QED 六歌仙の暗号 

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

QED 六歌仙の暗号 の評価:

3.95/5点 レビュー 21件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.95pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全33件 21〜33 2/2ページ
No.13
(5pt)

知的興奮を存分に味わえる1冊

QEDシリーズの初期の傑作の1つでは。
七福神と六歌仙を巡る歴史の謎解きに圧倒されます。
QED 六歌仙の暗号 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: QED 六歌仙の暗号 (講談社文庫)より
4062736888
No.12
(5pt)

知的興奮を存分に味わえる1冊

QEDシリーズの初期の傑作の1つでは。
七福神と六歌仙を巡る歴史の謎解きに圧倒されます。
QED 六歌仙の暗号 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: QED 六歌仙の暗号 (講談社ノベルス)より
406182063X
No.11
(5pt)

「六歌仙」と「七福神」

「古今和歌集」仮名序において、紀貫之が
六歌仙を辛辣に批評していたのはなぜなのか?

そして、そもそも六歌仙自体は、どういう基準で選ばれたのか?

こうした文学史上の謎を、著者は確かな
考証によって鮮やかに解明してみせます。

もともとは怨霊や鬼であった七福神と六歌仙との意外な関連や、
七福神の「七」に込められた意味、そして果ては、古今集編纂の
真の意図に至るまで、歴史の闇に沈んだ事実を暴き立てていく
プロセスは知的興奮に満ちています。

作品の根幹にある思想は二つ。

怨みを呑んで死んだ者の祟りを防ぐため、神に祀り上げて鎮める「御霊信仰」と、
不吉な言葉を発すれば必ず不吉なことが起こるという「言霊信仰」です。

平安時代、天皇家に藤のように絡みついて強大な権力を振るっていた藤原一族と、
彼らのあの手この手の謀略で、政治の表舞台から追い落とされてしまった他の氏族。

そうした対立の構図を背景に、壮大かつ巧緻な大謀略が剔抉されます。
QED 六歌仙の暗号 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: QED 六歌仙の暗号 (講談社文庫)より
4062736888
No.10
(5pt)

「六歌仙」と「七福神」

「古今和歌集」仮名序において、紀貫之が
六歌仙を辛辣に批評していたのはなぜなのか?
そして、そもそも六歌仙自体は、どういう基準で選ばれたのか?
こうした文学史上の謎を、著者は確かな
考証によって鮮やかに解明してみせます。
もともとは怨霊や鬼であった七福神と六歌仙との意外な関連や、
七福神の「七」に込められた意味、そして果ては、古今集編纂の
真の意図に至るまで、歴史の闇に沈んだ事実を暴き立てていく
プロセスは知的興奮に満ちています。
作品の根幹にある思想は二つ。
怨みを呑んで死んだ者の祟りを防ぐため、神に祀り上げて鎮める「御霊信仰」と、
不吉な言葉を発すれば必ず不吉なことが起こるという「言霊信仰」です。
平安時代、天皇家に藤のように絡みついて強大な権力を振るっていた藤原一族と、
彼らのあの手この手の謀略で、政治の表舞台から追い落とされてしまった他の氏族。
そうした対立の構図を背景に、壮大かつ巧緻な大謀略が剔抉されます。
QED 六歌仙の暗号 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: QED 六歌仙の暗号 (講談社ノベルス)より
406182063X
No.9
(5pt)

「御霊信仰」と「言霊信仰」

「古今和歌集」仮名序において、紀貫之が
六歌仙を辛辣に批評していたのはなぜなのか?
そして、そもそも六歌仙自体は、どういう基準で選ばれたのか?
こうした文学史上の謎を、著者は確かな
考証によって鮮やかに解明してみせます。
もともとは怨霊や鬼であった七福神と六歌仙との意外な関連や、
七福神の「七」に込められた意味、そして果ては、古今集編纂の
真の意図に至るまで、歴史の闇に沈んだ事実を暴き立てていく
プロセスは知的興奮に満ちています。
作品の根幹にある思想は二つ。
怨みを呑んで死んだ者の祟りを防ぐため、神に祀り上げて鎮める「御霊信仰」と、
不吉な言葉を発すれば必ず不吉なことが起こるという「言霊信仰」です。
平安時代、天皇家に藤のように絡みついて強大な権力を振るっていた藤原一族と、
彼らのあの手この手の謀略で、政治の表舞台から追い落とされてしまった他の氏族。
そうした対立の構図を背景に、壮大かつ巧緻な大謀略が剔抉されます。
QED 六歌仙の暗号 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: QED 六歌仙の暗号 (講談社文庫)より
4062736888
No.8
(4pt)

QEDシリーズ第二弾。

博覧強記の薬剤師タタルが活躍するQEDシリーズ第二弾。
このシリーズは、歴史の謎を解きながら同時に現代に起こった事件も解決する、
というのが特徴であるが、今作の題材は七福神と六歌仙、それに古今和歌集である。

第一作の『百人一首の呪』よりも、歴史の謎解き部分と現代のミステリー的な面白さのリンクの仕方は上手くなっていると感じるが、やはりそれでも少々とってつけた感
は否めない。

思うにこのシリーズは、作者が考える歴史の謎解きを、ミステリーという形式で表現しているもので、ミステリー小説としての面白さには重点が置かれていないではないか(作者自身にとっても)。
だから、歴史の謎解きの面白さとミステリー小説の面白さが同時に味わえる、というのは
期待しない方がいい。

ただ、そうやって一旦ミステリー小説としての面白さを括弧に入れてみると、
「歴史謎解き本」としては面白さが際立つのではないかと思う(個人的にこのシリーズは、『漫画 日本の歴史』等が超豪華になったもの、と考えている)。

主人公の解説も丁寧で(他の作家の作品と比べるのはいけないかもしれないが、「親切な京極堂」といった感じ)、例えば今作の題材である七福神や六歌仙についても、読んだ後にはある程度の知識が入っているという嬉しい副次的効果がある。
また、今作は舞台が京都なので、京都が好きな人なら色んな雑学が楽しめる(例えば、「清水の舞台」が本来何に使われていたか、とか)。

最初からそこまでミステリーとしての面白さを追求しないのだったら、かなり面白く読めるはず。
QED 六歌仙の暗号 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: QED 六歌仙の暗号 (講談社ノベルス)より
406182063X
No.7
(4pt)

QEDシリーズ第二弾。

博覧強記の薬剤師タタルが活躍するQEDシリーズ第二弾。
このシリーズは、歴史の謎を解きながら同時に現代に起こった事件も解決する、
というのが特徴であるが、今作の題材は七福神と六歌仙、それに古今和歌集である。
第一作の『百人一首の呪』よりも、歴史の謎解き部分と現代のミステリー的な面白さのリンクの仕方は上手くなっていると感じるが、やはりそれでも少々とってつけた感
は否めない。
思うにこのシリーズは、作者が考える歴史の謎解きを、ミステリーという形式で表現しているもので、ミステリー小説としての面白さには重点が置かれていないではないか(作者自身にとっても)。
だから、歴史の謎解きの面白さとミステリー小説の面白さが同時に味わえる、というのは
期待しない方がいい。
ただ、そうやって一旦ミステリー小説としての面白さを括弧に入れてみると、
「歴史謎解き本」としては面白さが際立つのではないかと思う(個人的にこのシリーズは、『漫画 日本の歴史』等が超豪華になったもの、と考えている)。
主人公の解説も丁寧で(他の作家の作品と比べるのはいけないかもしれないが、「親切な京極堂」といった感じ)、例えば今作の題材である七福神や六歌仙についても、読んだ後にはある程度の知識が入っているという嬉しい副次的効果がある。
また、今作は舞台が京都なので、京都が好きな人なら色んな雑学が楽しめる(例えば、「清水の舞台」が本来何に使われていたか、とか)。
最初からそこまでミステリーとしての面白さを追求しないのだったら、かなり面白く読めるはず。
QED 六歌仙の暗号 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: QED 六歌仙の暗号 (講談社文庫)より
4062736888
No.6
(4pt)

何の基礎知識も無い私なのに

●中学校から古文も和歌も詩も大嫌いな私だったのにどんどん引き込まれました。まったくそれらの周辺知識が無い人間でも飽きないような巧妙な語り口であるということです。けれんみも正当な歴史の講釈も両方ありますがどっちも面白い、読者を配慮したバランスが実によくとれています。●そういうことなんだとそれ以上の質問を許さないような前提を疑うことによって因縁や思惑が暴かれる、例えばなぜ七福神に四天王から一体だけ選ばれているのでしょうか?2体じゃなぜだめなの?何で大勢の男神に弁財天が混じっているの?何よりも縁もゆかりも無い神様同士にしか見えない七福神、関係無い者同士がランダムに単なる偶然で選ばれたのでしょうか?これらにはちゃんと理由があるようです。単なる豆知識ではないもっとどろどろとした歴史の闇を知ることができますよ。●和歌は単なる花鳥風月をめでるにあらずということがとくと理解できました。表立って言えないことをなんとしてでもという思いが込められているのです。少なくとも勅が降っているような歌集はほぼそうみたいです。ということになると歴史の因縁をとりあえず横において単なるパノラマ写真としてしか和歌を教えないスタンダードな古文の教育法はつくづくつまらないなあと改めて思いました。●紀氏が凋落したいきさつは分かりましたが隆盛するまでの過程がいまいち分かりませんでした。藤原氏と肩を並べるような勢力に成れたのはなぜでしょう。何か技術や資源があったのか気になるところ。●主人公に清廉潔白さは求めませんが明らかな犯罪行為をしれっと犯しています。たちしょんとか人の悪口とかそういう生易しい類ではなかったので私はちょっと引きました。
QED 六歌仙の暗号 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: QED 六歌仙の暗号 (講談社文庫)より
4062736888
No.5
(5pt)

第一作を引き継ぎ、第一作をも超える第二弾

その後のシリーズ通しても、現代の事件と日本史上のミステリーのバランスは本作がベストではないかと推され、
また続編が心待ちにされる要因ともなった傑作。
目次を一見すれば各章のタイトルが背表紙に見える「六歌仙」や「七福神」等数字を含む熟語もしくは定型句で整然と並べられており、
読み進むうちにこれらがストーリーに絡むものであることから作者の裏打ちされた様式美が見て取れ、
さらに登場人物の名前に設定された細かな伏線等、緻密な一面が明かされる。
読み終わればこうした素晴らしい構成力と確かな企画力から、これが壮大なシリーズに発展することを思わず期待したくなるというもの。
文庫となった今では次作があるのか無いのかドキドキする事はできないけれど、
手に入れやすい値段でその後のシリーズがまとめて買えるのは嬉しい限り。
QED 六歌仙の暗号 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: QED 六歌仙の暗号 (講談社文庫)より
4062736888
No.4
(4pt)

ミステリ好き+古典好き

上記の条件を満たしていなくても、どちらかひとつが好きなら十分楽しめる小説です。幸運にもこの条件を満たしている人にはたまりません。六歌仙や七福神を扱った論文は多いですが、古典に興味のある人でないと読みにくい部分もあります。その点この本はとても易しく、しかもリアルタイムの殺人事件と絡めて物語が進行するので古典初心者にも読みやすいと思います。この本から、古典に興味を持つ・・・ということもあり得ます。古典好きな人は既知の内容の部分が物足りないこともあるかもしれませんが、とりあえず六歌仙(特に業平)好きの私は、彼が出てくるだけで嬉しくなってしまいました。
QED 六歌仙の暗号 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: QED 六歌仙の暗号 (講談社文庫)より
4062736888
No.3
(5pt)

作者の独演会を聞いてるよう

ã"の本ã‚'探偵小説だと思ってはいã'ないのではないかと言うぐらい、連続殺人事件の解決は解説もあっさりとã-て終わってã-まう。シリーズ第ï¼'作にæ¯"べれば、å...­æ­Œä»™ï¼ˆãã‚Œã¨ä¸ƒç¦ç¥žï¼‰ã®è¬Žã¨äº‹ä»¶ã¨ã®çµ¡ã¿ãŒå¢-加ã-てはいるものの、事件の起ã"るä¸-界観や、「家」の前提の部分の説明がå...­æ­Œä»™ã®è¬Žã«æ¯"べるとかなり不足ã-ているようにもおもえるかもã-れない。ただ、ã"の本ã‚'å...­æ­Œä»™ã®è¬Žã‚'解く解説に聞き惚れる本だと思えばå...¨ãæ°-にならない。むã-ろ、事件の解説は今ほどのほうがあっさりã-ていてよい。だって読みたいのはå...­æ­Œä»™ã®è©±ã«ãªã£ã¦ã-まうのだから。誤解ã‚'恐れずに端的に言えばã"の作å"ã¯ã€Œé ­ã®ä½"æ"ã€ã¨ã€Œãƒˆãƒªãƒ"アの泉」のいいとã"ろばかりã‚'あつめたようなものだ。膨å¤!§ãªçŸ¥è­˜ã‹ã‚‰çŸ¥æµãŒç"Ÿã¾ã‚Œã‚‹æ„Ÿã˜ãŒã‚‚のすã"く興奮するï¼'冊。å...­æ­Œä»™ã‚„七福神ã‚'何か知らなくても、とても楽ã-める作å"ã€‚切れたロジックが見え、そう快なæ°-分になれるã"とうã'あい。読むべã-。
QED 六歌仙の暗号 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: QED 六歌仙の暗号 (講談社文庫)より
4062736888
No.2
(2pt)

古典とミステリの融和

 明邦大学では、「七福神は呪われている」という噂が立っていた…。被害者のダイイングメッセージは一体何を意味しているのか!?奈々とタタルが謎を解く! 前作よりも、読みやすい。謎解きも退屈はしない。しかし、真相のサプライズは薄れたのではないかと思う。タタルが変人型探偵、奈々は役に立たぬ傍観者、という構図にも変化は無い。キャラが立たないというのはシリーズものとしては辛いかもしれない。 歴史上の謎解きは読んでいて楽しく、スリリングなのだがどうもミステリ部分とのバランスが良くない気がいなめない。事件よりも歴史談義の方が圧倒的に面白いのは困りもの。1作目よりは歴史の謎と殺人の謎が融和するような設定になっているが、展開が強引なことと動機のリアリティが気にな!り、楽しめなかった。この著者の小説の端正なムードは好きなので、次回に期待。
QED 六歌仙の暗号 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: QED 六歌仙の暗号 (講談社文庫)より
4062736888
No.1
(5pt)

昔、あんなに嫌いだった古文が・・・

六歌仙と七福神とにまつわるさまざまな言い伝えと斬新な(?)解釈を殺人事件とからめつつ、緊迫感ある文体ですすめている作品。著者の「シャーロックホームズ・・」に続いて読んだのだが、この六歌仙には完全にハマった!六歌仙が怨霊であるという説を淡々と語る主人公たたるには畏敬の念さえおぼえるほどであった。とにかくこの本を読んでからというもの古今和歌集の解説本やら古今和歌集に関係するいろいろな書物を読みまくってしまった。中学、高校と退屈な授業でテストの点数も最悪だった古文がこんなかたちで私に入ってくるとは・・・。著者の高田崇史には心から感謝の気持ち(笑)を伝えたい。
QED 六歌仙の暗号 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: QED 六歌仙の暗号 (講談社ノベルス)より
406182063X