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炎蛹 新宿鮫V
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炎蛹 新宿鮫Vの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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刑事魂 | ||||
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三つのプロットが、ミステリー仕立てでの展開に思わずため息。この辺はさすがです。ストーリーテラーのめんぼく躍如です。それにしても「炎の蛹」で日本の稲作が壊滅状態になる、と言う発想が凄い。毎回色々なテーマで楽しませてくれる大沢在昌に脱帽です。究極の快心作である。 | ||||
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随分久方ぶりに読み直しました。改めて構想力の凄さと目に浮かぶ自分なりの想像がリアリティー強く物語の世界にはまっていきました。 甲屋さんいい味出してます! | ||||
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新宿鮫シリーズで一番おもしろいかもしれない(毎回書いてる気がするが) 昆虫や海外から来た娼婦が絡む、ちょっぴりグローバルな新宿鮫。おもしろい。今回は、農林水産省のお役人が良い味を出していてよかった。 | ||||
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今までは一つのプロット上で話が展開していたが、今回は複数事件の同時進行。それも(いくつかは重なるとはいえ)3つ4つもある。 イラン人と中国人グループの盗品強奪に端を発した対立抗争、ラブホテル連続放火事件、娼婦の連続殺人事件…と話が錯綜する上に、タイトルともなる(南米から入ってきた稲を全滅させる可能性がある害虫の)蛹探しがプロットに関わってきて、何より鮫島が正反対のタイプの植物検疫官とコンビを組むという設定が面白い。 シリーズで一番話の展開が凝っているし、のちに再び登場しそうなキャラも多い。ただあまりにも盛りだくさんの内容のため、晶の登場シーンが少ない…のが嬉しい。 | ||||
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数年前に読んだことがあり、印象に残っていたので再度注文しました。 | ||||
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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今までゎひとつの事件をおっていたのが、この本でゎ3件の事件が起きます。 これがどんな感ぢに繋がっていくのか…ワクワクしながら読みました。 ストーリーに強引なところゎなく、流石!な一冊です。 | ||||
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複数の線が並行して進行しながら、話を盛り上げて行きます。 最後にまとまるのですが、作者の腕のすさびとでもいうのでしょうか、見事なものだと思います。 | ||||
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これまでは第一作がやはり一番良いと思っていましたが、登場人物の面白さ(人間味)と複雑な何本もの線が最後にクロスするストーリー展開の上手さは最高傑作だと思う。 | ||||
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シリーズを面白く読ませるための工夫がビシビシと感じられます。 一度にたくさんの事件が並行して起きる。 警察内部では孤軍奮闘の鮫島に部外者の協力者が登場する。 その協力者2名がともに魅力的。 桃井さんと藪さんの2人も相変わらず頼りになる。 事件解決のリミットを「炎蛹(フラメウスプーパ)」の羽化までと 設定したこと。 等、などです。 晶の出番が少なかったことと、これまでのように犯人側の魅力?が やや乏しかったこと。等が少し残念でしょうか? としても、作者の力量はハンパありません。次作も楽しみです。 | ||||
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炎の蛹とは何?南半球の生き物にハラハラしながら、読むのが楽しみで楽しみで、どっぷり浸かってしまった。脇役の甲谷氏のキャラが大好きで、新宿鮫シリーズでも好きな一冊になりました。 | ||||
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シリーズ中もっとも面白い作品です。この作品の迫力は他の新宿鮫シリーズを圧倒します。 | ||||
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新宿鮫シリーズ第五弾。今回は外国人娼婦殺人事件、ラブホテル放火事件、南米からの害虫『火の蛹』持ち込み事件と盛りだくさん。単独捜査を常とする鮫島に思わぬ相棒が…珍しく警察内部での抗争は描かれず、鮫島と相棒による捜査を中心に描かれる。 新宿鮫の面白さは、警察組織の秘密を握ったキャリア刑事の鮫島が孤軍奮闘で悪と闘う姿と本当に良いタイミングで鮫島の危機を救う鮫島の上司・桃井の存在にある。 今回の鮫島は、二人の相棒と複数の事件を捜査するのだが、少しいつもとは様子が違い、物足りなさを感じた。それでも、面白さは相変わらずである。 | ||||
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このシリーズは本当に面白い、話の中に簡単にはいってしまう、新装うう版発売まで、一っか月が待ち遠しい。 | ||||
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わくわくして楽しく読んだ。フラメウス・プーパ、ラテン語の響きがいい。赤く輝くさなぎ、甲屋のジュラルミンアタッシェケースの輝き、たまきの黒いショール、みんな目の中に残っている。緊張感が快かった。 しばらくしてから気がついた。日本には農薬がある。南米のおっとりしたゾウムシなんか、ちょっとぐらい繁殖してもたちまち駆除できるんじゃない? いけない、興ざめなこと考えちゃったよ。 | ||||
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今回の事件は、いわばありふれた事件を並行させることにより、 エンターテインメントというより社会派小説の趣を強くしている。 クライムノベルという観点もあり、 さまざまな読み方が出来る小説に仕上がっている。 今までは、事件そのものが派手であり、 鮫島にもスーパーヒーロー的な感じを受けていたが、 今回は、事件が地味なことと、 甲屋はじめ、警察外の人とのやり取りから、 鮫島が長幼の序を身につけた常識人であることが 強く浮き彫りにされている。 新宿鮫のシリーズにしては、地味という方もいらっしゃるのだろうが、 鮫島の人間性が出ている、隠れた名作であると思う。 奥付きを見ると、あまり売れていないようだが、 未読の方は、ぜひ読まれることをおすすめする。 リアリティという面から見れば、シリーズ最高傑作ともいえよう。 | ||||
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私にとって、大沢先生の作品は、「魔女の〜」が初めて読んだ作品であり、 大変楽しく読めました。 でも、それらの書評を読むと、新宿鮫シリーズには及ばないと書いてありました。 魔女でこれだけ引き込まれたのに、新宿鮫シリーズってどんだけ面白いのだろう?という 高い期待のハードルをもって読みましたが、十分クリアーです。 毎巻、毎巻面白い。。。 この巻は農水省の役人が脇役として登場します。 刑事小説にどうやって入り込むのか?楽しみにお読み下さい。。。 | ||||
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職場は違えども志のある人は、ある種の共通した魅力を持っているものだ。この作品では防疫官の甲屋と消防の吾妻がそれである。むろん従来キャラの鮫島・桃井・藪の存在はいうまでもない。作品を重ねるごとにキャラクターが成長し、はたまた魅力的な新キャラが登場するのはファンとしてはとてもうれしいものがある。 | ||||
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新宿鮫シリーズでは鮫島を取り巻く上司の魅力がうまく描かれていると思う。桃井はもちろんであるがこの作品の甲屋がなんて魅力的なのだろう。中年以降の年代の人物に深みがあるのだ。 さてこの第五作目は他の人も書かれているが無関係そうな三つの事件が描かれているのだが、それがだんだんと絡みあっていく。一つ一つの事件は確かに薄いし他の作品と違って犯人の描かれ方もあまり細かくはない。ただ引き込まれる展開は見事で流れのままに読み進めることが出来る。 そういえばこの作品で出てくるオカマも魅力的である。第一作目でも思ったがこの人の書く同性愛者はなんだか人間味がある。けっこう物語の中でいい味を出していて個人的にそういう人物が出てくると新宿鮫は面白い気がする。 全体的に特に壮大と感じるわけでもないが地味な傑作だと思う。個人的には四作目よりもこっちの方が好きだ。一作目と同じくらい好きだ。それはたぶん一作目では桃井が描かれていたし、この作品では甲屋が描かれていたからだと思う。そういった人間的魅力が描かれていることにひきつけられたのだと思う。 | ||||
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