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毒蟲vs.溝鼠
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毒蟲vs.溝鼠の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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状態もいいですし、早く届き、満足しました。レビュー遅くなって申し訳ありません | ||||
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神です。無間地獄、カリスマ、溝鼠、そして溝鼠から続く本書。完璧です。 読むと不思議と元気になります。負け犬ではいられないという気概が沸きます。 おすすめです。 | ||||
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「吐きたいほど愛してる。」を読んで感動したので、この作品も購入しました。 明らかにサイコパスと思われる人物が何人か出てきます。グロあり、笑いありの作品に仕上がっています。 最初のほうの、小動物が殺される描写がリアルで圧巻でした。 ストーリーのテンポが速く、爽快感があります。 しかし、グロや残酷シーンに慣れていない人にはオススメ出来ません。 | ||||
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作者の頭をかち割って中身を見たいと思ったのは久しぶり。「溝鼠」の最低なダークヒーローが帰ってきた!よって全編えげつないの一言。レイプ、暴行、バトルなど、もうドロドロ。実世界では絶対に体験できないとんでもない世界を追体験できる。 世間のオヤジは、こんな小説を読んでカタルシスを感じ、明日への活力を得るのだ。出張中の新幹線で読むのに最適。 | ||||
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前作(溝鼠)の続編。 前作同様かなりハードな内容であったため、今回も顔を顰めながら読み進めた。 中盤から同業であるライバル同士の戦いとなるが、この辺りの相手の腹の探り合いといった点では前作(父親との対決)の方が面白かったと思う。 しかしながら、本作品も最後まで一気に読ませるだけの内容は十分に有している。 なお、前作同様心の美しい方やグロいのが苦手な方にはお薦めできない。 グロさの面では長く記憶に残る作品となった。 | ||||
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何てったって酷い。もう酷すぎるってのが感想。笑える内容は皆無だが 読んでる者は笑うしかない。 前作もかなりのモノだったが残虐さもここまで描くと滑稽に見えてしまう。 復讐屋、鷹場と変体家族の物語....前作「溝鼠」の続編。 本作は新キャラ「毒蟲」事ゲテモノ蟲を扱う「別れさせ屋」黒部が登場。 二人の外道が「ドS」「醜女」「元外科医」「球児」「自虐男」などの 変態部下を引き連れ、アメコミ「X-MEN」並みの変態能力バトルを繰り広げるのだ。 「自虐男・鉄吉」VS「ドS男 国光」の口喧嘩が笑える。 終盤は急展開で「毒蟲vs.溝鼠」と共にもっとじっくり描いて欲しかったところ。 もう取りあえずグロいの駄目な人は絶対読んでは駄目。人にオススメするのも憚れる著作。 | ||||
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「溝鼠」の続編です。今回は前作から二年後の話で、鷹場がマニラに高飛びしている間に幅をきかせていた“毒蟲”大黒との激突です。大黒は都内で「別れさせ屋」を営んでおり、依頼人が要求する二人を別れさせるためなら自らの手足であるサソリやタランチュラなどを駆使して鷹場顔負けのえげつない手段で依頼を達成します。大黒は、過去「幸福企画」の犠牲者となったことがあり鷹場に深い恨みを抱いていました。似た者同士の二人はついに邂逅し、、、。 正直、エンターテインメントとして通用するギリギリのラインかなという感じです。執拗に拷問シーンが繰り返されるのは相変わらずですが、その内容は前作を凌駕する凄惨であり、特に男性には読み続けるのが困難な箇所もありました(苦笑)。前作の最後で最後の良心を捨てた鷹場率いる「青い鳥企画」の面々と、後天性ながらも斧を片手に平気で人を殺せる巨漢の大黒率いるクレイジーな面々とのバトルは楽しめます。 第三弾が出たら―――やっぱり読みたい。が、本作以上にエスカレートしてたら読了できずに行き倒れそうな気もします。 | ||||
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毒蟲大黒と、溝鼠鷹場のキャラクター像は十分に描き切れている。さすが新堂冬樹の真骨頂である。こういう小説を描けるのはこの作家だけだろう。あまりに十分描き切れているため、逆に殊更滑稽に思えてくる読者も大勢出てきてしまうことではないだろうか。 さて、この2人がどのように絡み合い、対決していくのか。過去に因縁があったことが発端になっているという点まではよかった。しかしながら対決シーンはいまひとつ迫力に欠けた。ここまでお膳立てしておきながら・・・。そして、再対決に向けて、両者の過去の恋沙汰が絡んできてクライマックスへの盛り上がりを感じさせたが、実際の対決ではそれも十分な効き目が無く、あっさりと終わってしまう。実にもったいないと思った。 | ||||
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最初から最後までB級感の漂う新堂節満開の作品。久々に声を出して笑える小説ではあった。けれど予定調和の感が強く「あっ」と言う展開がないのが弱点。キャラ小説。しかしそのキャラも「悪人・変人」というにはまともで善良な小物ばかり、繰り返すが「ギャグ小説」としてなら読む価値くらいはある。しかし出来るならもっと酷い話がみたい、そんな小説はどこかにないだろうか?この作者のかく「悲痛」はギャグにしかならない。「悪人や残酷」が好きでの購入はこの作者はお薦めできない。 | ||||
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装丁のカッコ良さが目を引く。いくらグロい描写をしても馳星周の書くようなノワールさに全く及ばない。だが、ギャグ小説として読めばなかなか面白い。溝鼠もかなりの窮地に追い込まれるので、十分に楽しめる娯楽作にはなっている。 | ||||
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あの溝鼠が帰ってきた。読まずにはいられない。あいかわらずセコイキャラクター。しかしその下世話なみみっちさにホッとして心が癒される自分がいた、グチャグチャなんだけど救われる、そうだよな、これが人間だよなと思ってしまう。特に被害妄想の塊のキャラがでてくるが、なんか共感してしまった。新堂冬樹もイッちゃてるが俺の心もイッちゃってるね。久々に小説を読んで大爆笑してしまった。読んで心がスッキリした。これはおススメ。新堂冬樹本はあたりはずれも大きいが私は全部読んでいる。それはトリップできる瞬間があるからだろう。 | ||||
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巻頭の、筆者によるこの物語の主人公鷹場に贈られたメッセージと、その煽情的な帯と装丁に(笑)、期待と懐疑心を持ちながら購入、その余りの面白さに一気に読み通してしまった。これは、危ない痛快作である。タイトル名で比較しては悪いが、とにかく全編に蔓延するエログロ・バイオレンスの凄まじい破壊力と変態性と悪趣味と憎悪の極致のバトルの数々に、正に、エイリアンも、プレデターも、自らの対決の詰まらなさ加減を恥じて、裸足で逃げ出したくなること請け合いだ(笑)。そのエグサ加減に思わず痙攣し、悪魔的カタルシスを感じてしまう。“溝鼠”鷹場といい、“毒蟲”大黒といい、一片の良心や倫理感など駆逐し、ここまで突き抜けてくれると、アンチヒーローとして、魅力的ですらある。唾棄すべき人物たちは彼等ではなく、自らの妬みや欲望から、彼等を雇い入れる依頼人たちの方だ。双方の脇役である“サディスティックな変態男”国光と“自虐的な偏屈男”鉄吉の、いつ果てるともない壮絶ななじりあいにおおいに笑わされながら、筆者の筆力の見事さに感服してしまう。 | ||||
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父の血を受け継いだため幼い頃から卑怯で残忍で自己中心的な性格の 溝鼠「鷹場」と最初は誠実な人間だったにもかかわらず鷹場のせいで 悪魔のような人間になってしまった毒蟲「大黒」の戦いを描いた 作品です。 仲間を思う気持ちや恋人を思う気持ちを持った人間は徹底的に自分の ことだけを考える人間に利用されて捨てられてしまうという現実の 人間社会の持つ一つの嫌な側面を過激な描写で抉り出している思います。 ちなみに、これは「溝鼠」の続編なので「溝鼠」を読んでいない人 は「溝鼠」から読んだ方が良いです。 | ||||
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怖い、怖すぎる。二人の対決は壮絶でどちらが勝ってもおかしくなく、はらはらした。濃厚な恐怖の世界を堪能できた。 しかし、最後が怒涛のごとく終わってしまい、あっさりしていたので、もう少し落ち着いて終わらせてほしかった。 だけど、本当怖すぎこれ。こんな人たちがいたらと考えただけでぞっとする。 | ||||
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