なめくじに聞いてみろ

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評判

なめくじに聞いてみろの評価:

4.19/5点 レビュー 21件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.19pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全37件 1〜20 1/2ページ
No.37
(5pt)

ラジオ朗読で聴いてみたい

バーの描写とか主人公と取り巻く男女の関係とか雰囲気は大人の小説。ストーリーは語り(落語的)のような流れですんなりと入り込める。会話が多く、テンポも速い。
ただし、殺し屋が天才科学者・桔梗信輔が発明した奇抜な殺人方法を操るのだが、奇抜すぎてイメージが湧きにくいというのもあるしその方法は科学者が発明したと言えるのはどうかというものもある。
題名については作中で、「聞かれても教えられないという意味でなめくじに聞いてみろ」という意味を書いているがあまりしっくりこない。別著になめくじ長屋捕物さわぎがあるが都築さんなめくじが好きなのか。
なめくじに聞いてみろ―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫) Amazon書評・レビュー: なめくじに聞いてみろ―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫)より
4594029949
No.36
(5pt)

ラジオ朗読で聴いてみたい

バーの描写とか主人公と取り巻く男女の関係とか雰囲気は大人の小説。ストーリーは語り(落語的)のような流れですんなりと入り込める。会話が多く、テンポも速い。
ただし、殺し屋が天才科学者・桔梗信輔が発明した奇抜な殺人方法を操るのだが、奇抜すぎてイメージが湧きにくいというのもあるしその方法は科学者が発明したと言えるのはどうかというものもある。
題名については作中で、「聞かれても教えられないという意味でなめくじに聞いてみろ」という意味を書いているがあまりしっくりこない。別著になめくじ長屋捕物さわぎがあるが都築さんなめくじが好きなのか。
なめくじに聞いてみろ (1979年) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: なめくじに聞いてみろ (1979年) (講談社文庫)より
B000J8D12W
No.35
(5pt)

ラジオ朗読で聴いてみたい

バーの描写とか主人公と取り巻く男女の関係とか雰囲気は大人の小説。ストーリーは語り(落語的)のような流れですんなりと入り込める。会話が多く、テンポも速い。
ただし、殺し屋が天才科学者・桔梗信輔が発明した奇抜な殺人方法を操るのだが、奇抜すぎてイメージが湧きにくいというのもあるしその方法は科学者が発明したと言えるのはどうかというものもある。
題名については作中で、「聞かれても教えられないという意味でなめくじに聞いてみろ」という意味を書いているがあまりしっくりこない。別著になめくじ長屋捕物さわぎがあるが都築さんなめくじが好きなのか。
なめくじに聞いてみろ (講談社文庫 つ 2-3) Amazon書評・レビュー: なめくじに聞いてみろ (講談社文庫 つ 2-3)より
406136152X
No.34
(5pt)

ヘンテコで面白い、昭和のエンタテインメント小説!!

500頁を超える長編と思いきや、13章から成る短篇連作といった趣き。各章ごとに趣向を凝らした殺人方法の殺し屋が登場して、それを主人公・桔梗信治が退治していくという話。007の小道具みたいな、荒唐無稽な殺人道具を駆使したり、一筋縄でいかない殺人方法と、それに対抗する桔梗信治の機知が楽しめる。何より、殺し屋バスターの桔梗をはじめ、それを助ける大友ビル、お竜さん、鶴巻女史といったレギュラー陣がいい感じ。各章もそれとなくつながっているので、どんどん読めてしまう。本の帯に、本格推理+活劇小説の最高峰とか、活字のジェットコースターなどとあるが、自分はそういう絢爛な小説とはちょっと違う印象。なんとなく、ヘンテコで面白い、昭和のエンタテインメント小説!!というのが私のキャッチコピーでしょうか。本書は、2021年に装丁、本文組みを変えた新装版で、たいへん読みやすい。解説は、映画化作品「殺人狂時代」を監督した岡本喜八さんです。
なめくじに聞いてみろ 新装版 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: なめくじに聞いてみろ 新装版 (講談社文庫)より
4065236819
No.33
(5pt)

ヘンテコで面白い、昭和のエンタテインメント小説!!

500頁を超える長編と思いきや、13章から成る短篇連作といった趣き。各章ごとに趣向を凝らした殺人方法の殺し屋が登場して、それを主人公・桔梗信治が退治していくという話。007の小道具みたいな、荒唐無稽な殺人道具を駆使したり、一筋縄でいかない殺人方法と、それに対抗する桔梗信治の機知が楽しめる。何より、殺し屋バスターの桔梗をはじめ、それを助ける大友ビル、お竜さん、鶴巻女史といったレギュラー陣がいい感じ。各章もそれとなくつながっているので、どんどん読めてしまう。本の帯に、本格推理+活劇小説の最高峰とか、活字のジェットコースターなどとあるが、自分はそういう絢爛な小説とはちょっと違う印象。なんとなく、ヘンテコで面白い、昭和のエンタテインメント小説!!というのが私のキャッチコピーでしょうか。本書は、2021年に装丁、本文組みを変えた新装版で、たいへん読みやすい。解説は、映画化作品「殺人狂時代」を監督した岡本喜八さんです。
なめくじに聞いてみろ―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫) Amazon書評・レビュー: なめくじに聞いてみろ―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫)より
4594029949
No.32
(5pt)

ヘンテコで面白い、昭和のエンタテインメント小説!!

500頁を超える長編と思いきや、13章から成る短篇連作といった趣き。各章ごとに趣向を凝らした殺人方法の殺し屋が登場して、それを主人公・桔梗信治が退治していくという話。007の小道具みたいな、荒唐無稽な殺人道具を駆使したり、一筋縄でいかない殺人方法と、それに対抗する桔梗信治の機知が楽しめる。何より、殺し屋バスターの桔梗をはじめ、それを助ける大友ビル、お竜さん、鶴巻女史といったレギュラー陣がいい感じ。各章もそれとなくつながっているので、どんどん読めてしまう。本の帯に、本格推理+活劇小説の最高峰とか、活字のジェットコースターなどとあるが、自分はそういう絢爛な小説とはちょっと違う印象。なんとなく、ヘンテコで面白い、昭和のエンタテインメント小説!!というのが私のキャッチコピーでしょうか。本書は、2021年に装丁、本文組みを変えた新装版で、たいへん読みやすい。解説は、映画化作品「殺人狂時代」を監督した岡本喜八さんです。
なめくじに聞いてみろ (1979年) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: なめくじに聞いてみろ (1979年) (講談社文庫)より
B000J8D12W
No.31
(5pt)

ヘンテコで面白い、昭和のエンタテインメント小説!!

500頁を超える長編と思いきや、13章から成る短篇連作といった趣き。各章ごとに趣向を凝らした殺人方法の殺し屋が登場して、それを主人公・桔梗信治が退治していくという話。007の小道具みたいな、荒唐無稽な殺人道具を駆使したり、一筋縄でいかない殺人方法と、それに対抗する桔梗信治の機知が楽しめる。何より、殺し屋バスターの桔梗をはじめ、それを助ける大友ビル、お竜さん、鶴巻女史といったレギュラー陣がいい感じ。各章もそれとなくつながっているので、どんどん読めてしまう。本の帯に、本格推理+活劇小説の最高峰とか、活字のジェットコースターなどとあるが、自分はそういう絢爛な小説とはちょっと違う印象。なんとなく、ヘンテコで面白い、昭和のエンタテインメント小説!!というのが私のキャッチコピーでしょうか。本書は、2021年に装丁、本文組みを変えた新装版で、たいへん読みやすい。解説は、映画化作品「殺人狂時代」を監督した岡本喜八さんです。
なめくじに聞いてみろ (講談社文庫 つ 2-3) Amazon書評・レビュー: なめくじに聞いてみろ (講談社文庫 つ 2-3)より
406136152X
No.30
(4pt)

展開が早くて、スイスイ読める

1979年に刊行されたものを、本文組みなど行い新装版として刊行されたものです。

天才科学者の父親が育てた殺し屋を、父亡き後、息子が順々に殺していくという、如何にもエンターテインメントたっぷりのアクション小説。
とにかく細かいことは気にしないで、繰り広げられる主人公や殺し屋たちの奮闘ぶりややり取りを楽しめるかどうかで評価が分かれるところです。
ちなみに帯などに本格推理とありますが、論理的な推理といった類のことではありません。
なめくじに聞いてみろ 新装版 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: なめくじに聞いてみろ 新装版 (講談社文庫)より
4065236819
No.29
(4pt)

展開が早くて、スイスイ読める

1979年に刊行されたものを、本文組みなど行い新装版として刊行されたものです。

天才科学者の父親が育てた殺し屋を、父亡き後、息子が順々に殺していくという、如何にもエンターテインメントたっぷりのアクション小説。
とにかく細かいことは気にしないで、繰り広げられる主人公や殺し屋たちの奮闘ぶりややり取りを楽しめるかどうかで評価が分かれるところです。
ちなみに帯などに本格推理とありますが、論理的な推理といった類のことではありません。
なめくじに聞いてみろ―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫) Amazon書評・レビュー: なめくじに聞いてみろ―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫)より
4594029949
No.28
(4pt)

展開が早くて、スイスイ読める

1979年に刊行されたものを、本文組みなど行い新装版として刊行されたものです。

天才科学者の父親が育てた殺し屋を、父亡き後、息子が順々に殺していくという、如何にもエンターテインメントたっぷりのアクション小説。
とにかく細かいことは気にしないで、繰り広げられる主人公や殺し屋たちの奮闘ぶりややり取りを楽しめるかどうかで評価が分かれるところです。
ちなみに帯などに本格推理とありますが、論理的な推理といった類のことではありません。
なめくじに聞いてみろ (1979年) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: なめくじに聞いてみろ (1979年) (講談社文庫)より
B000J8D12W
No.27
(4pt)

展開が早くて、スイスイ読める

1979年に刊行されたものを、本文組みなど行い新装版として刊行されたものです。

天才科学者の父親が育てた殺し屋を、父亡き後、息子が順々に殺していくという、如何にもエンターテインメントたっぷりのアクション小説。
とにかく細かいことは気にしないで、繰り広げられる主人公や殺し屋たちの奮闘ぶりややり取りを楽しめるかどうかで評価が分かれるところです。
ちなみに帯などに本格推理とありますが、論理的な推理といった類のことではありません。
なめくじに聞いてみろ (講談社文庫 つ 2-3) Amazon書評・レビュー: なめくじに聞いてみろ (講談社文庫 つ 2-3)より
406136152X
No.26
(4pt)

風変わりな殺し方が読みどころ

裏づけはとっていませんが、もともとは雑誌連載だったようです。
そのためか、最初と終わりのほうでは雰囲気が変わっているように思いますが、面白さを損ねるほどではないと思います。
ストーリーの骨子はいたってシンプルで、変わった道具を使う殺し屋と主人公の対決が続くというものです。単調にならないように、いろいろと工夫がしてありますが、一番の読みどころは殺し屋たちの風変わりな殺し方でしょうか。
いまと風俗が大分異なる、一昔も、二昔も前の物語ですが、却ってこれくらい時代が開いたほうが、戦後というには時間が経っていて、でもいまとは大分様子の異なる昭和の時代を偲ばせるこの物語を楽しめるのではないでしょうか。
なめくじに聞いてみろ―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫) Amazon書評・レビュー: なめくじに聞いてみろ―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫)より
4594029949
No.25
(4pt)

風変わりな殺し方が読みどころ

裏づけはとっていませんが、もともとは雑誌連載だったようです。
そのためか、最初と終わりのほうでは雰囲気が変わっているように思いますが、面白さを損ねるほどではないと思います。
ストーリーの骨子はいたってシンプルで、変わった道具を使う殺し屋と主人公の対決が続くというものです。単調にならないように、いろいろと工夫がしてありますが、一番の読みどころは殺し屋たちの風変わりな殺し方でしょうか。
いまと風俗が大分異なる、一昔も、二昔も前の物語ですが、却ってこれくらい時代が開いたほうが、戦後というには時間が経っていて、でもいまとは大分様子の異なる昭和の時代を偲ばせるこの物語を楽しめるのではないでしょうか。
なめくじに聞いてみろ 新装版 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: なめくじに聞いてみろ 新装版 (講談社文庫)より
4065236819
No.24
(4pt)

風変わりな殺し方が読みどころ

裏づけはとっていませんが、もともとは雑誌連載だったようです。
そのためか、最初と終わりのほうでは雰囲気が変わっているように思いますが、面白さを損ねるほどではないと思います。
ストーリーの骨子はいたってシンプルで、変わった道具を使う殺し屋と主人公の対決が続くというものです。単調にならないように、いろいろと工夫がしてありますが、一番の読みどころは殺し屋たちの風変わりな殺し方でしょうか。
いまと風俗が大分異なる、一昔も、二昔も前の物語ですが、却ってこれくらい時代が開いたほうが、戦後というには時間が経っていて、でもいまとは大分様子の異なる昭和の時代を偲ばせるこの物語を楽しめるのではないでしょうか。
なめくじに聞いてみろ (1979年) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: なめくじに聞いてみろ (1979年) (講談社文庫)より
B000J8D12W
No.23
(4pt)

風変わりな殺し方が読みどころ

裏づけはとっていませんが、もともとは雑誌連載だったようです。
そのためか、最初と終わりのほうでは雰囲気が変わっているように思いますが、面白さを損ねるほどではないと思います。
ストーリーの骨子はいたってシンプルで、変わった道具を使う殺し屋と主人公の対決が続くというものです。単調にならないように、いろいろと工夫がしてありますが、一番の読みどころは殺し屋たちの風変わりな殺し方でしょうか。
いまと風俗が大分異なる、一昔も、二昔も前の物語ですが、却ってこれくらい時代が開いたほうが、戦後というには時間が経っていて、でもいまとは大分様子の異なる昭和の時代を偲ばせるこの物語を楽しめるのではないでしょうか。
なめくじに聞いてみろ (講談社文庫 つ 2-3) Amazon書評・レビュー: なめくじに聞いてみろ (講談社文庫 つ 2-3)より
406136152X
No.22
(4pt)

長編小説を読んだのは本当に久しぶりです

都筑センセの文体は大好きなので、待ち時間に読む用として病院に持って行きました。主人公や子分のセリフがカッコつけ過ぎで、でもあの時代だな〜、と思いながら、すらすら読めました。展開の妙がキモの小説で、映画にしたらさぞ面白かろう、と思いながら読んでいたら、解説が岡本喜八監督でした。初出は週刊誌連載(文庫本に掲載誌などのデータ無し)、1962年か63年に「飢えた遺産」の題で出版、岡本監督のもとで仲代達也主演「殺人狂時代」として映画化されたそうです。1960年代という時代に興味があるならとても楽しめる小説だと思います。映画も是非見たいですね。
なめくじに聞いてみろ 新装版 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: なめくじに聞いてみろ 新装版 (講談社文庫)より
4065236819
No.21
(4pt)

長編小説を読んだのは本当に久しぶりです

都筑センセの文体は大好きなので、待ち時間に読む用として病院に持って行きました。主人公や子分のセリフがカッコつけ過ぎで、でもあの時代だな〜、と思いながら、すらすら読めました。展開の妙がキモの小説で、映画にしたらさぞ面白かろう、と思いながら読んでいたら、解説が岡本喜八監督でした。初出は週刊誌連載(文庫本に掲載誌などのデータ無し)、1962年か63年に「飢えた遺産」の題で出版、岡本監督のもとで仲代達也主演「殺人狂時代」として映画化されたそうです。1960年代という時代に興味があるならとても楽しめる小説だと思います。映画も是非見たいですね。
なめくじに聞いてみろ (1979年) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: なめくじに聞いてみろ (1979年) (講談社文庫)より
B000J8D12W
No.20
(4pt)

長編小説を読んだのは本当に久しぶりです

都筑センセの文体は大好きなので、待ち時間に読む用として病院に持って行きました。主人公や子分のセリフがカッコつけ過ぎで、でもあの時代だな〜、と思いながら、すらすら読めました。展開の妙がキモの小説で、映画にしたらさぞ面白かろう、と思いながら読んでいたら、解説が岡本喜八監督でした。初出は週刊誌連載(文庫本に掲載誌などのデータ無し)、1962年か63年に「飢えた遺産」の題で出版、岡本監督のもとで仲代達也主演「殺人狂時代」として映画化されたそうです。1960年代という時代に興味があるならとても楽しめる小説だと思います。映画も是非見たいですね。
なめくじに聞いてみろ (講談社文庫 つ 2-3) Amazon書評・レビュー: なめくじに聞いてみろ (講談社文庫 つ 2-3)より
406136152X
No.19
(5pt)

「殺人狂時代」ファンも読むべし!

岡本喜八監督が作ったカルトムービー「殺人狂時代」(1967年)の原作小説です。しかし、「殺人狂時代」が好きだから、ついでに原作の方も読んでおくか、程度の軽い気持ちで手に取ったりすると、ヒドい目にあってしまうでしょう。
 つまらないからじゃなくて、「殺人狂時代」に負けないぐらい面白すぎるからです。(以下、ネタばれ全開)
 まず、映画ではあっさり倒されていった殺し屋たちが、一章一人のペースで登場し、そのアクの強いキャラや殺人テクニックがたっぷり描写されている点に引き込まれます。映画オリジナルの設定かと思われた大日本人口調節審議会や溝呂木博士も中盤からきちんと登場した時は、をを!と声を出してしまうはずです。しかし、何よりも映画ファンにショックなのは、小説のみ登場の女スリ・佐原竜子の存在でしょう。なぜ、このキャラも映像化してくれなかったのだ、と思わされてしまうこと間違いなしです。
 映画では未使用の殺人テクニック(農薬カプセルや闇凧など)も拝めます。大ボス(溝呂木博士)のあと、ラスボスもいる事は、映画を観ていたら、すでに分かっていますので、そのへんの展開は新鮮に楽しめないかもしれませんが、代わりに、小説では、ラスボスのあとに、さらに、あのブルッケンマイヤーが、まさかの裏ボスとして参戦してきますので、最後まで意外性に驚かされながらは読めるかもしれません。
 私は、この原作を読んでから、「殺人狂時代」は拝見しました。原作の面白さを知っていながらも、映画の方も全く見劣りは感じませんでした。原作小説、映画、ともに最高傑作です。
なめくじに聞いてみろ 新装版 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: なめくじに聞いてみろ 新装版 (講談社文庫)より
4065236819
No.18
(5pt)

「殺人狂時代」ファンも読むべし!

岡本喜八監督が作ったカルトムービー「殺人狂時代」(1967年)の原作小説です。しかし、「殺人狂時代」が好きだから、ついでに原作の方も読んでおくか、程度の軽い気持ちで手に取ったりすると、ヒドい目にあってしまうでしょう。
 つまらないからじゃなくて、「殺人狂時代」に負けないぐらい面白すぎるからです。(以下、ネタばれ全開)
 まず、映画ではあっさり倒されていった殺し屋たちが、一章一人のペースで登場し、そのアクの強いキャラや殺人テクニックがたっぷり描写されている点に引き込まれます。映画オリジナルの設定かと思われた大日本人口調節審議会や溝呂木博士も中盤からきちんと登場した時は、をを!と声を出してしまうはずです。しかし、何よりも映画ファンにショックなのは、小説のみ登場の女スリ・佐原竜子の存在でしょう。なぜ、このキャラも映像化してくれなかったのだ、と思わされてしまうこと間違いなしです。
 映画では未使用の殺人テクニック(農薬カプセルや闇凧など)も拝めます。大ボス(溝呂木博士)のあと、ラスボスもいる事は、映画を観ていたら、すでに分かっていますので、そのへんの展開は新鮮に楽しめないかもしれませんが、代わりに、小説では、ラスボスのあとに、さらに、あのブルッケンマイヤーが、まさかの裏ボスとして参戦してきますので、最後まで意外性に驚かされながらは読めるかもしれません。
 私は、この原作を読んでから、「殺人狂時代」は拝見しました。原作の面白さを知っていながらも、映画の方も全く見劣りは感じませんでした。原作小説、映画、ともに最高傑作です。
なめくじに聞いてみろ (1979年) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: なめくじに聞いてみろ (1979年) (講談社文庫)より
B000J8D12W