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北斎殺人事件
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北斎殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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北斎が隠密とは? 素晴らしい発想です。私も少し疑っていました。 | ||||
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出版は 1990年、三十年経過した 2020年に至っても、 著者の”北斎隠密説”をきちんと説明したものも、 証拠を挙げて否定したものも見られません。 北斎を論理立てて学ぶことができるのが素晴らしい。 学術書であればこれだけの内容は 多くの一般の読者は読み通せないかもしれません。 それを裏の殺人事件のストーリーと絡めることで 見事に読ませ切ってしまうのが著者の筆力ですね。 これだけの内容をちりばめると ミステリーの方はおろそかになりがちなものですが、 そちらも充分に読み手を惹きつけるものになっていて、 終わりには感動を与えてくれました。 北斎に興味がある方にはぜひご一読いただきたいと思います。 | ||||
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高橋氏の江戸川乱歩賞受賞作の写楽殺人事件の続編で浮世絵をテーマにした歴史ミステリー3部作の2作目となる。 今回は北斎は隠密だった!という歴史ミステリー部分と現代のボストン美術館での老画家の殺人が並行して進行していく。 歴史ミステリーの場合、現代の事件が付けたし程度で終わる場合が多いが、本作も密室殺人なども出てくるがやはり付けたし程度の処理で、メインは北斎の解明部分となり、その部分は読みごたえがある。 反面現代の事件は事件の真相も犯人も予想通りであるのだが、まあそこには目をつむろう。 | ||||
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商品はあまりよくありませんでした。 ボールペンの書きこみ(傍線)が多く ちょっと汚かった。 まあ価格が安かったので。 | ||||
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高橋克彦さんの浮世絵シリーズ第2弾は、日本のみならずボストンまでも舞台となっている。 例によって謎解き二本立て。殺人事件解明と「北斎は隠密だった」との仮説を立証していく。 また、単に謎解きの側面だけではなく、生きる喜びや目的、地位や名声、本当の価値とは何か。 愛とは、友情とは何か、というテーマの投げかけも感じた。 1987年日本推理作家協会賞受賞作。 それにしても、講談社文庫のカバーデザインが横尾忠則さんであったことも嬉しかった。 | ||||
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すでにご紹介があるとおり、浮世絵シリーズ3部作の2番目。北斎の謎に迫るとともに、研究者の身辺で起きる殺人事件との二重構造は他の作品と同様の構成だが、他の2部作同様、北斎の人物像が血の通った人間に思えてくるところが高橋氏の力量なのでしょう。 以前からこの3部作については知っていましたが、「浮世絵に表題を借りた探偵小説」くらいにかってに思い込んでおり、食指が動きませんでした。高橋氏の作品もあらかた読んでしまい、ごく初期のこの連作でも読むかと読み始めたのですが、読んでみて正直「しまった、もっと早く読んでくべきだった」と反省しています。 標題に記したとおり、氏の他の浮世絵関連の作品(だましゑ歌麿・おこう紅絵暦など)を読むに当たって、この3部作は基礎知識を与えてくれて、楽しみと理解度が数倍になること請け合いです。 | ||||
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面白い!!こんなに広がる浮世絵ワールド!! あの北斎が隠密だったのでは、という大胆な設定は、 「時代の中の、浮世絵師北斎」の姿を描くことになり、 これが、著者の3部作浮世絵ミステリィーの根幹をなしている様子。 本当にお勉強になります。 もちろん登場人物像にも、筆が冴えています。 日本をもっと知りたい方には、是非。 | ||||
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面白い!!こんなに広がる浮世絵ワールド!! あの北斎が隠密だったのでは、という大胆な設定は、 「時代の中の、浮世絵師北斎」の姿を描くことになり、 これが、著者の3部作浮世絵ミステリィーの根幹をなしている様子。 本当にお勉強になります。 もちろん登場人物像にも、筆が冴えています。 日本をもっと知りたい方には、是非。 | ||||
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殺人事件の部分は全然記憶にないんだけれど、「北斎は隠密だったのか」っていう部分の謎は本当におもしろくて、凄い印象に残っている。これって何も殺人事件を出さなくても、北斎は隠密かって部分だけの方が、もっとおもしろかったんじゃないかな・・・。写楽殺人事件もそうだけど、殺人事件の部分はなくてもいいという、珍しいミステリー。 ちなみにボクは小布施町出身なので、知ってる場所がたくさんでてきてわくわくした。けっこう旅のバイブルとしても使えるかも。 | ||||
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殺人事件の部分は全然記憶にないんだけれど、「北斎は隠密だったのか」っていう部分の謎は本当におもしろくて、凄い印象に残っている。これって何も殺人事件を出さなくても、北斎は隠密かって部分だけの方が、もっとおもしろかったんじゃないかな・・・。写楽殺人事件もそうだけど、殺人事件の部分はなくてもいいという、珍しいミステリー。 確かに状況証拠ばかりなんだけれど、これだけ状況証拠が出てくるってことじたい、絶対なんかある気がする。実際には、北斎が隠密だったっていう学説はどうなんだろうか? 芭蕉が隠密だったんだから、北斎が隠密であっても、僕は全然おかしくないと思います。 ちなみに主人公達が小布施を訪問する章があるんですが、小布施は思いっきり観光地なので、けっこう旅のバイブルとしても使えるかもしれないですよ。 | ||||
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今を生きる我々には画家というと「芸術家」とか「アーティスト」「表現者」などと格好良いカテゴリーに勝手に当て嵌めてしまいます。 しかし本作では浮世絵師、中でも極めて著名な葛飾北斎を極めて人間臭く猥雑な一個人として描かれており衝撃的でした。 よくよく考えれば画家も浮世絵師も人気商売、芸能人と一緒で売れるためなら不本意な絵も描けば切り売りもする。 本当に描きたいことだけを描く、なんてことはそうそう出来ることじゃないのでしょうね。 | ||||
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今を生きる我々には画家というと「芸術家」とか「アーティスト」「表現者」などと格好良いカテゴリーに勝手に当て嵌めてしまいます。 しかし本作では浮世絵師、中でも極めて著名な葛飾北斎を極めて人間臭く猥雑な一個人として描かれており衝撃的でした。 よくよく考えれば画家も浮世絵師も人気商売、芸能人と一緒で売れるためなら不本意な絵も描けば切り売りもする。 本当に描きたいことだけを描く、なんてことはそうそう出来ることじゃないのでしょうね。 | ||||
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著者の浮世絵シリーズの第2弾。多分ベスト。文章もこなれてきたし、血市況も豊富、何より楽しそうに書いてる点が好ましい。 北斎隠密説は大変説得力がある。この新説に感服した。 浮世絵ファンなら必読すべき本。 但し、ミステリーの筋はまだ慣れてない。 | ||||
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著者の浮世絵シリーズの第2弾。多分ベスト。文章もこなれてきたし、血市況も豊富、何より楽しそうに書いてる点が好ましい。 北斎隠密説は大変説得力がある。この新説に感服した。 浮世絵ファンなら必読すべき本。 但し、ミステリーの筋はまだ慣れてない。 | ||||
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すごい力作です。浮世絵シリーズの中では、一番好きかも。北斎だけでなく、他の豪華な登場人物との関わりあい方なども、興味深いです。これこそ真の歴史ミステリーです。 | ||||
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すごい力作です。浮世絵シリーズの中では、一番好きかも。北斎だけでなく、他の豪華な登場人物との関わりあい方なども、興味深いです。これこそ真の歴史ミステリーです。 | ||||
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その90年の生涯において、その偉大なる業績とは裏腹に様々な奇行が伝聞されている絵師・葛飾北斎。彼の謎めいた足跡から作者はあっと驚くようなその素性を推察し、同時に美術界のどす黒い暗部を暴き立てていきます。まさに浮世絵ミステリーの最高傑作といえるでしょう! | ||||
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その90年の生涯において、その偉大なる業績とは裏腹に様々な 奇行が伝聞されている絵師・葛飾北斎。 彼の謎めいた足跡から作者はあっと驚くようなその素性を推察し、 同時に美術界のどす黒い暗部を暴き立てていきます。 まさに浮世絵ミステリーの最高傑作といえるでしょう! | ||||
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