■スポンサードリンク
無間人形 新宿鮫IV
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
無間人形 新宿鮫IVの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全51件 21~40 2/3ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズ第四弾。直木賞受賞作というだけに読む前には大きな期待があった。 若者を毒牙にかける『アイスキャンディ』という麻薬を巡り、鮫島と麻薬取締が事件を取り合う。事件の黒幕は…鮫島の恋人の晶までも事件の渦に巻き込まれ… 少し厳しい意見かも知れないが、ストーリーに出来過ぎている感があり、迫真性に欠けるところが目に付く。直木賞を受賞するなら、前作の『屍蘭』か『毒猿』が妥当だったのではないだろうか。警察小説の面白さは、迫真性に裏付けられた警察組織の闇の描写とその中で繰り広げられる事件の真相を究明する過程ではないかと思う。 十分面白い作品であり、この先も楽しみなシリーズではある。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
新装版を20年ぶりに読む、シリーズベストか?、新装板5が待ちどーしい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
新宿鮫シリーズに凝ってしまい、読んでいます。 とても面白いです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズものですが、単発としても楽しめると思います。 これは第四弾(らしい)ですが、私自身、 このシリーズは過去に一冊しか読んでいませんが、十分に楽しめました。 警察や裏組織事情など、リアルな描写にぐんぐん引き込まれていきます。 また、今回はクスリ=覚せい剤をテーマにしたもので、 売る側がだんだんとクスリの被害者になっていく過程が、 「な〜る〜ほ〜ど〜」という感じで伝わってきて、 「ハマる」という感覚が分かりやすかったのも良いです。 ただ一点だけ、うーむ。となったのが、 とある兄弟の、兄のキャラがわかりづらい点。 結構大事なキーパーソンなのに、 彼に共感できなかったので感動が薄れてしまったような気がします。 どんな風に恋をしたの?なぜそこまで本家を恨むの? 弟への愛情がなぜあんなに深かったのか、もう少し描いてほしかった。 緻密に計算して冷静に物事を計画する男、 その意外な一面、みたいなのをもう少し掘り下げていたら 共感できたのに、と思うとちょっと残念です。 とはいえ、圧倒的な筆力?とでも申しましょうか、 ぐんぐんぐんと分厚いページを読み進めてしまうのは、 さすがだと思います。 週末、ハードボイルドに 思いっきり浸ることができて、満足の一冊でした! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このシリーズはハードボイルドゆえなのかあまり生々しい女性は出てこない。この作品のゲストヒロインも設定は個性的だが造詣自体は類型的で男にとって都合のいい女しか出てこないのが残念。唯一「生きた女性」といえるのは最新作狼花の明蘭くらいだろう。小説・映画・アニメ等作り物の女性しか知らないような男には到底許容できない明蘭は狼花と称するにふさわしい生々しい女性であった | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
正直ページをめくるのがいやでした。 だって、めくればめくるほど、新宿鮫の世界が終わりに近づいて行く。 覚せい剤の怖さ、暴力組織の怖さをえがき、主題は人間の業の深さなのかな。 とにかく納得の一冊でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
正直ページをめくるのがいやでした。 だって、めくればめくるほど、新宿鮫の世界が終わりに近づいて行く。 覚せい剤の怖さ、暴力組織の怖さをえがき、主題は人間の業の深さなのかな。 とにかく納得の一冊でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一人の男の、悲しく切なく、屈折した想いが「アイスキャンディ」という覚せい剤を 世に放った。しかしその行為は、彼の意思とは関係なく、多くの人間を破滅へ導いて 行く。そしてその手は鮫島の恋人、晶にまで伸びていく...。 「アイスキャンディ」の利権に群がる人々の攻防、「アイスキャンディ」の壊滅とい う同じ目的を持ちながら対立する鮫島と麻薬取締官との攻防、「アイスキャンディ」 を作った兄弟の悲哀、様々な愛情、友情、そして使命。そんな色々な要素を盛り込み ながら物語は進んで行きます。 派手なアクションシーンもあり、まさにエンターテイメントな作品です。 ただ読後感はとにかく悲しく、切なく、しんどかった...。 その点で☆1つ分減りました。ただこれは好みだと思います。そういう作品が好きな 方にはおススメです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一人の男の、悲しく切なく、屈折した想いが「アイスキャンディ」という覚せい剤を 世に放った。しかしその行為は、彼の意思とは関係なく、多くの人間を破滅へ導いて 行く。そしてその手は鮫島の恋人、晶にまで伸びていく...。 「アイスキャンディ」の利権に群がる人々の攻防、「アイスキャンディ」の壊滅とい う同じ目的を持ちながら対立する鮫島と麻薬取締官との攻防、「アイスキャンディ」 を作った兄弟の悲哀、様々な愛情、友情、そして使命。そんな色々な要素を盛り込み ながら物語は進んで行きます。 派手なアクションシーンもあり、まさにエンターテイメントな作品です。 ただ読後感はとにかく悲しく、切なく、しんどかった...。 その点で☆1つ分減りました。ただこれは好みだと思います。そういう作品が好きな 方にはおススメです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
さすがに直木賞を受賞したという作品で、シリ-ズ中最も長いと思われる分量を飽きさせずに最後まで読ませてしまいます。 この作品に登場する地方財閥の分家兄弟、晶の元バンド仲間の背負った悲しいコンプレックスが心に残り、すべてを平らげようとする暴力組織に社会の裏側の壮絶さを感じた。 志を半ばにステ-ジから降りること、本家のプレッシャ-にアイデンティティ−を発揮できないもの、それぞれの悲しい結末には胸を打たれるものがあった | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
さすがに直木賞を受賞したという作品で、シリ-ズ中最も長いと思われる分量を飽きさせずに最後まで読ませてしまいます。 この作品に登場する地方財閥の分家兄弟、晶の元バンド仲間の背負った悲しいコンプレックスが心に残り、すべてを平らげようとする暴力組織に社会の裏側の壮絶さを感じた。 志を半ばにステ-ジから降りること、本家のプレッシャ-にアイデンティティ−を発揮できないもの、それぞれの悲しい結末には胸を打たれるものがあった | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
冒頭、麻薬の売人との小競り合いで始まり、やがて鮫島の恋人晶が麻薬の 元締めの待ち受ける地方にツアーに行く事になる。 巧みな伏線です。 ラストまで読者はこの先どうなるかと、はらはらしながらページをめくる事になる。 エンターテイメント小説の王道を行くような構成。 大沢 在昌の「巧さ」が際立つ作品です。 ただ、同じ新宿を舞台にした「不夜城/馳 星周」を読んだ時のような 「凄さ」は感じられない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
冒頭、麻薬の売人との小競り合いで始まり、やがて鮫島の恋人晶が麻薬の 元締めの待ち受ける地方にツアーに行く事になる。 巧みな伏線です。 ラストまで読者はこの先どうなるかと、はらはらしながらページをめくる事になる。 エンターテイメント小説の王道を行くような構成。 大沢 在昌の「巧さ」が際立つ作品です。 ただ、同じ新宿を舞台にした「不夜城/馳 星周」を読んだ時のような 「凄さ」は感じられない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白かったです('∀`) 隠語とか、覚醒剤の薬品名なんかが出てくるんですが、それがなんだか見てはいけない裏の世界を覘いているような感じがして、ちょっとスリルを感じましたw←可愛いもんだw 新宿という街の裏社会が職場なのに、全然スレてない鮫島さんがかっちょいいですv | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白かったです('∀`) 隠語とか、覚醒剤の薬品名なんかが出てくるんですが、それがなんだか見てはいけない裏の世界を覘いているような感じがして、ちょっとスリルを感じましたw←可愛いもんだw 新宿という街の裏社会が職場なのに、全然スレてない鮫島さんがかっちょいいですv | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズ中で、最も映画的な作品。 田舎社会のリアルさと日本社会が抱える薬物汚染という病巣が絶妙にマッチしている。 「眠らない街」の「エド」みたいな不思議な複線も素晴らしいのだが、今回のようにカードを予めオープンにしてくれる構成もなかなかに良い。 シリーズ全体で見ると、本作は「中興の祖」に比肩されるかと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズ中で、最も映画的な作品。 田舎社会のリアルさと日本社会が抱える薬物汚染という病巣が絶妙にマッチしている。 「眠らない街」の「エド」みたいな不思議な複線も素晴らしいのだが、今回のようにカードを予めオープンにしてくれる構成もなかなかに良い。 シリーズ全体で見ると、本作は「中興の祖」に比肩されるかと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
すんなりと読める。構成がうまいと思った。すんなり読めてしまうがけっこう複雑なつくりをしていると思う。これは作家の技術力だと思う。 兄弟のつながり、そして友情、けっしていい面だけを描かず、人物を描いている。都会的な人間臭さを感じさせてくれるのが新宿鮫だと思う。 決してそれは犯罪という訳ではないと思うが…。 エンターテイメントとして一度は読んでほしい。そして面白かったならぜひ他の巻も読んでほしいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
すんなりと読める。構成がうまいと思った。すんなり読めてしまうがけっこう複雑なつくりをしていると思う。これは作家の技術力だと思う。 兄弟のつながり、そして友情、けっしていい面だけを描かず、人物を描いている。都会的な人間臭さを感じさせてくれるのが新宿鮫だと思う。 決してそれは犯罪という訳ではないと思うが…。 エンターテイメントとして一度は読んでほしい。そして面白かったならぜひ他の巻も読んでほしいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
万年初版作家と呼ばれていた作者が、直木賞を受賞した作品。 前作「屍蘭」がどちらかというとアクション控えめ、心理戦に近い事件だったのに対してなのだろうか、「無間人形」はヤクザはでてくるわ覚せい剤は乱れ飛ぶわと、アクション色が強い作品。 ちょうど「暴力団新法」が施行された時期に書かれたということも大きな影響か。 新法のおかげでどこの暴力団も資金難。そんな折、「アイスキャンディ」と呼ばれる新しいドラッグが若者を中心に出回っていることを、鮫島はつかむ。 そのアイスキャンディの売買の瞬間を押さえることからキャンディ絡みの今回のストーリーが始まる。 キャンディの製造元はどこか。販売ルートは? ある地方都市を牛耳る兄弟の狙いは? そしてアルバム発表を受けて地方ツアーに旅立った恋人・晶の旅は? お互い屈折してしまった兄弟のお互いへの愛情が悲しくうつる。 直木賞も納得の筆のノリ。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!