最も遠い銀河
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あらすじ
晩秋の小樽の海で、一隻の漁船の網が女性の変死体を引き揚げた。その死体の首には、なぜか銀製のテッポウユリのペンダントが残っていた。懸命の捜査も虚しく、事件は迷宮入り状態と化した―。一方、東京の地で、新進気鋭の建築家として名を馳せている桐生晴之。誰もが振り向くほどの容貌、権力に媚を売らない孤高の姿、友への熱い友情。周囲から一目も二目も置かれる晴之だが、その過去はベールに包まれていた。そして、彼の首にテッポウユリのペンダントが吊るされていることを誰も知らない。人知れぬ哀しい純愛とたぎる怒りを抱え、建築家としての成功を目指す晴之。彼と小樽の死体遺棄事件との間には、一体なにがあったのだろうか。(「BOOK」データベースより)
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評判
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最も遠い銀河の総合評価:
7.92/10点 レビュー 24件。
感想一覧
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それだけに、彼・彼女らが幸福を得ずして何の正義か?との印象が強く残る。
対し、渡親子の手前勝手な正義感には辟易。特に誠一郎。まさに、世で言われる"老害"の典型。
捜査権も無い身分でありながら、他人の秘めたる部分に手を突っ込みかき回し、それを現職らも半ば肯定。親が親なら子も子…の典型。まあ実社会でも、あの組織で育った者からはこういう匂いを感じるが…。
己自身の不正には目を瞑り、他人の僅かな不正を叩きのめす。それを”正しい事”と信じ行動するこの父親及び息子の愚行数々を、何故読者にたらたらと読ませるのか?その感性を疑う。
この作家さんの作品はほぼ全て読んだが、今作は何を意図したのかが判らない。ラストへと続くダンディズムだけを描きたいのなら、他にもいくらでも手法はあった筈。
後味の悪さだけが残った。