写楽殺人事件

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写楽殺人事件の評価:

4.47/5点 レビュー 59件。 B ランク

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平均点4.47pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全105件 61〜80 4/6ページ
No.45
(4pt)

作者のその後の活躍をものがたる傑作

週間文春1983ベスト10 総合1位
浮世絵研究者としての経験が遺憾無く発揮された高橋克彦氏のデビュー作。
東洲斎写楽が秋田蘭画の近松昌栄であるとの仮説を追う、大学の研究者 津田の活動を主軸として、その周辺におこる犯罪を描いている。題名から、写楽その人の殺人事件を扱っているかの印象を受けるが、犯罪そのものの舞台は現代である。
津田の調査から、田沼時代から寛政の改革に至る時代の、蔦屋をとりまく逸材達と、秋田藩との関係が明らかになっていく。この過程が、とても説得力があって、興味深い。この時代に明るくなくとも、背景が丁寧に描かれているので、読む人を選ぶことはないと思う(冗長さを感じる人もいるかもしれないが)。反面、現代に発生する犯罪が、(少しだけ)うすっぺらく感じてしまうのが、残念。展開上、都合よすぎるようなところは、さりげなくフォローしているようで、抵抗感はなかったけれど。
江戸川乱歩賞の選定員からは、専門性が高いだけに、受賞後(次作)が心配との評があったが、作者の現在の活躍を見るとこの懸念は払拭されている。この賞の受賞作品は、すべてが面白いとは思わないけれど、本作品は、傑作だ。
写楽殺人事件 Amazon書評・レビュー: 写楽殺人事件より
4062007924
No.44
(4pt)

作者のその後の活躍をものがたる傑作

週間文春1983ベスト10 総合1位
浮世絵研究者としての経験が遺憾無く発揮された高橋克彦氏のデビュー作。
東洲斎写楽が秋田蘭画の近松昌栄であるとの仮説を追う、大学の研究者 津田の活動を主軸として、その周辺におこる犯罪を描いている。題名から、写楽その人の殺人事件を扱っているかの印象を受けるが、犯罪そのものの舞台は現代である。
津田の調査から、田沼時代から寛政の改革に至る時代の、蔦屋をとりまく逸材達と、秋田藩との関係が明らかになっていく。この過程が、とても説得力があって、興味深い。この時代に明るくなくとも、背景が丁寧に描かれているので、読む人を選ぶことはないと思う(冗長さを感じる人もいるかもしれないが)。反面、現代に発生する犯罪が、(少しだけ)うすっぺらく感じてしまうのが、残念。展開上、都合よすぎるようなところは、さりげなくフォローしているようで、抵抗感はなかったけれど。
江戸川乱歩賞の選定員からは、専門性が高いだけに、受賞後(次作)が心配との評があったが、作者の現在の活躍を見るとこの懸念は払拭されている。この賞の受賞作品は、すべてが面白いとは思わないけれど、本作品は、傑作だ。
写楽殺人事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 写楽殺人事件 (講談社文庫)より
406183780X
No.43
(4pt)

「へ〜 本当かい!」と・・・

写楽、北斎、広重という3ビッグネーム浮世絵師の名を冠した殺人事件物三部作の皮切りとなる作品。確かに三冊並んで本棚にあったはずなのに、読もうと思ったら写楽がない。しようがないからまた買いこみましたよ。
読み始めて頁を繰っていくほどに、「へ〜 本当かえ」と思い始め、仕舞いには「てっきり」そうなんだと思わされてしまった。
後書きを読んで「な〜んちゃって・・・」と作者に明かされたときにはガクッと膝が折れる羽目に。後書きを読まなきゃあ信じ込んで周りに吹聴していたかも知れない。危なかったなあ。
写楽殺人事件 (1983年) Amazon書評・レビュー: 写楽殺人事件 (1983年)より
B000J7BK7Q
No.42
(4pt)

「へ〜 本当かい!」と・・・

写楽、北斎、広重という3ビッグネーム浮世絵師の名を冠した殺人事件物三部作の皮切りとなる作品。確かに三冊並んで本棚にあったはずなのに、読もうと思ったら写楽がない。しようがないからまた買いこみましたよ。
読み始めて頁を繰っていくほどに、「へ〜 本当かえ」と思い始め、仕舞いには「てっきり」そうなんだと思わされてしまった。
後書きを読んで「な〜んちゃって・・・」と作者に明かされたときにはガクッと膝が折れる羽目に。後書きを読まなきゃあ信じ込んで周りに吹聴していたかも知れない。危なかったなあ。
写楽殺人事件 Amazon書評・レビュー: 写楽殺人事件より
4062007924
No.41
(4pt)

「へ〜 本当かい!」と・・・

写楽、北斎、広重という3ビッグネーム浮世絵師の名を冠した殺人事件物三部作の皮切りとなる作品。確かに三冊並んで本棚にあったはずなのに、読もうと思ったら写楽がない。しようがないからまた買いこみましたよ。
読み始めて頁を繰っていくほどに、「へ〜 本当かえ」と思い始め、仕舞いには「てっきり」そうなんだと思わされてしまった。
後書きを読んで「な〜んちゃって・・・」と作者に明かされたときにはガクッと膝が折れる羽目に。後書きを読まなきゃあ信じ込んで周りに吹聴していたかも知れない。危なかったなあ。
写楽殺人事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 写楽殺人事件 (講談社文庫)より
406183780X
No.40
(5pt)

初めてであった高橋克彦の衝撃

20年ほど前でしょうか、本書を手にした時の衝撃は今でも忘れられません。
本当に食事することも忘れて一気に読んでしまいました。

読後、高橋克彦氏のデビュー作と知り更に衝撃を受けました。
緻密な論証、素人にも分かり易い解説、目の前に実物の浮世絵が拡がっているようなリアリティのある筆致。
あまりにも圧倒的で感動しました。
ただの推理小説程度に思って買ったのですがタイトルと中身のギャップが凄い。
写楽殺人事件 (1983年) Amazon書評・レビュー: 写楽殺人事件 (1983年)より
B000J7BK7Q
No.39
(5pt)

初めてであった高橋克彦の衝撃

20年ほど前でしょうか、本書を手にした時の衝撃は今でも忘れられません。
本当に食事することも忘れて一気に読んでしまいました。
読後、高橋克彦氏のデビュー作と知り更に衝撃を受けました。
緻密な論証、素人にも分かり易い解説、目の前に実物の浮世絵が拡がっているようなリアリティのある筆致。
あまりにも圧倒的で感動しました。
ただの推理小説程度に思って買ったのですがタイトルと中身のギャップが凄い。
写楽殺人事件 Amazon書評・レビュー: 写楽殺人事件より
4062007924
No.38
(5pt)

初めてであった高橋克彦の衝撃

20年ほど前でしょうか、本書を手にした時の衝撃は今でも忘れられません。
本当に食事することも忘れて一気に読んでしまいました。
読後、高橋克彦氏のデビュー作と知り更に衝撃を受けました。
緻密な論証、素人にも分かり易い解説、目の前に実物の浮世絵が拡がっているようなリアリティのある筆致。
あまりにも圧倒的で感動しました。
ただの推理小説程度に思って買ったのですがタイトルと中身のギャップが凄い。
写楽殺人事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 写楽殺人事件 (講談社文庫)より
406183780X
No.37
(4pt)

今風ではないけど

松本清張なんかを読むと、正直、疲れてしまいます。説明やらうんちくが長々しくて。そうした流れにある本作ですが、最後までひっぱっていただいて、どんでんがえししていただいたことは快感です。

津田君は別に現地に行かなくても同じ結論になったような気がするのは気のせいでしょうか。
写楽殺人事件 (1983年) Amazon書評・レビュー: 写楽殺人事件 (1983年)より
B000J7BK7Q
No.36
(4pt)

今風ではないけど

松本清張なんかを読むと、正直、疲れてしまいます。説明やらうんちくが長々しくて。そうした流れにある本作ですが、最後までひっぱっていただいて、どんでんがえししていただいたことは快感です。
津田君は別に現地に行かなくても同じ結論になったような気がするのは気のせいでしょうか。
写楽殺人事件 Amazon書評・レビュー: 写楽殺人事件より
4062007924
No.35
(4pt)

今風ではないけど

松本清張なんかを読むと、正直、疲れてしまいます。説明やらうんちくが長々しくて。そうした流れにある本作ですが、最後までひっぱっていただいて、どんでんがえししていただいたことは快感です。
津田君は別に現地に行かなくても同じ結論になったような気がするのは気のせいでしょうか。
写楽殺人事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 写楽殺人事件 (講談社文庫)より
406183780X
No.34
(4pt)

初々しいデビュー作

著者のデビュー作。技術的には稚拙な感は否めないが、題材が良い。
著者の得意分野を描いてるので、読んでいて引き込まれる。江戸川乱歩賞を受賞したのも当然だろう。
今読んでも知識量の豊富さに圧倒される。何より初々しさが良い。
写楽殺人事件 (1983年) Amazon書評・レビュー: 写楽殺人事件 (1983年)より
B000J7BK7Q
No.33
(4pt)

初々しいデビュー作

著者のデビュー作。技術的には稚拙な感は否めないが、題材が良い。
著者の得意分野を描いてるので、読んでいて引き込まれる。江戸川乱歩賞を受賞したのも当然だろう。
今読んでも知識量の豊富さに圧倒される。何より初々しさが良い。
写楽殺人事件 Amazon書評・レビュー: 写楽殺人事件より
4062007924
No.32
(4pt)

初々しいデビュー作

著者のデビュー作。技術的には稚拙な感は否めないが、題材が良い。
著者の得意分野を描いてるので、読んでいて引き込まれる。江戸川乱歩賞を受賞したのも当然だろう。
今読んでも知識量の豊富さに圧倒される。何より初々しさが良い。
写楽殺人事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 写楽殺人事件 (講談社文庫)より
406183780X
No.31
(4pt)

写楽の正体って本当に一体誰なんでしょうね?

高橋克彦さんの出世作(乱歩賞受賞)にして、これまでのところやはり最高傑作といえる作品ではないでしょうか。 前半の浮世絵調査の部分など、ほとんど推理小説と何の関係も無いような話ながら、写楽の正体に迫るその緻密さ、追い詰め方はまさにミステリーを読んでいる時のワクワク感に繋がっているところがニクいです。 専門家が読んだらどう思うのかわかりませんが、写楽と秋田蘭画、田沼政治とのコネクションなど、素人の私にはほんとにリアリティある説のように思えます。 さらに主人公が写楽についての世紀の大発見をした後、その手柄を師に横取りされる描写の緊迫感−あれよあれよという間に業績が己の手をすり抜けて人に渡り、大々的にマスコミに晒されるくだりの描写は圧巻です。

物語はそこから一転して一気に推理小説的様相を呈してきます。 アリバイ崩し、犯罪の動機など、これは社会派ものの要素と本格ものの要素も程よく混ざり合った、現代ミステリのお手本のような一品に仕上がっていると思います。 浮世絵に興味の無い人でもひきこまれてまう面白さがあります。
写楽殺人事件 (1983年) Amazon書評・レビュー: 写楽殺人事件 (1983年)より
B000J7BK7Q
No.30
(4pt)

写楽の正体って本当に一体誰なんでしょうね?

高橋克彦さんの出世作(乱歩賞受賞)にして、これまでのところやはり最高傑作といえる作品ではないでしょうか。 前半の浮世絵調査の部分など、ほとんど推理小説と何の関係も無いような話ながら、写楽の正体に迫るその緻密さ、追い詰め方はまさにミステリーを読んでいる時のワクワク感に繋がっているところがニクいです。 専門家が読んだらどう思うのかわかりませんが、写楽と秋田蘭画、田沼政治とのコネクションなど、素人の私にはほんとにリアリティある説のように思えます。 さらに主人公が写楽についての世紀の大発見をした後、その手柄を師に横取りされる描写の緊迫感−あれよあれよという間に業績が己の手をすり抜けて人に渡り、大々的にマスコミに晒されるくだりの描写は圧巻です。
物語はそこから一転して一気に推理小説的様相を呈してきます。 アリバイ崩し、犯罪の動機など、これは社会派ものの要素と本格ものの要素も程よく混ざり合った、現代ミステリのお手本のような一品に仕上がっていると思います。 浮世絵に興味の無い人でもひきこまれてまう面白さがあります。
写楽殺人事件 Amazon書評・レビュー: 写楽殺人事件より
4062007924
No.29
(4pt)

写楽の正体って本当に一体誰なんでしょうね?

高橋克彦さんの出世作(乱歩賞受賞)にして、これまでのところやはり最高傑作といえる作品ではないでしょうか。 前半の浮世絵調査の部分など、ほとんど推理小説と何の関係も無いような話ながら、写楽の正体に迫るその緻密さ、追い詰め方はまさにミステリーを読んでいる時のワクワク感に繋がっているところがニクいです。 専門家が読んだらどう思うのかわかりませんが、写楽と秋田蘭画、田沼政治とのコネクションなど、素人の私にはほんとにリアリティある説のように思えます。 さらに主人公が写楽についての世紀の大発見をした後、その手柄を師に横取りされる描写の緊迫感−あれよあれよという間に業績が己の手をすり抜けて人に渡り、大々的にマスコミに晒されるくだりの描写は圧巻です。
物語はそこから一転して一気に推理小説的様相を呈してきます。 アリバイ崩し、犯罪の動機など、これは社会派ものの要素と本格ものの要素も程よく混ざり合った、現代ミステリのお手本のような一品に仕上がっていると思います。 浮世絵に興味の無い人でもひきこまれてまう面白さがあります。
写楽殺人事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 写楽殺人事件 (講談社文庫)より
406183780X
No.28
(5pt)

かなり強引な小説ですが

「矛盾しない」ことを論理的証左に持ち込んでしまう。

津田君の悪いくせです。

写楽が誰のペンネームであったか?何故1年間しか活躍

出来なかったか?版元ツタヤとのかんけいは?

推理の本体は殺人事件とは別のところにありますが、

知的興奮においては、猿丸幻視行と並んで、乱歩賞作品

のツートップだと思われます。

高橋克彦の浮世絵3部作の中でも最もテンポがよく、その

たたみかけるような強引な展開が歴史小説としても推理

小説としても読者を飽きさせません。

役者絵、大首というのでしょうか。ま、美術作品としては

そんなに値打ちがあるように思えません。津田君が何故そこまで

口角泡を飛ばして熱く推理したくなるのか?が、一番腑に落ちない

点であります。
写楽殺人事件 (1983年) Amazon書評・レビュー: 写楽殺人事件 (1983年)より
B000J7BK7Q
No.27
(5pt)

かなり強引な小説ですが

「矛盾しない」ことを論理的証左に持ち込んでしまう。
津田君の悪いくせです。
写楽が誰のペンネームであったか?何故1年間しか活躍
出来なかったか?版元ツタヤとのかんけいは?
推理の本体は殺人事件とは別のところにありますが、
知的興奮においては、猿丸幻視行と並んで、乱歩賞作品
のツートップだと思われます。
高橋克彦の浮世絵3部作の中でも最もテンポがよく、その
たたみかけるような強引な展開が歴史小説としても推理
小説としても読者を飽きさせません。
役者絵、大首というのでしょうか。ま、美術作品としては
そんなに値打ちがあるように思えません。津田君が何故そこまで
口角泡を飛ばして熱く推理したくなるのか?が、一番腑に落ちない
点であります。
写楽殺人事件 Amazon書評・レビュー: 写楽殺人事件より
4062007924
No.26
(5pt)

かなり強引な小説ですが

「矛盾しない」ことを論理的証左に持ち込んでしまう。
津田君の悪いくせです。
写楽が誰のペンネームであったか?何故1年間しか活躍
出来なかったか?版元ツタヤとのかんけいは?
推理の本体は殺人事件とは別のところにありますが、
知的興奮においては、猿丸幻視行と並んで、乱歩賞作品
のツートップだと思われます。
高橋克彦の浮世絵3部作の中でも最もテンポがよく、その
たたみかけるような強引な展開が歴史小説としても推理
小説としても読者を飽きさせません。
役者絵、大首というのでしょうか。ま、美術作品としては
そんなに値打ちがあるように思えません。津田君が何故そこまで
口角泡を飛ばして熱く推理したくなるのか?が、一番腑に落ちない
点であります。
写楽殺人事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 写楽殺人事件 (講談社文庫)より
406183780X