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【この小説が収録されている参考書籍】
罰
罰 (幻冬舎文庫)

の評価: 3.80/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.80pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(4pt)

犯人の目星がついてしまったが…

朝子の人柄がとてもよかった。修のためなら風俗の仕事もするとか、ダメだといってもあなたについていくとか、わがままだけど芯をしっかりもった素敵な女性だと思った。事件としては、途中までは謎が多く読みごたえのある展開だったが、事件の関係者が少なかったせいか犯人の目星がついてしまい残念だった。
罰Amazon書評・レビュー:より
434400180X
No.2:
(4pt)

良いんじゃないだろうか

従姉妹を巡るいざこざで父親を殺してしまい、服役した過去を持つ脇坂は、ある日、職場の社長からバイトを持ちかけられる。それは、ある男の国外逃亡の手助けのため、その日時まで匿い、世話をする、というものだった。これまで読んできた新野剛志作品は、人間関係であったりが複雑であり、それが複雑過ぎて人工的な感じが多くしてしまったのだが、今作は(多少はあるものの)そういうのが大分解消され、読了語後の不満点はあまりなかった。奇妙なアルバイトから始まる脇坂と、彼が密かに思いを寄せる従姉妹・朝子の逃亡劇。なんとなく見えるようでいて、なかなか見えてこないままに進展して行く事態。私自身がこれまで感じていた、不満点が大分解消されている、ということもあってか素直に楽しめた。まぁ、ちょっと格好つけ過ぎかな? と思うところが無いでもないのだが、私がこれまで読んできた新野剛志の作品(『八月のマルクス』『もう君を探さない』と今作の3作品)の中では、今作がベストだと思う。
罰 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:罰 (幻冬舎文庫)より
4344404440
No.1:
(5pt)

久しぶりに、本格的なJapanハードボイルドを読んだ気分

罠に嵌られ、警察や謎のグループに追われ、愛する人と逃避行をすることになった主人公。逃亡しながら、謎に挑みます。主人公は、謎をとけるのか?敵から逃れ反撃することができるのか?そして、愛する人と結ばれることは、できるのか?筋も、わくわく、どきどき、スピーディに展開していって良いですが、それより、キャラクターで読ませる本でした。過去を背負い、愛する人に正直になれない主人公、ずっと傍によりそう恋人。決して特別な能力のない主人公が、必死に敵と過去と戦います。情緒あふれるジャパニーズハードボイルドを堪能できました。夜なべして読んで、翌日ツラくても、全然後悔しない作品でした。
罰 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:罰 (幻冬舎文庫)より
4344404440

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