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(短編集)
真相
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真相の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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プレゼント用で不明 | ||||
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内容は良いが、経年劣化で汚いです。 | ||||
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どの物語も内容がよく出来ていて引き込まれます。早く先が知りたいとあっという間に読み終えました。しかしどの物語もラストが粗雑で尻切れトンボ感が否めませんでした。えっ、これで終わりかよっていう終わり方です。それで星3つにしました。 | ||||
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横山氏らしくどれも読ませる内容ではあるものの、18ホールは面白いがオチがいまいち、 空手のはそもそも裏も何もないとこの二作はやや不満が残った とはいえ全体的によくできた作品 | ||||
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『第三の時効』や、『動機』に比べると少し落ちるなかと思います。それでも良質な短編集であることは確かです。 事件の裏の真相に様々な感情・心理が渦巻いています。 横山さんはそういった心理描写が天才的ですね。 “18番ホール”など特に面白かったです。先の読めない展開に、ドキドキしました。最後のドンデン返しも秀逸でした。 他の作品もどんどん触れてみたいと思いました。 | ||||
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さすが横山秀夫と唸ってしまう緻密な作品ばかりで、短編集とは思えないほどの読み応えがあった。 特に18番ホールなど秀逸で、読んでいて息詰まるような圧迫感すら感じるほどだった。 ただ、どの作品にも救いがないのが辛かった。 人の心の奥に潜む闇の重さや、追いつめられて行くにつれ常軌を逸していく心理描写などが、あまりにも真に迫っているがために、読者は作品の登場人物と一緒に重荷を背負ってしまう感がある。 読後感が悪いというのではなく、辛いという表現が一番ぴったりくるような感じがした。 | ||||
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「動機」、「陰の季節」など警察小説の名手として知られる作者が、警察官以外を主人公にして様々な人間模様を描き出した短編集。だが、私にはゴシップ記事を書く新聞記者の色が強く感じられた。 タイトル作「真相」は過去に息子を殺された税理士が主人公。10年振りに犯人が見つかったという知らせで物語が動くのだが、主人公の家族構成が分かった所で真相はミエミエ。主人公が熱くなって行く様子だけ書いて、他の登場人物に対する人物描写が甘いので、そのミエミエの真相に説得力が感じられない。特に、被害者の妹の心理は常軌を逸しており、これなら時計の針を戻して、彼女をヒロインにしたサイコ・サスペンス物を書いた方が良かった。「18番ホール」は県職員から村長に立候補する男が主人公だが、この作品でも主人公一人の狂奔に描写が集中し、作品として深みがない。単なる記者から見た時の選挙戦である。結末は落語のオチではないのだから強引過ぎるだろう。「不眠」はサラリーマンでリストラ候補世代である私にも身につまされる問題であるが、新聞・週刊誌の社会記事を読んでいるようである。「花輪の海」、「他人の家」は共に作者の感傷だけで書いているようで、読み甲斐がない。特に「他人の家」は記者の視点で書いている感が強い。 警察小説から離れた時、記者時代の三面記事を書いていた頃の記憶・執筆姿勢が戻ったのではないだろうか。ゴシップ記事を小説風に焼き直したものを読まされた気分になる短編集。 | ||||
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犯罪被害者の家族を描いた表題作や、刑期を終えて罪を償った男とその妻が受ける仕打ちを描いた「他人の家」など5作品が収録された短編集。 私は横山秀夫さんの作品はやはり警察小説が巧いと思ってしまうので、この作品集はもう一つ物足りなさを感じました。なんと言うか……中編で読みたいのに短編なのね……と言ったところでしょうか? 不満ではありません。表題作の「真相」で父親が感じた感情の揺れ幅は、読んでいる側も激しく揺さぶりますし、「18番ホール」で村長候補が追い詰められていくスリルは秀逸ものです。ただ、もう少し書き込んだ物語を読みたいな……という好みからの物足りなさです。 | ||||
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面白い内容なんだと思いますが、最後にサプライズはありません。他に読む本がないときに、暇つぶしに読むくらいなら値するのではないでしょうか?どんでん返しもないし、ドキドキもさせません、ひたすらたんたんと書かれています | ||||
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事件が解決したといっても、そこで全てが終わるわけではない。人の心の中にいつまでもしこりのようにその事件は残り、割り切れない思いがずっと続いていく。この作品の中に描かれている人たちも、さまざまな悲哀を抱えて生きている。おそらく人生を終えるその日まで、この先ずっと引きずって行くのではないだろうか?やりきれない思いが残る作品ばかりだった。 | ||||
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今回はちょっと期待はずれ。おそらく他の作家が書いたものならばいずれも秀作ぞろいということになるのだろうが、どこでどうひねり技が出るかと細心の注意を払いながら用心して読んだものだから、今回はどれもたいした落ちに思えませんでした。とはいえ、横山作品ですから、これには裏があるな、とか、こいつの出方はどうもおかしい、などというような素直でない気持ちを持たなければきっとこの作品集は面白いと思いますが。 | ||||
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