドのスパイ映画のよう。ストーリー展開や主人公のキャラクタは、「殺人教程」とかなり通じるところがあり、展開が予想できるにもかかわらず、それは物語の楽しさを減じさせるものではまったくない。
短い言葉で情景を美しく描き出すのが都筑さんの文章のすごいところで、息の詰まるようなスリルあふれる、そしてスピード感あふれるストーリーと同時に、非常に巧みにさまざまな情景が編み込まれており、まるで濃い映画を見たかのような読後感である。
なめくじに聞いてみろ 新装版 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: なめくじに聞いてみろ 新装版 (講談社文庫)より
4065236819
No.8
(5pt)

スリルとスピード感あふれる最高の一冊

都筑さんは「なめくじ長屋捕物さわぎ」シリーズのようなミステリも面白いが、「殺人教程」やこの「なめくじに聞いてみろ」といったアクション映画のようなスリルとスピードあふれる冒険活劇も本当にうまい、と思う。

このタイトル「なめくじに聞いてみろ」の「なめくじ」は、言及はされていないが「なめくじ長屋」の面々のことを指しているのだろうな、と思われる。答えたくない、あるいは答える必要がない質問に対して、主人公が「なめくじに聞いてみろ」と答えるシーンが特徴的だ。
主人公の桔梗信治は、田舎から出てきたらしいぱっと見はあまりさえない男だ。
だが、彼の父親は殺人技術の開発では天才という人物で、彼の弟子が東京周辺で暗殺や殺人を仕事にしているという。父親の死を期に、彼は東京へ出てきてその父親の「血に飢えた遺産」を処理することを決める。
(一応)殺人は素人の主人公と、プロの殺人者たちの対決がはじまる。

主人公を取り巻く個性豊かな脇役たちも面白いが、父親の弟子である殺し屋たちの殺人技術も奇想天外で読者を飽きさせない。また、殺し屋たちとの息詰まる対決シーンの合間には、ちゃっかりと女性と絡んでいたりするところがハリウッドのスパイ映画のよう。ストーリー展開や主人公のキャラクタは、「殺人教程」とかなり通じるところがあり、展開が予想できるにもかかわらず、それは物語の楽しさを減じさせるものではまったくない。
短い言葉で情景を美しく描き出すのが都筑さんの文章のすごいところで、息の詰まるようなスリルあふれる、そしてスピード感あふれるストーリーと同時に、非常に巧みにさまざまな情景が編み込まれており、まるで濃い映画を見たかのような読後感である。
なめくじに聞いてみろ (1979年) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: なめくじに聞いてみろ (1979年) (講談社文庫)より
B000J8D12W
No.7
(5pt)

スリルとスピード感あふれる最高の一冊

都筑さんは「なめくじ長屋捕物さわぎ」シリーズのようなミステリも面白いが、「殺人教程」やこの「なめくじに聞いてみろ」といったアクション映画のようなスリルとスピードあふれる冒険活劇も本当にうまい、と思う。このタイトル「なめくじに聞いてみろ」の「なめくじ」は、言及はされていないが「なめくじ長屋」の面々のことを指しているのだろうな、と思われる。答えたくない、あるいは答える必要がない質問に対して、主人公が「なめくじに聞いてみろ」と答えるシーンが特徴的だ。
主人公の桔梗信治は、田舎から出てきたらしいぱっと見はあまりさえない男だ。
だが、彼の父親は殺人技術の開発では天才という人物で、彼の弟子が東京周辺で暗殺や殺人を仕事にしているという。父親の死を期に、彼は東京へ出てきてその父親の「血に飢えた遺産」を処理することを決める。
(一応)殺人は素人の主人公と、プロの殺人者たちの対決がはじまる。
主人公を取り巻く個性豊かな脇役たちも面白いが、父親の弟子である殺し屋たちの殺人技術も奇想天外で読者を飽きさせない。また、殺し屋たちとの息詰まる対決シーンの合間には、ちゃっかりと女性と絡んでいたりするところがハリウッドのスパイ映画のよう。ストーリー展開や主人公のキャラクタは、「殺人教程」とかなり通じるところがあり、展開が予想できるにもかかわらず、それは物語の楽しさを減じさせるものではまったくない。
短い言葉で情景を美しく描き出すのが都筑さんの文章のすごいところで、息の詰まるようなスリルあふれる、そしてスピード感あふれるストーリーと同時に、非常に巧みにさまざまな情景が編み込まれており、まるで濃い映画を見たかのような読後感である。
なめくじに聞いてみろ (講談社文庫 つ 2-3) Amazon書評・レビュー: なめくじに聞いてみろ (講談社文庫 つ 2-3)より
406136152X
No.6
(4pt)

ハードボイルド・エンターテイメント・ミステリー

ハードボイルド・エンターテイメント・ミステリーといえるような粋で楽しい小説。桔梗のタフガイぶりや大友の子分ぶり、竜子や啓子のボンドガールぶりが回を重ねるごとに板についてくる。
内容もさることながら、昭和の雰囲気や描写がよくでていて、どことなくノスタルジーを感じさせてくれる。
昭和ミステリ秘宝シリーズにはもっとこのような埋もれてしまった昭和の名作を発掘して欲しい。
なめくじに聞いてみろ (1979年) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: なめくじに聞いてみろ (1979年) (講談社文庫)より
B000J8D12W
No.5
(4pt)

ハードボイルド・エンターテイメント・ミステリー

ハードボイルド・エンターテイメント・ミステリーといえるような粋で楽しい小説。桔梗のタフガイぶりや大友の子分ぶり、竜子や啓子のボンドガールぶりが回を重ねるごとに板についてくる。内容もさることながら、昭和の雰囲気や描写がよくでていて、どことなくノスタルジーを感じさせてくれる。昭和ミステリ秘宝シリーズにはもっとこのような埋もれてしまった昭和の名作を発掘して欲しい。
なめくじに聞いてみろ―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫) Amazon書評・レビュー: なめくじに聞いてみろ―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫)より
4594029949
No.4
(5pt)

テンポの良いハードボイルド

ã"の本ã‚'買った頃、私はまだï¼'0代でã-た。星æ-°ä¸€ãŒå¥½ãã§ã€ä¼¼ãŸã‚ˆã†ãªé¢ç™½ã„本は無いかと探ã-ていたら、ã"の本ã‚'見つã'まã-た。タイトルも変わってるã-、不思議なカバーイラストはまるで不思議の国のアリスのようで、どã‚"なå†...容なã‚"だろう?と興å'³ã‚'引かれまã-た。ã"の本ã‚'一言で言うと、テンポが良いハードボイルドで、カッコ良くて面白いです。カッコつã'た作å"ã‚„、テンポがé...くてイライラする作å"ãŒå«Œã„な人にはもってã"いだと思います。私は、æ°-にå...¥ã£ã¦ä½•度も読みè¿"ã-まã-た。最初に読ã‚"だ時も、時代背景やセリフなど古い感じはã-まã-たが、次ã€...登å 'する殺ã-屋との駆ã'引きや殺ã-æ-¹ã‚'読みたくて、一æ°-に読ã‚"でã-まいまã-た。松ç"°å„ªä½œã‚„萩原健一がæ˜"テレãƒ"でやっていたような、ハãƒ!¼ãƒ‰ãƒœã‚¤ãƒ«ãƒ‰ã ã'どç¬'えるドラマã‚'彷彿とさせます。マイナーかと思ってまã-たが、人æ°-があるようで、復刻ã-たのはうれã-いです。
なめくじに聞いてみろ―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫) Amazon書評・レビュー: なめくじに聞いてみろ―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫)より
4594029949
No.3
(4pt)

奇想天外・荒唐無稽・マンガチックな冒険活劇

死んだ父親が奇抜な殺人方法を編み出しては、大勢のプロの殺し屋に伝授していた事を知った主人公の青年は、父親の血塗られた遺産を精算するため、殺し屋たちを片っ端から退治しようとする…という奇想天外・荒唐無稽・マンガチックな冒険活劇。よくもまあこんなヘンテコリンな話を考え付いたものだとあきれてしまうが、それをまた大真面目に描いているので、なおさらおかしい。主人公が正義感をふりかざしたり、良心の呵責に悩んだりせず、淡々と殺し屋たちを葬っていくのが、理屈抜きに楽しめる。当意即妙の会話のやりとりも、とても楽しい。主人公と殺し屋たちとの戦いが次から次へと展開されるが、各殺し屋の手口はどんな奇抜なものなのか、主人公はそれをどう防ぎ、どう相手を倒すのか…がポイント。全編これの繰り返しなのだが、毎回毎回の対決に趣向が凝らされていて、なかなかおもしろい。1冊の本で読むよりも、シリーズ物のTVドラマで見てみたい気がする。主人公のお気に入りのセリフ「なめくじに聞いてみろ」も、1冊の本の中で何度も何度も何度も繰り返されると、正直しつこく感じるが、水戸黄門の印籠のような、TVシリーズ物の”お決まり”と思えば悪くない。ただし、主人公は絶対にカッコ良くなければならない。別にハンサムである必要はないが、言動がキビキビしていて、とにかくカッコ良いと感じさせる男でなければならない。
なめくじに聞いてみろ―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫) Amazon書評・レビュー: なめくじに聞いてみろ―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫)より
4594029949
No.2
(4pt)

超おもしろアクション小説

主人公は、死んだ父親の負の遺産、通信教育で育て上げた殺し屋たち(!)を抹殺しようとする青年。と、設定からしてすでにブッ飛んでいる。しかもこの殺し屋たち、銃での狙撃やナイフを使うなどというありきたりな方法でなく、カードを使ったりマッチを使ったりと、ちょっと変わった方法で仕事をする連中。主人公に協力するのは美貌の女スリや才色兼備の情報会社の女社員に自動車泥棒と、これだけそろって大騒ぎが起こらないハズがない!という、超おもしろアクション小説です。いまから40年ほど前に書かれたということもあって、風俗描写などには古臭さも感じますが、さっぱりとした文体にスマートで小粋な会話など、今でも充分に読むに耐える作品です。暗く重苦しい雰囲気、眉間にシワをよせてウーンと考えさせられるようなミステリも良いものですが、この作品のような、何も難しいことを考える必要のない、ただただ楽しむだけのミステリというのも良いものです。復刊してくれた出版社に感謝!!
なめくじに聞いてみろ―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫) Amazon書評・レビュー: なめくじに聞いてみろ―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫)より
4594029949
No.1
(5pt)

最高のユーモア冒険小説

初期の007シリーズや旧「ルパン三世」の、荒唐無稽でいながらどことなく冷酷な雰囲気が好きな人なら、必ず気に入るに違いない快著。次々と現れる殺し屋の突拍子もない殺人技も楽しいが、ほとんど徒手空拳で飄々と彼らを葬る主人公のとぼけぶりと、その底に隠された毒が素晴らしい。気障なセリフの洪水も心憎い。こんな垢抜けた娯楽作品が、1961年の日本で書かれていたとは!
なめくじに聞いてみろ―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫) Amazon書評・レビュー: なめくじに聞いてみろ―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫)より
4594029949