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屍蘭 新宿鮫III
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屍蘭 新宿鮫IIIの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全36件 1~20 1/2ページ
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鍵になる毒薬の設定が非現実的なのが玉に瑕。警察組織内で孤立している主人公にも何人か評価・共感してくれる同僚や上司がいるところにホッとさせられる。 | ||||
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面白かったです。 | ||||
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アナログ(本)を 大沢作品読んでました 処分(廃棄)してますし もう 『本』の形では読めないと思ってましたが… 新宿鮫 for Everですね | ||||
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「屍蘭」は大沢在昌の新宿鮫シリーズの第三作。 主人公の鮫島刑事が、新宿の高級娼婦の元締めの変死をきっかけに、産婦人科で行われている恐ろしい犯罪の真相に迫っていく。 犯人は狡猾で残忍な女性で、鮫島を罠にはめて追い詰めていく。 この作品は、女性の歪んだ愛情と狂気を描いたハードボイルドな物語。 鮫島の孤独な戦いと警察組織の矛盾も見どころ。 タイトルの「屍蘭」は、犯罪の背景にある哀しい過去を象徴している。 読者の心に深く刻まれる一冊。 | ||||
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主人公をはじめとする登場人物が生き生きと描写されておりドンドンと読み進めてしまう面白さは健在。 今回の実行犯には「恐怖」を感じたが、前作と比べるとその取り巻きが軽い。 が、その犯罪の仕組みは「恐怖」そのもの。 ただ主人公が託された遺書からの日本警察考察が私には物語にブレーキをかけていると感じてしまった。 どうやら私の好みは、人物が自身の内面をダラダラと語るより、その人物の行動や発言などから匂わせ、 自分語りは最小限な文章の模様。 | ||||
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綺麗な見た目の奥底に潜む凍りそうな恐ろしさと冷たい孤独を秘めた能面の如き女犯罪者に追い込まれてゆく中、改めて自分自身に向き合う新宿鮫の譲ることの出来ない誇り。 | ||||
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面白すぎる。毎回色々なテーマで楽しませてくれる。スーパーエンタテインメントに脱帽です。飽きることがない。今回も一気読み必至の傑作である。シリーズ最大の罠にハマる。殺人容疑や警察威信に関わることである。はみ出したキャリアにとってさぞや、つらいのだが、新宿鮫はあえて火中の栗を拾うことで、逆転する。骨太な展開に読み応え十分である。読みやすさ抜群の究極の快心作である。 | ||||
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新宿鮫はおもしろですね。この屍蘭は少し毛色が違って、マルBじゃない登場人物の物語。前半は若干ダレますが、後半はとってもおもしろいです。 | ||||
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1作目は孤高のヒーローの闘い、2作目は”毒猿”と呼ばれる殺し屋との戦いで、特に”毒猿”のドラマが大きかった。 3作目である本作は、陰影のあるキャラ(今回もまたしても殺し屋のキャラ)も魅力があるが、プロットが凝っていて、少しずつ話が展開するようなミステリ的な要素も含まれているし、臓器移植という社会性のあるサブテーマも描きこまれている。 微妙に話の展開やプロットの広げ方を変えながらも、少しずつ作品としての完成度(密度)が高まっているのがスゴイ。 | ||||
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迅速な対応をして頂き安心してお取り引きが出来ました事感謝致します。 本も奇麗で良かったです。 又の機会どうぞよろしくお願いいたします。 | ||||
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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慎ましやかな生活をしている ふみ枝。 ふみ枝は、看護婦であり、ある絆を大切にした。 人間に対する 価値観 があり、 あわせて、その絆は 溺愛ともいえるものだった。 綾香 という 幼い娘の 閉ざされた 未来に 光を与え、障害を取り除くことで、綾香の成功を祈る。 晶に対する目線が、ふみ枝の価値観を明らかにする。 しかし、ふみ枝が なぜ そのような絆を 大切にせざるをえないかが、ぼんやりしている。 狂疾的愛情。盲目的愛情。 それを描ききり、ひんやりした感触を持ち続けた。 そして、それを利用しつづける 綾香は、 ビューティーサロンの経営者として 成功する。 又、ウラ稼業も続けていた。 胎児を臓器ビジネスとする。 あわせて、生物兵器のような 血液凝固剤。 あらゆるところに 血栓を起こし 『死』に至らしめる薬を ふみ枝に 与えることにより 殺人鬼とかえる。 ふみ枝が 綾香の 悪の手足として 活躍する。 一方 新宿署の元刑事 光塚を 相棒の一人とし 三森を 臓器ビジネスの片棒を担がせる。 女王のように君臨する。 障害はなく 成功があるだけと思っていたが、 新宿鮫が ふとした 産婦人科の事件を知ることで 暗闇を暴き、そして 自らの立ち場を 悪くして 追いつめられる。 警官を やめざるをえないワナに はまろうとするが、 個人ではなく 警察機構を守ろうとするチカラと 警察の良心につながる 仲間によって、解決をする。 イヤー。 おもしろい。 | ||||
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今回も主人公の新宿鮫こと鮫島警部以上に犯人役のキャラが強烈だ。島岡ふみ枝(49)は、独身で化粧気のない地味な看護師。彼女が先端に毒を塗った編棒を使って次々に殺人を犯す。彼女をおばちゃんと呼ぶ実業家、藤崎絢香(35)を救うためだ。ふみ枝は絶望の縁にいた少女時代の絢香を救い出したことで、絢香に異常とも言える母性愛を抱いていたのだろう。タイトルの蘭とは絢香の消えない怨念の象徴である。 | ||||
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あまりにも非日常的な設定ですが、シリーズとしてゎ面白く読みました。 ただ、2(毒猿)のレビューにもかいたのですが、簡単に人が死にすぎるかと…。 | ||||
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読むにつれてドンドン先が読みたくなる本です。人物設定にひとつだけ「ん?」というのがありましたが、(生意気なことを言ってすみません) 納得できる結末でした。作者の才能を感じました。 | ||||
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このシリーズの中で一番「現実感」がある。犯人も犯罪の内容も。他の作品もリアルなんだろうが、やくざや新宿を屯する不要相手の話が多い。この作品は少しその人種とは違う点が面白い。女性が好みそうなサスペンスドラマ的ストーリーではあるが、さすがにしっかりと読ませる。 | ||||
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第一弾、第二弾よりも更に面白く読ませて頂きました。 自動車電話やポケベルが出てくるのが、時代の流れを感じさせます。 晶との男女関係は、これが限界でしょうか?もっと、リアリティが欲しいと感じます。 第四弾の直木賞受賞作となった「無間人形」は、平成6年に購読しましたが、面白かったという印象の割には 内容を思い出せませんので、本棚から引っ張り出して読み直してみたいと思います。 | ||||
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第1作「新宿鮫」、第2作「毒猿」、そして第3作「屍蘭(しかばねらん)」 「毒猿」で舌を巻きましたが、本作は趣向がガラリと変わって、アクションは やや控えめながら、ドキドキ・ハラハラの連続で、作者の力量を確信させる面 白さに驚きました。 シリーズものはキャラクターが命。様々な趣向の変化で読者を惹きつけますが、 キャラクターが際立ってこないと、どこか尻すぼみになりがちです。 その点、主人公の鮫島はもちろん、恋人の晶、桃井さん、鑑識の藪さん等、常 連組はますます魅力を増してきました。 そして何より「敵役」が素晴らしいです。今作の実行犯は「おばちゃん」です。 おばちゃん対鮫島なんて、よく考えついたもんだと、やはり舌を巻きました。 | ||||
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新装版『新宿鮫』第三弾。鮫島の刑事生命に最大の危機が訪れる… 今回の鮫島の敵は警察組織でもなければ、暴力団でもなく、運命に翻弄され続ける女性たちである。エステサロンの経営者・藤崎綾香、看護婦・島岡ふみ枝…前二作とは異質な敵と刑事生命を賭けて闘う鮫島。 警察組織をも揺るがす重大な秘密を握った鮫島の孤独な闘いとそれを陰ながら支える桃井課長の関係が非常に良い。 『新宿鮫5 炎蛹』まではノベルズ版で読んだのだが、文庫の新装版が月一冊ペースで刊行されるのを知り、再び読んでみることにした。 第一作の『新宿鮫』が、真田広之主演で映画化された時、光文社文庫から『シナリオ 新宿鮫』が刊行されたが、今ではお宝かも知れない。 | ||||
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20年ぶり再読、それでも、ページをめくる手が止まらない、新装版無間人形の発売が、待ちどうしい。 | ||||
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