幽霊塔

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

幽霊塔の評価:

4.11/5点 レビュー 81件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.11pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全186件 21〜40 2/10ページ
No.166
(5pt)

ぐいぐいぐいの一気読みに走りました。面白かったあ。

1937年(昭和十二年)から1938年(昭和十三年)にかけて、『講談倶楽部』に連載された作品。黒岩涙香(くろいわ るいこう)の翻案小説(原作は、C・N・ウィリアムスン『灰色の女』)を、乱歩が書き直したものです。

あちこち気になるところもありましたが、全体として見れば、とてもわくわくさせられる冒険小説でした。
少年時代に読んで夢中になった、ポプラ社の「アルセーヌ・ルパン」シリーズのあのスリリングな面白さ、わくわく感によく似た読み心地がありましたね。とにかく先が気になって目が離せない、頁をめくらずにはいられない面白さでした。

とりわけ意表を突かれて驚いたのは、話の半ばくらいで、主人公の私こと北川光雄(きたがわ みつお)が乗った汽車が、いきなり横倒しに転覆したこと。この大珍事には、びっくりしたなあ、もう。小説の登場人物に、突然降りかかった天変地異的な出来事でこんなにワッ!となったのは、泡坂妻夫の『乱れからくり』以来かもしれない。

あと、春陽文庫の表紙カバー、多賀 新(たが しん)の銅版画『合体図』(1976年)が素晴らしいっす。大乱歩の幻想的、怪奇的、異様な作品の味わいに、いかにもふさわしい装画じゃないですか。この画家の作品を持ってきた編集者(でいいのか)に、拍手。
幽霊塔 (春陽文庫―江戸川乱歩文庫) Amazon書評・レビュー: 幽霊塔 (春陽文庫―江戸川乱歩文庫)より
4394301246
No.165
(5pt)

ありがとうございました。

ありがとうございました。
幽霊塔 (江戸川乱歩文庫) Amazon書評・レビュー: 幽霊塔 (江戸川乱歩文庫)より
4394301610
No.164
(5pt)

ありがとうございました。

ありがとうございました。
幽霊塔 (春陽文庫―江戸川乱歩文庫) Amazon書評・レビュー: 幽霊塔 (春陽文庫―江戸川乱歩文庫)より
4394301246
No.163
(3pt)

当時の価値観に驚く

塔の仕掛けや謎の美女、おどろおどろしい雰囲気は魅力的で、様々な人が推すのも納得です。当時の娯楽通俗小説として傑作だったんだろうなあというスタンスで面白く読めました。
驚いたのは一人称で語る主人公の価値観です。巻末に「差別的表現もそのままにしている」旨の断り書きはありますが、それにしても女性蔑視、障害者蔑視、職業や身分差別的な記述がこれでもかというほど繰り返し出てきます。また、これは主人公の性格設定かもしれませんが、極端なルッキズムはいっそ爽快なほどです。正直ストーリーよりも、すごい感覚の時代だったのだなという印象が強いです。
「今の子どもたちにも面白いのではないか、読んでほしい」というレビューもありますが、その点を分けて考えられる年齢かどうか、相当注意が必要だと思います。昔を懐かしんでドキドキして読んだというシニアの方は、違和感は持たれないのでしょうか…いろいろと余計なことが気になりました。
幽霊塔 (江戸川乱歩推理文庫) Amazon書評・レビュー: 幽霊塔 (江戸川乱歩推理文庫)より
406195220X
No.162
(5pt)

表紙と最初の数ページが嬉しい

宮崎駿さんの8ページが最初にあります。絵がとても素敵。お話も読みやすいです。
幽霊塔 (江戸川乱歩文庫) Amazon書評・レビュー: 幽霊塔 (江戸川乱歩文庫)より
4394301610
No.161
(5pt)

表紙と最初の数ページが嬉しい

宮崎駿さんの8ページが最初にあります。絵がとても素敵。お話も読みやすいです。
幽霊塔 (春陽文庫―江戸川乱歩文庫) Amazon書評・レビュー: 幽霊塔 (春陽文庫―江戸川乱歩文庫)より
4394301246
No.160
(5pt)

傑作です

「孤島の鬼」とともに、江戸川乱歩の代表的傑作といえるのでは。
中古で安く買ったのですが、少々傷んでいましたが、それが古色な味わいがあって
ピカピカの新品より逆に良いかも。
幽霊塔 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 幽霊塔 (創元推理文庫)より
448840118X
No.159
(5pt)

江戸川乱歩、素晴らしい。

絵が良かった。
幽霊塔 (江戸川乱歩文庫) Amazon書評・レビュー: 幽霊塔 (江戸川乱歩文庫)より
4394301610
No.158
(5pt)

江戸川乱歩、素晴らしい。

絵が良かった。
幽霊塔 (江戸川乱歩全集) Amazon書評・レビュー: 幽霊塔 (江戸川乱歩全集)より
4806066419
No.157
(5pt)

江戸川乱歩、素晴らしい。

絵が良かった。
幽霊塔 (春陽文庫―江戸川乱歩文庫) Amazon書評・レビュー: 幽霊塔 (春陽文庫―江戸川乱歩文庫)より
4394301246
No.156
(4pt)

盛りだくさん

乱歩の通俗長編のなかでは、かなり面白いほうだと思う。それもそのはず、本作には「原作」があるのだ。それはアリス・マリエル・ウィリアムソンという人が書いた小説『灰色の女』で、これを黒岩涙香が翻案し、さらに乱歩がリライトしたのである。

名探偵不在の物語なので、明智小五郎は登場しない。主人公の男の一人称で、冒険譚風に綴られる。前半はちょっと退屈だが、中盤から面白くなってきて、殺人あり、人間消失あり(ちょっとアンフェア)、財宝探しあり、と盛りだくさんだ。何よりヒロインが好い人なのか、悪い人なのか、謎めいていて最後まで引っ張る。

僕が乱歩を読んでいつも感心するのは、文章のなめらかさだ。まあ古臭いとか安っぽいとかいった批判もよくわかるんだけど、これだけ読みやすい文章を書くのは案外難しい。講談を聴いているような感じで(それだけにややくどさを感じないでもないですが)こういう文章はなかなか凡手には書けないと思う。

ちなみにこの創元推理文庫版には連載当時の挿絵が付いていて、なかなか気分を盛り上げてくれるわけだが、文章ではヒロインが絶世の美女風に描写されているのに、挿絵がどうにもビミョーで、ちょっと笑った。
幽霊塔 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 幽霊塔 (創元推理文庫)より
448840118X
No.155
(4pt)

わしは人工をもって自然と戦っている戦士じゃ

<ネタバレ注意>

 初めて乱歩作品に出逢ったのは、小学校の高学年の時で、ポプラ社の少年探偵団シリーズだった。
 タイミング的には、『帰ってきたウルトラマン』の郷秀樹が怪人二十面相を演っていた『少年探偵団(BD7)』の後だったと思うが、すでにその内容にはバカバカしさを先に感じてしまい、同じ図書室にあったホームズものやルパンものほどには惹かれなかった。
 しかしポプラ社版のシリーズ後半は、乱歩の一般向け作品を子供用にリライトしたもので、そちらの方が面白かった記憶があって、中でも本作品のリライト版『時計塔の秘密』には惹き込まれて、今見返すと謎だが、当時は表紙の秋子さんにあこがれたw
 はっきりとは覚えていないが、たしか北川光雄を少年に設定して、彼の役割の重要なところを青年の明智小五郎の活躍に置き換えていたような。

 閑話休題。
 子供の頃に好きだった本を読みなおす時には、はたして今楽しめるだろうかという懸念を感じるが本作品にその心配は要らなかった。
 整形手術を人体改造術と呼んで、おどろおどろしく登場させているところを心広く呑み込む必要はあるがサスペンスあり、怪奇あり、冒険ありの一級の娯楽小説である。
 関係ないが、人を脅かす以外の目的が不明な養虫園の周り中に無数の蜘蛛の件は、『柳生忍法帖』の屋敷を思い出した。あちらは裸体の美男美女だったが。花地獄だったっけ?

 さらに美男美女で思い出した。美女々々と描写される野末秋子に対して、北川光雄は語り手という事もあって、己の身体について描写はほとんどないのだが、養虫園の老婆曰く「若くて美しい」男である。若干黒川弁護士に同情。

 なんにせよ、この歳になっても楽しく読めたのは嬉しきかぎり。
 二重の翻案だということを度外視すれば、乱歩作品の中では、『孤島の鬼』と並ぶツートップで好きな作品である。
 そういえば、冒頭で語り手が妻の謎多きことを匂わせるところが共通している。

 ところで、宮崎駿が本作品のファンで、そのオマージュが『ルパン三世カリオストロの城』の時計塔に現れているという事をつい最近知った。あちらも好きな作品であるだけに、当時気付けなかったのは残念である。よく時計塔が舞台になるなくらいは感じた筈だが……。
幽霊塔 (江戸川乱歩文庫) Amazon書評・レビュー: 幽霊塔 (江戸川乱歩文庫)より
4394301610
No.154
(4pt)

わしは人工をもって自然と戦っている戦士じゃ

<ネタバレ注意>

 初めて乱歩作品に出逢ったのは、小学校の高学年の時で、ポプラ社の少年探偵団シリーズだった。
 タイミング的には、『帰ってきたウルトラマン』の郷秀樹が怪人二十面相を演っていた『少年探偵団(BD7)』の後だったと思うが、すでにその内容にはバカバカしさを先に感じてしまい、同じ図書室にあったホームズものやルパンものほどには惹かれなかった。
 しかしポプラ社版のシリーズ後半は、乱歩の一般向け作品を子供用にリライトしたもので、そちらの方が面白かった記憶があって、中でも本作品のリライト版『時計塔の秘密』には惹き込まれて、今見返すと謎だが、当時は表紙の秋子さんにあこがれたw
 はっきりとは覚えていないが、たしか北川光雄を少年に設定して、彼の役割の重要なところを青年の明智小五郎の活躍に置き換えていたような。

 閑話休題。
 子供の頃に好きだった本を読みなおす時には、はたして今楽しめるだろうかという懸念を感じるが本作品にその心配は要らなかった。
 整形手術を人体改造術と呼んで、おどろおどろしく登場させているところを心広く呑み込む必要はあるがサスペンスあり、怪奇あり、冒険ありの一級の娯楽小説である。
 関係ないが、人を脅かす以外の目的が不明な養虫園の周り中に無数の蜘蛛の件は、『柳生忍法帖』の屋敷を思い出した。あちらは裸体の美男美女だったが。花地獄だったっけ?

 さらに美男美女で思い出した。美女々々と描写される野末秋子に対して、北川光雄は語り手という事もあって、己の身体について描写はほとんどないのだが、養虫園の老婆曰く「若くて美しい」男である。若干黒川弁護士に同情。

 なんにせよ、この歳になっても楽しく読めたのは嬉しきかぎり。
 二重の翻案だということを度外視すれば、乱歩作品の中では、『孤島の鬼』と並ぶツートップで好きな作品である。
 そういえば、冒頭で語り手が妻の謎多きことを匂わせるところが共通している。

 ところで、宮崎駿が本作品のファンで、そのオマージュが『ルパン三世カリオストロの城』の時計塔に現れているという事をつい最近知った。あちらも好きな作品であるだけに、当時気付けなかったのは残念である。よく時計塔が舞台になるなくらいは感じた筈だが……。
幽霊塔 (江戸川乱歩全集) Amazon書評・レビュー: 幽霊塔 (江戸川乱歩全集)より
4806066419
No.153
(4pt)

わしは人工をもって自然と戦っている戦士じゃ

<ネタバレ注意>

 初めて乱歩作品に出逢ったのは、小学校の高学年の時で、ポプラ社の少年探偵団シリーズだった。
 タイミング的には、『帰ってきたウルトラマン』の郷秀樹が怪人二十面相を演っていた『少年探偵団(BD7)』の後だったと思うが、すでにその内容にはバカバカしさを先に感じてしまい、同じ図書室にあったホームズものやルパンものほどには惹かれなかった。
 しかしポプラ社版のシリーズ後半は、乱歩の一般向け作品を子供用にリライトしたもので、そちらの方が面白かった記憶があって、中でも本作品のリライト版『時計塔の秘密』には惹き込まれて、今見返すと謎だが、当時は表紙の秋子さんにあこがれたw
 はっきりとは覚えていないが、たしか北川光雄を少年に設定して、彼の役割の重要なところを青年の明智小五郎の活躍に置き換えていたような。

 閑話休題。
 子供の頃に好きだった本を読みなおす時には、はたして今楽しめるだろうかという懸念を感じるが本作品にその心配は要らなかった。
 整形手術を人体改造術と呼んで、おどろおどろしく登場させているところを心広く呑み込む必要はあるがサスペンスあり、怪奇あり、冒険ありの一級の娯楽小説である。
 関係ないが、人を脅かす以外の目的が不明な養虫園の周り中に無数の蜘蛛の件は、『柳生忍法帖』の屋敷を思い出した。あちらは裸体の美男美女だったが。花地獄だったっけ?

 さらに美男美女で思い出した。美女々々と描写される野末秋子に対して、北川光雄は語り手という事もあって、己の身体について描写はほとんどないのだが、養虫園の老婆曰く「若くて美しい」男である。若干黒川弁護士に同情。

 なんにせよ、この歳になっても楽しく読めたのは嬉しきかぎり。
 二重の翻案だということを度外視すれば、乱歩作品の中では、『孤島の鬼』と並ぶツートップで好きな作品である。
 そういえば、冒頭で語り手が妻の謎多きことを匂わせるところが共通している。

 ところで、宮崎駿が本作品のファンで、そのオマージュが『ルパン三世カリオストロの城』の時計塔に現れているという事をつい最近知った。あちらも好きな作品であるだけに、当時気付けなかったのは残念である。よく時計塔が舞台になるなくらいは感じた筈だが……。
幽霊塔 (春陽文庫―江戸川乱歩文庫) Amazon書評・レビュー: 幽霊塔 (春陽文庫―江戸川乱歩文庫)より
4394301246
No.152
(5pt)

娘の夏休みに

娘が夏休みに読みたいというので、購入させていただきました。「新品同様」の表記通りとても綺麗な状態で、加えて表紙の絵の美しさにも思わず感動してしまいました!状態の良いものが安価で入手でき助かりました!
幽霊塔 (江戸川乱歩文庫) Amazon書評・レビュー: 幽霊塔 (江戸川乱歩文庫)より
4394301610
No.151
(5pt)

娘の夏休みに

娘が夏休みに読みたいというので、購入させていただきました。「新品同様」の表記通りとても綺麗な状態で、加えて表紙の絵の美しさにも思わず感動してしまいました!状態の良いものが安価で入手でき助かりました!
幽霊塔 (江戸川乱歩全集) Amazon書評・レビュー: 幽霊塔 (江戸川乱歩全集)より
4806066419
No.150
(5pt)

娘の夏休みに

娘が夏休みに読みたいというので、購入させていただきました。「新品同様」の表記通りとても綺麗な状態で、加えて表紙の絵の美しさにも思わず感動してしまいました!状態の良いものが安価で入手でき助かりました!
幽霊塔 (春陽文庫―江戸川乱歩文庫) Amazon書評・レビュー: 幽霊塔 (春陽文庫―江戸川乱歩文庫)より
4394301246
No.149
(5pt)

宮崎駿様!!!仕事しすぎ!!

マニアなら購入してかまいませんよ!!!
幽霊塔 (江戸川乱歩文庫) Amazon書評・レビュー: 幽霊塔 (江戸川乱歩文庫)より
4394301610
No.148
(5pt)

宮崎駿様!!!仕事しすぎ!!

マニアなら購入してかまいませんよ!!!
幽霊塔 (江戸川乱歩全集) Amazon書評・レビュー: 幽霊塔 (江戸川乱歩全集)より
4806066419
No.147
(5pt)

宮崎駿様!!!仕事しすぎ!!

マニアなら購入してかまいませんよ!!!
幽霊塔 (春陽文庫―江戸川乱歩文庫) Amazon書評・レビュー: 幽霊塔 (春陽文庫―江戸川乱歩文庫)より
4394301246