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(短編集)
顔
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顔の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全70件 21~40 2/4ページ
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我々の知らない警察という組織の厳しさを知らせて暮れる面白さを知る。 | ||||
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少しキズがあるということでしたが、気にならない程度で、とても綺麗な状態で届きました。 到着も早くて満足しています。 梱包もしっかり丁寧にされていたので助かりました。 | ||||
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一気読みしました。 この方の本は、どれを読んでも楽しめます。 これまで横山秀夫さんの本を読んで楽しいと思った方は、ぜひこの本も読んでみてください。 | ||||
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昔単行本でよんだのを、文庫で再読、短編5作品どれもおもしろいが、私は、最後の心の銃口が、ベストかな。 | ||||
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D県警シリーズの一作。写真を見て似顔絵を描けって言われて失踪騒ぎを起こした婦警が主人公の短編集。どの話も意外性があり、ミステリー要素もあって佳作揃い。ただし、本書に限らないけれど、横山秀夫は、典型的な日本語の誤用が目立つ。敷居が高い、うがった見方。編集者は注意すべき。また、凶悪犯罪が増えているなんてデマを作中に入れるのもいかがなものかと思う。これらがなければ星5だった。 | ||||
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婦警さんの 活躍と辛さ 辛さの方が大きい・・・・ 女性を生かせる部署・仕事と女性であることが「ハンデ」になって しまう仕事と色々ある・・ 警察の体質が 良く出ていると思う。。 大変ですね、、瑞穂さん・・・ | ||||
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婦警に憧れ、男社会である警察の中、歯を食いしばりながら生きていく瑞穂を応援したくなった。 それにしても警察内部の嫌な部分を書いてある。 でも面白いです。 瑞穂には強くなっても繊細さを忘れないで欲しいと思いました。 | ||||
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横山は第三の時効 (集英社文庫)で、田畑捜査第一課長の下で熾烈な先陣争いを展開する刑事たちを描いた。敏腕の田畑自身が内心、彼らと争う同世代でなくて幸いだったと思うほどの猛者揃いなのだ。一班の班長朽木、二班の楠見、三班の村瀬。 一転陰の季節 (文春文庫)では、捜査の第一線に立つ現場と管理部門「警務部」との対抗を描き「人事のエース」と恐れられる二渡警視を登場させた。 これらは、誰よりも早い犯人検挙をめざしプライドと昇進をかけた男たちの激烈な競争の物語であり、警察組織はその意味で徹頭徹尾男社会なのである。 この組織に飛び込んだ若い婦警平野巡査に何ができるのだろう? 現在は不本意にも広報室に配属され<婦警なんか寄越されたんじゃ、一人減と同じじゃねえか>と考える課長の下でつまらない雑事をあてがわれている。そのくせ女性記者と夜ワインでも飲んで、情報の一つくらいお前でも取れるだろう、と匂わされる。 六年前、平野は機動鑑識班の一員として巡査を拝命した。持ち前の特技を生かし犯人の似顔絵を作成する専門職で、やり甲斐も誇りもあった。が、ある不幸な事件に深く傷つき、長期休職を経て復職。特別な計らいで広報室にリハビリ異動となったのだった・・・ 横山作品中若い婦警を主人公とする本書はユニークな一冊。上記「第三の時効」や最新作「64」のような緊迫したスリルとサスペンスはないが、それなりの謎解きも織り込まれた爽やかな佳作ではないだろうか。 | ||||
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この「FACE」は、「陰の季節」で登場した脇役の一人が主人公です よって陰の季節では捜査の末に暴かれた真相が、 FACEでは周知の事実みたいな感じでさらっと語られてるので、 先に陰の季節を読むことをお奨めします 他の横山作品に比べれば凡作かもしれませんが、 ミステリー小説平均としては高いレベルにあると思うので、 ミステリー好きなら十分に楽しめると思います | ||||
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若い婦警が、失敗をしながら成長していく過程がいろいろな事件を通じて、感じました。 | ||||
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本当の警察官の世界を一番リアルに描いているとの評価に誘われて読んで見たが看板に偽り無しでした。 ストーリーの意外な展開と秀逸な結末も見事です。 | ||||
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地方の県警の婦警、平野瑞穂、彼女の周りで起こる事件を警察と言う組織の観点から、それでいてそれぞれが短編集の 如く質の高いエンターテインメントとなっている。全ての短編(敢えて短編と言っておこう)でひねりの効いた結末を用意してくれて いるのだ。特に「心の銃口」がいい。警察マニアの女性が警官の拳銃、しかも婦警の拳銃を盗む事件の背後にあったのは 警察組織の中の腐敗した部分、やがて、逮捕されるのは平野とコンビを組んだ相方。いつもながらの淡々とした語り口ながら いまや横山は警察小説を書かせたら彼の右に出るものはいないことをどのジャンルでも証明しつつある。 | ||||
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横山さんの作品すべて読んでます。 これもとても面白かったです。 | ||||
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まずまず満足出来ました。それ以上ではありません。 最後の落ちに現実感が、乏しいのでしょうか。 | ||||
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作者の他作品で登場したキャラを中心にした短編集 女性が主人公だが恋愛要素はゼロな成長物語だ 主人公は完璧な人間ではなく、人間関係に悩みミスもし時には誰かに嫉妬をしたりもするが、 人情味あふれた人間で好感が持てる 彼女が関わる事件もそれなりに展開にひねりがあり、似顔絵を描いてただ解決というものは あまりなく読んでいて飽きさせない 氏の作品の中で際立っているというほどではないが、良作揃いな一冊だろう | ||||
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緊張感がたまらない。 あっという間に読み終え、まだまだ読み足りないくらいです。 | ||||
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D県警シリーズ。今回の主人公は、女性警察官、平野瑞穂。彼女の警察官としての過程が五つの連作短編で綴られる。女性ゆえの軋轢、不平等な扱いを周囲の助けを借りながら跳ね除け、成長するストーリーが面白い。 | ||||
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主役の平野瑞穂はD県警の婦警である。D県警 機動鑑識班で似顔絵を作成する準専門職だったのだが、上司に指示された不正に嫌気がさし、失踪事件を起こした過去がある。このいきさつは、『陰の季節』の短編「黒い線」で読むことができるが、本短編集では、瑞穂は秘書課の広報公聴係に配属されている。失踪事件がたたって冷や飯を食わされているのだ。瑞穂に不正を強いた森島など「黒い線」の登場人物が本短編集にも顔を出しているため、前もって「黒い線」には目を通すことをおすすめしたい。本短編集での瑞穂の苦悩や成長がより鮮明になるだろう。 D県警シリーズは警察組織の中の管理部門の人々が主役である。警察の面子を守るために奔走し、組織の内部統制をいかに保ち続けるかに腐心する警官らの姿が描かれており、警察小説としてとても新鮮だった。警官らの野心や失意がひしひしと伝わる人間ドラマなのだ。 本短編集は、瑞穂が直接事件と関わりもつものもあるため、他のD県警シリーズとは趣が違う。信念を貫いたために、組織から爪弾きにされてしまった瑞穂のガンバリが、20代女性の視点で描かれていく。瑞穂の嫉妬、悔悟、混迷といった内省的な部分にスポットがあたっているのも本短編集の特徴だ。典型的な男社会の中で、事あるごとに過去の失敗をもちだされる瑞穂。ヘコまされても、ギリギリのところで撥ね返していく瑞穂の意地に、清々しさを感じるだろう。 ■共犯者 銀行強盗の訓練中、時を同じくして別の支店で本物の強盗事件が発生した。このためD県警は現場への到着が遅れるという失態を犯してしまう。訓練については支店長を除き、知らされていない。訓練に参加した瑞穂は監察官からの追求で、同期の婦警に話をしたこと口にしてしまう。友情が壊れかけている瑞穂は信頼を取り戻すべく、不審な行動をしていた人物の似顔絵を描き、聞き込みを開始するのだった ・・・ 瑞穂の似顔絵と推理が冴える作品。本作品は、短編を読み進めていくと瑞穂が成長していることが良くわかるようになっている。 ■心の銃口 南田安奈婦警が襲われ拳銃が強奪された。安奈は意識不明のため、犯人の足取りがつかめない。強行班捜査係に転属した瑞穂は、現場の状況から目撃者を特定し似顔絵を作成する。しかし、それは全くの見当違いの人物だった ・・・ 本短編で、いくつかの失敗を繰り返しながら、警察官として自覚していく瑞穂が描かれている。どんでん返しもあって、ミステリとして十分に楽しめる作品だ。瑞穂の心の銃口という言葉が、爽快感をともなった余韻を残していく。 その他、魔女狩り/決別の春/疑惑のデッサン を収録 | ||||
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「陰の季節」からのスピンオフ。 ”黒い線”の主人公 平野瑞穂が警察官という職務に 誇りを持ちつつも、組織に対する疑問や 警察という、男社会での葛藤を描いた短編集。 主人公がいつもの横山作品とは違い「女性」であるがゆえ どこか、甘さが拭いきれない。 同じ女として、この”甘さ”を感じてしまうところが 自分自身、ちょっと戸惑いを感じてしまう。 主人公の瑞穂は、ある意味純粋で生真面目である。 そのひたむきさは、痛々しい程。 それでも、こんな風に必死になって頑張れる姿を羨ましいとさえ思えるのは 自分自身が、いつのまにかそういうモノを 失ってしまったような感じを受けるからなのかもしれない。 警察という組織と、男という社会にもまれながら 少しずつ成長していく姿は、読んでいて応援したくなる。 七転八倒しながらも、最後には”私は警察官なのだ”という 瑞穂の誇りが清々しく、どんな仕事であれ 「誇り」を持つことの大事さを改めて痛感させられた。 ●魔女狩り ●決別の春 ●疑惑のデッサン ●共犯者 ●心の銃口 の5作品が収録されているが、中でも「心の銃口」は一読の価値有りです。 | ||||
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刑事モノの秀作です。 似顔絵婦警として、悩みつつ、少しずつ成長して行く平野瑞穂の生き様が何とも清々しいです。 著者の作品をもう一冊読んで見たいと思いました。 | ||||
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