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炎蛹 新宿鮫V



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炎蛹 新宿鮫Vの評価: 4.31/5点 レビュー 32件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.31pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(3pt)

いまいち

面白いようなそうじゃないような。農林省植物防疫官がなんとかプーパという魅力的な名前を持つ害虫を引っさげて登場したのに、物語が脇に逸れて鮫島との掛け合いが主軸となってしまっています。もう少しプーパ関連の緊迫感なり恐怖感なりを煽ってもらわないと困ります。
炎蛹 (カッパ・ノベルス―新宿鮫)Amazon書評・レビュー:炎蛹 (カッパ・ノベルス―新宿鮫)より
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No.6:
(3pt)

詰め込み過ぎかな

複数の事件が同時進行し、それらが最終的に一つに繋がっていくスペクタクル
ただ事件同士の関連性が取って付けたようなもので、個人的には無理にいろいろ詰め込んでゴチャゴチャしただけにも感じられました
しかし登場キャラは皆魅力的で、掛け合いを読んでいるだけで楽しかったので評価は3にします
炎蛹 (カッパ・ノベルス―新宿鮫)Amazon書評・レビュー:炎蛹 (カッパ・ノベルス―新宿鮫)より
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No.5:
(3pt)

植物検疫官と鮫島との連携プレー

鮫島に 消防庁予防部調査課 吾妻と
タッグを組み 放火事件の犯人を捜す。

また 農林省の役人 植物検疫官 甲屋と
イネの害虫フラメウス プーパの蛹を探す。

警察の中では 存在が 煙たがられているが、
違った意味での 協力関係を 鮫島は 組み立てる。
物語の 視点を広げることで
新宿の生態が 浮き彫りになる。

オカマの 放火者。
離婚された婿養子の 造り酒屋のオトコ。
それぞれが 犯罪に引きずり込まれていく。

仙田 ことロベルト村上が 鮫島との接触が。

物語は 淡々として すすんでいった。

『人間とは不思議なものだ。どんな人間であっても、この世界はすべて自分を中心に動いている。強者も弱者も、富めるものも貧しきものも、賢明なるものも愚かなるものも。生まれ落ちてからしに至るまで、人は己れ以外の中心をもたない。』
炎蛹 (カッパ・ノベルス―新宿鮫)Amazon書評・レビュー:炎蛹 (カッパ・ノベルス―新宿鮫)より
4334071589
No.4:
(3pt)

新宿署の鮫島刑事シリーズの第5弾です。
今回は殺人と放火、そして、外来種の昆虫という3つの事件が同時に展開されていき、
密接にそれらが関わってきます。
それぞれの事件の犯人や動機が陳腐過ぎる感はありましたが、そこそこ楽しめます。
しかし、シリーズ5作の中では一番面白くないと思います。
炎蛹 新装版: 新宿鮫5 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:炎蛹 新装版: 新宿鮫5 (光文社文庫)より
4334767648
No.3:
(3pt)

今ひとつパンチに欠ける

本作には農水省の植物防疫官である甲屋(かぶとや)と、東京消防庁の
吾妻という公務員が登場します。
なんだか、真保 裕一の小役人シリーズみたいですね。
今回の作品が過去の新宿鮫シリーズと違うのは、単独捜査を常としていた
鮫島が、植物防疫官の甲屋とコンビを組む事です。
甲屋というオッサンもなかなか良い味を出しています。
第二作の毒猿、第三作の屍蘭では魅力ある敵役作りに腐心していた作者が、
今回は鮫島のパートナーとして魅力あるキャラを出そうとしたようです。
このあたり、シリーズ物として読者を飽きさせない工夫をしているようです。
物語りの内容は、複数の事件が同時多発的に発生する中、鮫島と甲屋が
日本に持ち込まれた稲の害虫「フラメウス・プーパ」を探すと言う物です。
だけど、一つ一つの事件が小さく、盛り上がりに欠ける。
マネー・ロンダリングに関しては全貌が明らかにならず、主犯の男は影しか
出てこないなど消化不良気味です。
安定したストーリー運びで安心して読めるのだが、今ひとつパンチに欠ける
と感じた。
炎蛹 (カッパ・ノベルス―新宿鮫)Amazon書評・レビュー:炎蛹 (カッパ・ノベルス―新宿鮫)より
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No.2:
(3pt)

んーー。。。普通

これに限らず、どうにも新宿鮫は、読んでる最中は面白いんだけど、読み終えると、意外にたいしたこと無い事件だったと感じるのばっかなんだよな・・。なんか締めが甘いのかな?人物はいいのだけど、事件自体が意外と薄かったり染ます。とくにこの「炎蛹」は、その傾向がいちぢるしかったです。3つだか4つの事件が平行して描かれてるけど、1つ1つの事件が、とても大味に感じました。性病感染させられたおっさんが娼婦にリベンジ、オカマの放火魔、海外から入ってきた害虫駆除、イラン人のマネーロンダリングなどの事件。どえも薄かったです・・・。なんでも絡ませちまえばいいってモンじゃないしー!あ、それゆえに今回は、鮫に気の会う仲間たちが引っ付いてますね。消防局の吾妻さんとか、そしてなんといっても防疫局の甲蟹が抜群のキャラクターでした!憎めないおっさんがまた登場!!!「弾道捜査官の藪に匹敵する個性キャラっすよ!シリーズのレギュラーにして欲しかったくらいですねー。それといいわすれたが不満では、晶ちゃんの出番が少ないのがダメ〜〜。もっともっとフーズハニイってな状態でっす〜〜〜〜!
炎蛹 (カッパ・ノベルス―新宿鮫)Amazon書評・レビュー:炎蛹 (カッパ・ノベルス―新宿鮫)より
4334071589
No.1:
(3pt)

犯罪ではない恐ろしさ

新宿鮫シリーズ第5作。今回は「蛹」というタイトルからもわかるように、「虫」が影の主人公。そしてその虫を扱う植物防疫官の甲屋(かぶとや)が、鮫島とともに敵を追い詰めていく。連続娼婦殺人、連続放火、外国人マフィアによる盗品の売買、この3つが絡み合い、そんな中で殺された娼婦が日本に持ち込んだと思われる、南米の「フラメウス・プーパ」という恐ろしい害虫の蛹が消えていた。その害虫は、羽化すれば恐らく日本の農業全てを全滅させるであろう、恐ろしい虫だと甲屋はいう。実際、南米では「フラメウス・プーパ」によってその年の作物が全滅しているとも。とにかく数日後にせまっている羽化までの間に、蛹を見つけ出して処分しなければいけない。ところがその蛹は、連続殺人事件とも!!密接に絡み合った人間が持ち出していて、なかなか見つからない。「フラメウス・プーパ」とは大沢氏の想像の産物だということだが、そんな害虫が日本にもし上陸でもしたら、恐ろしいことになるだろうということは簡単に想像できる。そして害虫や、日本にはなく日本の同種を脅かすかもしれない外国の種を国内に持ちこませないために活躍しているのが、甲屋のような、植物防疫官なのだという。海外旅行が当たり前になり、海外から日本へ人がやってくることも当たり前になった今の世の中、植物防疫官などの仕事に従事している人たちの仕事はとても大変になっているのだろうと思う。そして、わたしたちも海外に行ってへんなものを持ちまないように、海外へ持ち出さないように、しないといけないと痛感。
炎蛹 (カッパ・ノベルス―新宿鮫)Amazon書評・レビュー:炎蛹 (カッパ・ノベルス―新宿鮫)より
4334071589

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