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屍蘭 新宿鮫III



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屍蘭 新宿鮫IIIの評価: 4.29/5点 レビュー 42件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.29pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(3pt)

医療クライム

ヒトの胎児を材料とする医療など、医療犯罪の蘊蓄はおもしろいですが、シナリオは平凡で前巻「毒猿」の足元にも及びません。重要人物の一人である、島岡ふみ枝、外国の軍事組織が開発した暗殺用の猛毒を使う初老のおばさんという設定は流石に盛り過ぎです。素人なのにバッタバッタと殺す殺す、まるで暗殺のプロのようです。しかも、彼女の行動原理がいまいちすっきりとは説明されないんですね。もやもや感が残るエンディングです。
屍蘭―新宿鮫〈3〉 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:屍蘭―新宿鮫〈3〉 (光文社文庫)より
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No.5:
(3pt)

危機一髪

おばちゃんの綾香に対する献身的異常愛は理解しにくいけど、綾香の美しさが成せる技なのでしょう。これがブスだったらこうはならない。鮫島は孤高のキャリアといわれますが、それほど孤高じゃないみたい。腫れ物にものにさわるような態度だとしても、皆さんとても協力的じゃないですか。
屍蘭―新宿鮫〈3〉 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:屍蘭―新宿鮫〈3〉 (光文社文庫)より
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No.4:
(3pt)

不夜城を泳ぐ孤高の鮫

同作者さんの、海と月の迷路が面白かったので、過去作を色々と読んでみたくなり手に取た内の一冊です。
警察内部の抗争に巻き込まれ、出世の道を絶たれながらも、警察官としての使命感に突き動かされ、道理を外れた者たちと戦っていく鮫島警部の活躍を描いたシリーズです。
反目しあっているあらゆる立場の人間から、私情を抜きにして警察官としては信用できる、と言わしめる鮫島の性格が印象的でした。
犯人が最初から分かっているタイプの作品より、ミステリ要素のある作品の方が個人的に好みだったのでこちらの評価です。

キャラクターの設定にもかかってくる部分だと分かっているのですが、鮫島が襟足だけの長い、マレットと言われる髪型だという点がどうにも受け入れられず(いわゆるヤンキーカットというやつです)、どんなシリアスな場面であっても映像を想像するとなんとなく締まらなくなってしまいました。
1990年代の流行だったのでしょうか?
屍蘭―新宿鮫〈3〉 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:屍蘭―新宿鮫〈3〉 (光文社文庫)より
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No.3:
(3pt)

"鮫"に網をかける女、謎の献身に生きる女

平成5年発表のシリーズ三作目。孤高のキャリア刑事・鮫島を描く本シリーズは、一作
ごとに趣向を変えるのが特色だが、この作品も男臭い世界が際立った前作『毒猿』と
カラーは一変し、サスペンス作品といっていい。序盤に登場人物たちの描写が淡々と
続き、何が起きているのか把握しかねていると、突然に全貌が明らかにされる。その
過程はホラー小説の雰囲気すらある。というのは二人の謎めいた女性が何者なのか
最後まで掴めないからだ。成功への野望と呼ぶにはやり方が乱暴すぎるし、なぜ中年
女性がそこまで入れ込むのかも分からない。しかも最後になっても解答はない。普通、
そこに意外性を織り込んでまとめ上げるものではないのか。その意味で何とも不完全
燃焼なのではあるが、その謎がこの作品に漂う不気味な空気感を演出したともいえる。

むしろ本作の見所は敵の策略によって、組織内で苦境に追い詰められた鮫島の心理
かも知れない。「俺はなぜ警察官でいたいのか」という問いに向き合うことになる鮫島。
身分を失うぎりぎりの瀬戸際で、一歩も引くことなく敵との直接対決に挑みカタをつける。
屍蘭―新宿鮫〈3〉 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:屍蘭―新宿鮫〈3〉 (光文社文庫)より
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No.2:
(3pt)

新宿を舞台に出世ルートを外れたキャリア刑事、鮫島が活躍する新宿鮫シリーズの第三弾です。
今回の鮫島の敵は警察組織とエステサロンを経営する女社長です。
過去2作とは違って、銃撃戦などの激しいバトルはなく、謀略により鮫島は追い詰められていきます。
なかなか面白かったです。
屍蘭―新宿鮫〈3〉 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:屍蘭―新宿鮫〈3〉 (光文社文庫)より
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No.1:
(3pt)

面白いけど…地味な印象

私がシリーズ四作目の「無間人形」から読み出したせいかもしれないが、この三作目は地味に感じてしまった。そしてその地味さがスケールの小ささを感じたせいかもしれないと思う。
扱われている臓器売買や産婦人科やクリニックという設定は非常にうまいと思うのだが、どうも描かれている人間特に主軸となる姉妹にあまりリアリティを感じられないのが気にかかる。
犯人に関してはうまく描いているのかもしれないがどうも地味に感じてしまった。
読み応えとして1〜4作目までで比べてしまうとやはり見劣りしてしまう。
けっして悪い作品ではないと思うがこういった理由で星三つにしました。
他の作品の方が私の好みにあるのでしょう。
屍蘭―新宿鮫〈3〉 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:屍蘭―新宿鮫〈3〉 (光文社文庫)より
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