終着駅



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    初公開日(参考)2004年09月
    分類

    長編小説

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    終着駅 (新潮文庫)

    2006年12月31日 終着駅 (新潮文庫)

    愛など捨てたはずだった。恋人を事故で失った若き日に。私は虚無を抱え、アウトローとして闇に暮らしてきた。だが、光を失いながらも懸命に生きるかほると出会い、罅割れた心が潤ってゆく。私は、娘のような年頃の女性を、いつしか全身全霊で愛するようになっていたのだ―。男たちの熱き絆。そして不器用な男と女の命を賭けた恋。渾身の長篇小説。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

    終着駅の総合評価:7.71/10点レビュー 14件。Bランク


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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (8pt)

    号泣必至の純愛ハ-ドボイルド

    耐え切れなかった。結末がわかっていても、涙を我慢出来なかった。
    それほどまでに主人公の岡部とかほるに魅入られてしまった。

    主人公岡部は暴力団の有力幹部。ある日散歩しているかほるを見て、若い頃、自分のせいで
    亡くした彼女と表情が酷似していた事で動揺し、自分の娘ほどの年齢で盲目のかほるとの
    関係が始まる。
    かほるが盲目となった原因や、暴力団幹部が殺された事で始まる抗争など、やくざの足を
    洗おうと決意した岡部に立ちはだかる様々な試練と、かほるとのプラトニックな関係。

    岡部はかほるために、足を洗う事はできるのか。目に光を与える事ができるのか。

    ラスト15ページは、涙が止まらなかった。

    タカタソン
    HU0OGV5Q
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.13:
    (3pt)

    読んでいて不自然さを感じます。

    白川道さんの作品は『天国への階段』『最も遠い銀河』『海は涸いていた』に続いて四作目です。それらに比べるともの足りなさを感じました。
    この作品は、武とかほるの恋愛、ヤクザの抗争、謙介の復讐譚の三つの柱から成りますが、いずれの面においても中途半端だったと思います。
    まず二人がどうして惹かれ合うのかという点で、心理描写の少なさもあいまって説明不足です。かほるに対する武のセリフも終始ぎこちなさがあり、恋愛小説という面で楽しめませんでした。
    ヤクザの内紛も描かれていますが、登場人物が多いわりに掘り下げが不足しており、面白くありません。これはおそらく、この作品のメインテーマが二人の恋愛にあるため、ヤクザの抗争は付随的な位置付けとされたのだと思いますが、無駄にページを読ませられたという感があります。
    謙介は作品の初めの方に登場しますが、その後しばらく出てきません。そして後半もう一度姿を現します。これは完全に終盤になって野山を物語に絡ませるためなのですが、いかにも結末のための道具といった感じで不自然です。
    総じて、物語の各要素がバランスよく溶け込んでいるとはいいがたく、完成度は低いといわざるをえません。
    終着駅 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:終着駅 (新潮文庫)より
    4101422249
    No.12:
    (3pt)

    一気に読める勢いはあるけど・・・(ネタバレ系

    そんな結末に強引に持っていくか???と最後の50ページで醒めました
    それまでは良かったんだけど

    白川作品は無理やり殺すよね・・・
    終着駅 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:終着駅 (新潮文庫)より
    4101422249
    No.11:
    (5pt)

    純愛ハードボイルド

    読みながら、気はずかしくなるような、キザな文章が、ボンボン出てくる。白川道の小説は天国の階段遠い銀河、竜の道についで、4冊目だが、これも面白いページをめくる手が止まらない。
    終着駅 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:終着駅 (新潮文庫)より
    4101422249
    No.10:
    (5pt)

    この作品は白川道氏の珠玉の純愛小説だ!


    「天国への階段」の感動を再びと思い、白川道氏の本を読み続けている。

    今回は、「終着駅」を読んだ。

    感動した!

    目頭が熱くなる場面が、3〜4ヶ所あった。

    「天国への階段」を読んだ時のように、涙を流すことはなかったが、

    美しい愛に触れることができたという感動を・・・読んでいながら感じていた。

    白川道という人は、どうして、ここまで美しい純愛を描くことができるのだろうか!?

    二人の愛を描いたシーンに来ると、世界が透明な純粋な空気に包まれた。

    その日の分を読み終えて、また翌日、読み始める時、また、その透明な純愛の世界に入って行けることに胸が躍った。

    これは、「天国への階段」を読んだ時と全く同じ気持ちだった。

    主人公の男は、やくざでなくても、人生に疲れた中年サラリーマンでも何でもいいと思った。

    僕は、やくざの世界の話には、全く興味が湧かなかった。

    中年の人生を諦めていた男が、真実の愛に出逢って生きる喜びを初めて知る・・・ それだけで、僕にとっては十分すぎるくらいの素晴らしいテーマだった。

    というより、僕にはその部分にしか興味がなかった(笑)。

    この純愛が実って、二人で幸せな生活を送って行けるのかどうかということが、この本を読み始めた頃から、ずっと気になっていたが、残りのページ数がどんどん少なくなって行き、この設定を考えた時、結論は簡単に類推できた。

    しかし、読んでいるうちに、それでもいいと、だんだん思って来たし、それしかないだろうと最後には思った。

    二人の美しい純愛は、たとえ何があろうと、永遠に残り続ける。

    愛は、一度、輝き始めると、決してその輝きを失うことはない。

    二人の心の中で永遠に輝き続ける。

    そのことに気が付いた。

    愛は素晴らしい!

    この「終着駅」という本は、僕に改めてそのことを教えてくれた。

    素晴らしい本だ!


    終着駅Amazon書評・レビュー:終着駅より
    4103994029
    No.9:
    (5pt)

    ひさびさにハマった純愛小説

    ずいぶん前に買ったものの帯に書かれたフレーズがださく感じられ、なかなか読むにはいたりませんでした。
    24歳の年齢差、盲目、ヤクザなど設定もこそばゆいし、非現実的だし、でもハマりました。
    青春時代に、貞操観念と熱情とを両立させなくてはならなかった世代なので、主人公の惑いにえらく共感してしまいました。
    オッサンの純愛小説というのは奇妙かもしれませんが、個人的には次から次にその先を読みたくなる本でした。
    終着駅 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:終着駅 (新潮文庫)より
    4101422249



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