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インシテミル
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インシテミルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.55pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全120件 81~100 5/6ページ
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本を読んでいる内に次のことが気になり、一気に読むことができました。 最後の落ちのところは腑に落ちないところもありましたが、十分に満足できる作品でした。 なんといってもこの作品の設定が自分にとってはまりました。 ある人文科学実験のために集められた12人、殺すこと・犯人を当てることにより報酬が上がる、一人ひとりに与えられる違った武器・・・ 読んでみるべきです。 | ||||
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まあ期待通りというか予測した範疇での完結でした。 どんでん返しを期待して読み進めると、意外な結果に・・・ その先は、『ヨンデミル』 | ||||
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自分はライトなミステリー好きなのですが、 冒頭の謎のアルバイト募集から、第一の殺人が起こるまで一気に引き込まれてしまいました。 その後の殺人なんて起こるわけもないと言いながらおこる連続殺人に やっぱりなぁと思いながらも、なんでだろうと思わずに入られませんでした。 登場人物たちのどことなく抜けた会話にも楽しみながら、 読みやすい展開に大満足の一冊でした。 | ||||
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毎度ご好評(?)の、通勤電車で誰かさんが読んでいる本を読んでみたシリーズ。 知人にこの作家の「ボトルネック」を勧められ、読んだけど読後感が悪いなと感じたばかりで、 でもこの作品は映画化、なんて話もあり意を決してみた次第。 組み立て方はすごくうまいと思った。 謎のある設定、登場人物の(誰が誰とは明示されないが)それぞれの性格を少しちらつかせるイントロ。細かい設定。 ところどころにちらほら挟まれている、古今東西の推理小説の香り。 全員が死んでしまう設定ではないだろう、生き残るのは主人公だろうし、なんて考えながら読み進む。 残酷だけど誰が死ぬのかどうなるのかなど、さくさく読める。 そもそも最初の設定にあった、主催者側の「興味を引いた行動や言動」へのボーナスは? 一番知りたかったところが(途中はあんなに細かい計算があったのに!)曖昧で、 ちょっとそこは不満。それともあたしが読み過ごしたか? あとは、残る人が一名と、その理由が終盤あたりでわかっちゃったところまさかの予定調和。 角川シリーズで以前読んだ「嘘神」とか、黒武洋の「パンドラの火花」などのように、 さくさくと読める、エンターテイメント性の高い作品。 きっとそれらが好きな人は間違いなく、楽しめるレベルではあると思う。 さらっと読めた。ごちそうさまでしたー | ||||
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最後まで読むと、ほほぉと思う部分もあり、なかなか面白かった。 ただ最初の殺人が起きる前、起きた後に、それぞれの凶器を調べたり、提出させたり、封印しないことに疑問。 ミステリーに詳しい人がいるなら、そういった行動をとるんじゃないかと。 そこに詳しい説明があればより入り込めた。 序盤で、自分が怪しいと思っていた人物がなかなか犯人とも犯人じゃないともいえない感じだったので、ずーっといらいら。 犯人じゃないとわかった瞬間はしてやられたという感じ。 いい形で裏切られてスッキリしました。 いつのまにかグロテスクな殺人ゲームの犯人探しにいっしょにのめり込んでいる自分がいました。 後半の解決編の展開は好きです。 | ||||
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おもしろかったです。 思わせぶりに出てきただけで、「結局なんだったの?」みたいな 中途半端なものもありましたが、(登場人物しかり、小物しかり) それをねじ伏せるだけの展開の面白みがありました。 ロジックは、おもわず紙に書き出して、一緒に考えたくなる向きもあって 何度も前のページに戻っては考えてしまったり。 登場する人物の背景はほとんど描かれていないから、感情移入も何もないのですが、 それで面白いのはとにかく、「推理する」快感がある本だからなんだと思います。 ついでに言うと、中で登場するいろいろな過去の作品も微妙にかじっていたので、 さらに面白く思えました。 アガサ・クリスティとか久々に読みたくなりました。 | ||||
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クローズドサークルはミステリーの定番であるが, もはやリアリティのあるシチュエーションではないため 読者をあきさせないために,ミステリー作家たちはずいぶんと工夫しているようだ. この作品では初めから“実験”という体裁をとることで クローズドサークルを無理なく成立させている. 意図の読めない主催者の不気味さや 賞金や少々複雑なルールを取り入れたゲーム的要素, 全員が何がしかの凶器を持っているという恐怖感が いいアクセントとなっている. ほどよい緊張感に後押しされて一気に読んでしまった. 何より秀逸なのは監獄だろう. 本来ならゲームから脱落した参加者が収容されるイメージだが 使いようによっては有利にもなるのでは?と考えていたら これもきちんと使いこなしてエンディングを迎える. 凝った設計をうまく使いきったプロットはお見事. 星1つ減点したのは一部のキャラクターの描きわけがうまくいってないと感じたため. リーダー格の登場人物のキャラがかぶって感じられ, 誰のセリフなのかわかりにくい部分があった. ここだけが惜しい. | ||||
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とにかく面白いです。親子三人で一気読み!本嫌いな下の子まで電車乗り過ごしました!米澤さんの本、読み漁っている今日この頃です。 | ||||
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11万2千円という、法外な自給に誘われて『暗鬼館』に 集まった12人の男女。12の個室には『武器』が。 しかも『殺人にはボーナス』という とんでもないルールまで。 館や孤島を小説として成立させるのは難しいみたいで、 パロディーとして描いたり、物語性を無視して マニアだけを相手にしたりと、なかなか『当たり』を ひけませんが、これ、すごい! 『バトルロワイヤル(もしくはキングのあれ)』まで 混ぜ込んでるのに、浮世離れしていない。 登場人物の性格と行動に一貫性がある(と、ボクは思う)。 お金を必要とする理由は具体的には語られないんだけど、 行動で感じさせてくれる。 一見もんきりちょうの登場人物も、実によく練られていて、 マンガ風には、絡んでこない。 お嬢様、そう来るか! エピローグは、いたたまれないし、 ラストの『手紙』も、ゾッとするんだけど、 ギャグに流さずに、ドライとも違う感じで さらりと書いて見せるところなんか、 『メタ』とも違う、今風だと思った。 なかなか、読ませてもらいました。 | ||||
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続きが気になり一気に読んでしまったぁ(^_^;) 自分の中ではかなりヒットでした!読んで損はないです。映画楽しみ♪ | ||||
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時給十一万二千円、さらにボーナスあり。 超高額の時給につられて集まった12人の男女。 とある施設に閉じ込められた彼らを待っていたのは、参加者同士に殺人をけしかける犯人当てゲームだった。 「ライヤーゲーム」と「そして誰もいなくなった」を足して2で割った感じ。 重たい推理小説ではなく、ライトなミステリー小説。 まるでマンガを読んでいるかのようにページが進んだ。 これは設定勝ちだなー この設定に、どうやったってひきつけられてしまう。 そしてこの、面白くなりそうな設定で、きちんと面白い話を描いている。 万人受けする素晴らしい娯楽小説だと思います。 | ||||
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’07年、「週刊文春ミステリーベスト10」国内部門で第7位、「このミステリーがすごい!」国内編では第10位にランクインした注目の俊英・米澤穂信の新感覚ミステリー。ホリプロ創立50周年記念映画として、『インシテミル・7日間のデス・ゲーム』と題して藤原竜也主演で、’10年10月に劇場公開される。 時給11万2千円という破格の条件に誘われて人里離れた山道の奥にある施設にアルバイトに集った12人の男女(映画では10人という設定らしい)。施設の地下にある<暗鬼館>に腰を据えた彼らを待っていたのは、特殊な報酬を含めた謎めいた戦慄の殺人ゲームへの参加ルールだった。 現実離れした究極のクローズド・サークル、特殊なルールに縛られた記号的な登場人物たち、彼らの間で巻き起こる連続殺人事件。ひとり、またひとりと減ってゆく仲間たち。果たして誰が7日間を生き残り、さらに膨大な額のボーナスを手にするのか・・・。 作品中に横溢する本格ミステリーへのオマージュとガジェット、そして仕掛け。決して短い小説ではないが、一気に読ませる終始スリリングな展開、終盤に二転三転する真相。 本書は、ミステリーのマニアでも、そうでない人も充分楽しめる、米澤穂信が本格ミステリーに“淫した”傑作である。 | ||||
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もしタイトルが「暗鬼館殺人事件」で、装丁がもっとミステリっぽかったら、どんな風に感じたか? ミスリードとまでは言わないが、違うものを出したい! という意気込みが感じられるような。 おかげで、片足を「米澤ワールド」、もう片足を「(わりと本格)ミステリ」に突っ込んだ立ち位置で読むことに。 そのちょっとした違和感と、作中の場違い少女の違和感が面白い雰囲気を出していたと思います。 設定など、ツッコミどころはあるけれど、それを楽しむ方向で読んでほしい というお話。 | ||||
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「小市民」シリーズから入った読者としては、ややショッキングな作品だったかも。 トリックはなかなか本格的。 「背景」を知らなくても十分楽しめると思うが、ミステリ好きな人ならもっと楽しめるのかなと思います。 | ||||
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私はミステリーを読む人ではないので、本作のミステリー的謎部分の良し悪しについては判断しません(できません)。なので、個人的に面白かったかどうか、それだけを述べます。 序盤は非常に引き込まれます。バイトの募集要項の怪しさや、実際の現場に関する情報についてですね。うまいと思います。 中盤は少しごたつきます。登場人物が多くて説明があまりなされない人物もいたので、誰がどう動いたのか若干戸惑いました。私は中盤で読むのをやめて一休みしましたね。緊迫感があって、少し疲れたということもありますが・・・ 終盤はノンストップ。ぐいぐい読めました。ページをめくる手が止まりませんでしたよ。 ミステリーものとしての評価ではなく、単純に小説としての完成度は高いと思います。割とページ数は多めですが、私はすいすい読めたのでページ数を感じさせませんでした。 この作者さんの作品は、本当にどれも読ませるものばかりですね。 | ||||
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おもしろかった! ミステリが苦手な私でも一気に読めました。 推理物というと金田一やコナン(アニメどまりの知識…)ですら型通りの展開や推理のめんどくささから敬遠してましたが。 主人公の緊張感のなさ。犯人特定のルール。定まらない探偵役。 あちこちに予想外の展開があって引き込まれました。 最後までぼかしたままの部分(登場人物それぞれの目的など)もありましたが、終わり方も含めて私はいい余韻として受け止めました。 とにかく久々におもしろかった。読後感もよかったです。 | ||||
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読んでてすごく楽しいものです トリック云々のタネについてはすごいとは言えないものの 奇抜なキャラ、物語の運び方は最高です 最後にあなたを待ちうけるものは? まさかの展開と最後のすっきりしない終わり方に注目 | ||||
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ぶちゃけ、疑問点や矛盾点はありまくりです。 いくらでもあらさがしが可能で、その意味では完成された小説とはいえないかもしれません。 しかし、それを補って、尚ありあまるほどのパワーがこの小説にはあります。 面白いです。痛快です。 これは、小説にとっては大事なことで、完成度を求めるあまり面白さをないがしろにする他の作家にも見習って欲しいです。 | ||||
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7日間24時間、暗鬼館という館でモニタリングされながら過ごすだけで時給十一万二千円。参加者の12人はそれぞれ鍵のかからない個室と相手を死に至らしめるための凶器が与えられ、殺人ゲームに参加させられることになる。ゲームの参加者の心理状態が非常によく描かれていて、とても緊迫感があった。誰が犯人なのか、その凶器を持っていたのが誰なのか分からず最後まで楽しめた。最後の終わり方は続編を期待させる終わり方だったので、続編も楽しみにしたい。 | ||||
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時給11万2000円のバイトに、応募した12人の男女。7日間、館での生活をクリアできたらいいわけです。もちろん生きて。。。応募した時はもちろん内容はわかりません。 ルールもいろいろあって時給以上に稼げることもできます。 さて、12人は生き残れるのか。生き残っていくら稼いで元の生活に戻れるのか。 ええ。よくある話なのですが、、、これが面白いんです 自分の部屋は鍵はかかりません。そして箱の中にはひとつ凶器が。。「皆の部屋にもあるのだろうか、、、」謎が一つ増えます。ルールは予想通り誰かを殺すと稼げるわけです。 凶器。お金。見知らぬ12人。鍵のかからない部屋。あなたは眠れますか? 館のつくりも巧妙で、ポイント獲得のルールも細かく、心理作戦あり、密室殺人あり、 トラップあり、メカあり。それに、美しく品のある須和名はなんのためにいるのか。そして、この7日間の目的とは? ありきたりなミステリーと思いきや!!!新しいミステリーを読んだ気がします。 一気に読んでしまう面白さスピード感あり!おすすめです。 | ||||
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