終着駅
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終着駅の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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耐え切れなかった。結末がわかっていても、涙を我慢出来なかった。 | ||||
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白川道さんの作品は『天国への階段』『最も遠い銀河』『海は涸いていた』に続いて四作目です。それらに比べるともの足りなさを感じました。 この作品は、武とかほるの恋愛、ヤクザの抗争、謙介の復讐譚の三つの柱から成りますが、いずれの面においても中途半端だったと思います。 まず二人がどうして惹かれ合うのかという点で、心理描写の少なさもあいまって説明不足です。かほるに対する武のセリフも終始ぎこちなさがあり、恋愛小説という面で楽しめませんでした。 ヤクザの内紛も描かれていますが、登場人物が多いわりに掘り下げが不足しており、面白くありません。これはおそらく、この作品のメインテーマが二人の恋愛にあるため、ヤクザの抗争は付随的な位置付けとされたのだと思いますが、無駄にページを読ませられたという感があります。 謙介は作品の初めの方に登場しますが、その後しばらく出てきません。そして後半もう一度姿を現します。これは完全に終盤になって野山を物語に絡ませるためなのですが、いかにも結末のための道具といった感じで不自然です。 総じて、物語の各要素がバランスよく溶け込んでいるとはいいがたく、完成度は低いといわざるをえません。 | ||||
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そんな結末に強引に持っていくか???と最後の50ページで醒めました それまでは良かったんだけど 白川作品は無理やり殺すよね・・・ | ||||
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読みながら、気はずかしくなるような、キザな文章が、ボンボン出てくる。白川道の小説は天国の階段遠い銀河、竜の道についで、4冊目だが、これも面白いページをめくる手が止まらない。 | ||||
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「天国への階段」の感動を再びと思い、白川道氏の本を読み続けている。 今回は、「終着駅」を読んだ。 感動した! 目頭が熱くなる場面が、3〜4ヶ所あった。 「天国への階段」を読んだ時のように、涙を流すことはなかったが、 美しい愛に触れることができたという感動を・・・読んでいながら感じていた。 白川道という人は、どうして、ここまで美しい純愛を描くことができるのだろうか!? 二人の愛を描いたシーンに来ると、世界が透明な純粋な空気に包まれた。 その日の分を読み終えて、また翌日、読み始める時、また、その透明な純愛の世界に入って行けることに胸が躍った。 これは、「天国への階段」を読んだ時と全く同じ気持ちだった。 主人公の男は、やくざでなくても、人生に疲れた中年サラリーマンでも何でもいいと思った。 僕は、やくざの世界の話には、全く興味が湧かなかった。 中年の人生を諦めていた男が、真実の愛に出逢って生きる喜びを初めて知る・・・ それだけで、僕にとっては十分すぎるくらいの素晴らしいテーマだった。 というより、僕にはその部分にしか興味がなかった(笑)。 この純愛が実って、二人で幸せな生活を送って行けるのかどうかということが、この本を読み始めた頃から、ずっと気になっていたが、残りのページ数がどんどん少なくなって行き、この設定を考えた時、結論は簡単に類推できた。 しかし、読んでいるうちに、それでもいいと、だんだん思って来たし、それしかないだろうと最後には思った。 二人の美しい純愛は、たとえ何があろうと、永遠に残り続ける。 愛は、一度、輝き始めると、決してその輝きを失うことはない。 二人の心の中で永遠に輝き続ける。 そのことに気が付いた。 愛は素晴らしい! この「終着駅」という本は、僕に改めてそのことを教えてくれた。 素晴らしい本だ! | ||||
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ずいぶん前に買ったものの帯に書かれたフレーズがださく感じられ、なかなか読むにはいたりませんでした。 24歳の年齢差、盲目、ヤクザなど設定もこそばゆいし、非現実的だし、でもハマりました。 青春時代に、貞操観念と熱情とを両立させなくてはならなかった世代なので、主人公の惑いにえらく共感してしまいました。 オッサンの純愛小説というのは奇妙かもしれませんが、個人的には次から次にその先を読みたくなる本でした。 | ||||
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