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屍蘭 新宿鮫III
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屍蘭 新宿鮫IIIの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 1~20 1/3ページ
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鍵になる毒薬の設定が非現実的なのが玉に瑕。警察組織内で孤立している主人公にも何人か評価・共感してくれる同僚や上司がいるところにホッとさせられる。 | ||||
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面白かったです。 | ||||
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アナログ(本)を 大沢作品読んでました 処分(廃棄)してますし もう 『本』の形では読めないと思ってましたが… 新宿鮫 for Everですね | ||||
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「屍蘭」は大沢在昌の新宿鮫シリーズの第三作。 主人公の鮫島刑事が、新宿の高級娼婦の元締めの変死をきっかけに、産婦人科で行われている恐ろしい犯罪の真相に迫っていく。 犯人は狡猾で残忍な女性で、鮫島を罠にはめて追い詰めていく。 この作品は、女性の歪んだ愛情と狂気を描いたハードボイルドな物語。 鮫島の孤独な戦いと警察組織の矛盾も見どころ。 タイトルの「屍蘭」は、犯罪の背景にある哀しい過去を象徴している。 読者の心に深く刻まれる一冊。 | ||||
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主人公をはじめとする登場人物が生き生きと描写されておりドンドンと読み進めてしまう面白さは健在。 今回の実行犯には「恐怖」を感じたが、前作と比べるとその取り巻きが軽い。 が、その犯罪の仕組みは「恐怖」そのもの。 ただ主人公が託された遺書からの日本警察考察が私には物語にブレーキをかけていると感じてしまった。 どうやら私の好みは、人物が自身の内面をダラダラと語るより、その人物の行動や発言などから匂わせ、 自分語りは最小限な文章の模様。 | ||||
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綺麗な見た目の奥底に潜む凍りそうな恐ろしさと冷たい孤独を秘めた能面の如き女犯罪者に追い込まれてゆく中、改めて自分自身に向き合う新宿鮫の譲ることの出来ない誇り。 | ||||
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ヒトの胎児を材料とする医療など、医療犯罪の蘊蓄はおもしろいですが、シナリオは平凡で前巻「毒猿」の足元にも及びません。重要人物の一人である、島岡ふみ枝、外国の軍事組織が開発した暗殺用の猛毒を使う初老のおばさんという設定は流石に盛り過ぎです。素人なのにバッタバッタと殺す殺す、まるで暗殺のプロのようです。しかも、彼女の行動原理がいまいちすっきりとは説明されないんですね。もやもや感が残るエンディングです。 | ||||
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面白すぎる。毎回色々なテーマで楽しませてくれる。スーパーエンタテインメントに脱帽です。飽きることがない。今回も一気読み必至の傑作である。シリーズ最大の罠にハマる。殺人容疑や警察威信に関わることである。はみ出したキャリアにとってさぞや、つらいのだが、新宿鮫はあえて火中の栗を拾うことで、逆転する。骨太な展開に読み応え十分である。読みやすさ抜群の究極の快心作である。 | ||||
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同作者さんの、海と月の迷路が面白かったので、過去作を色々と読んでみたくなり手に取た内の一冊です。 警察内部の抗争に巻き込まれ、出世の道を絶たれながらも、警察官としての使命感に突き動かされ、道理を外れた者たちと戦っていく鮫島警部の活躍を描いたシリーズです。 反目しあっているあらゆる立場の人間から、私情を抜きにして警察官としては信用できる、と言わしめる鮫島の性格が印象的でした。 犯人が最初から分かっているタイプの作品より、ミステリ要素のある作品の方が個人的に好みだったのでこちらの評価です。 キャラクターの設定にもかかってくる部分だと分かっているのですが、鮫島が襟足だけの長い、マレットと言われる髪型だという点がどうにも受け入れられず(いわゆるヤンキーカットというやつです)、どんなシリアスな場面であっても映像を想像するとなんとなく締まらなくなってしまいました。 1990年代の流行だったのでしょうか? | ||||
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新宿鮫はおもしろですね。この屍蘭は少し毛色が違って、マルBじゃない登場人物の物語。前半は若干ダレますが、後半はとってもおもしろいです。 | ||||
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1作目は孤高のヒーローの闘い、2作目は”毒猿”と呼ばれる殺し屋との戦いで、特に”毒猿”のドラマが大きかった。 3作目である本作は、陰影のあるキャラ(今回もまたしても殺し屋のキャラ)も魅力があるが、プロットが凝っていて、少しずつ話が展開するようなミステリ的な要素も含まれているし、臓器移植という社会性のあるサブテーマも描きこまれている。 微妙に話の展開やプロットの広げ方を変えながらも、少しずつ作品としての完成度(密度)が高まっているのがスゴイ。 | ||||
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迅速な対応をして頂き安心してお取り引きが出来ました事感謝致します。 本も奇麗で良かったです。 又の機会どうぞよろしくお願いいたします。 | ||||
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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慎ましやかな生活をしている ふみ枝。 ふみ枝は、看護婦であり、ある絆を大切にした。 人間に対する 価値観 があり、 あわせて、その絆は 溺愛ともいえるものだった。 綾香 という 幼い娘の 閉ざされた 未来に 光を与え、障害を取り除くことで、綾香の成功を祈る。 晶に対する目線が、ふみ枝の価値観を明らかにする。 しかし、ふみ枝が なぜ そのような絆を 大切にせざるをえないかが、ぼんやりしている。 狂疾的愛情。盲目的愛情。 それを描ききり、ひんやりした感触を持ち続けた。 そして、それを利用しつづける 綾香は、 ビューティーサロンの経営者として 成功する。 又、ウラ稼業も続けていた。 胎児を臓器ビジネスとする。 あわせて、生物兵器のような 血液凝固剤。 あらゆるところに 血栓を起こし 『死』に至らしめる薬を ふみ枝に 与えることにより 殺人鬼とかえる。 ふみ枝が 綾香の 悪の手足として 活躍する。 一方 新宿署の元刑事 光塚を 相棒の一人とし 三森を 臓器ビジネスの片棒を担がせる。 女王のように君臨する。 障害はなく 成功があるだけと思っていたが、 新宿鮫が ふとした 産婦人科の事件を知ることで 暗闇を暴き、そして 自らの立ち場を 悪くして 追いつめられる。 警官を やめざるをえないワナに はまろうとするが、 個人ではなく 警察機構を守ろうとするチカラと 警察の良心につながる 仲間によって、解決をする。 イヤー。 おもしろい。 | ||||
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今回も主人公の新宿鮫こと鮫島警部以上に犯人役のキャラが強烈だ。島岡ふみ枝(49)は、独身で化粧気のない地味な看護師。彼女が先端に毒を塗った編棒を使って次々に殺人を犯す。彼女をおばちゃんと呼ぶ実業家、藤崎絢香(35)を救うためだ。ふみ枝は絶望の縁にいた少女時代の絢香を救い出したことで、絢香に異常とも言える母性愛を抱いていたのだろう。タイトルの蘭とは絢香の消えない怨念の象徴である。 | ||||
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あまりにも非日常的な設定ですが、シリーズとしてゎ面白く読みました。 ただ、2(毒猿)のレビューにもかいたのですが、簡単に人が死にすぎるかと…。 | ||||
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読むにつれてドンドン先が読みたくなる本です。人物設定にひとつだけ「ん?」というのがありましたが、(生意気なことを言ってすみません) 納得できる結末でした。作者の才能を感じました。 | ||||
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このシリーズの中で一番「現実感」がある。犯人も犯罪の内容も。他の作品もリアルなんだろうが、やくざや新宿を屯する不要相手の話が多い。この作品は少しその人種とは違う点が面白い。女性が好みそうなサスペンスドラマ的ストーリーではあるが、さすがにしっかりと読ませる。 | ||||
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第一弾、第二弾よりも更に面白く読ませて頂きました。 自動車電話やポケベルが出てくるのが、時代の流れを感じさせます。 晶との男女関係は、これが限界でしょうか?もっと、リアリティが欲しいと感じます。 第四弾の直木賞受賞作となった「無間人形」は、平成6年に購読しましたが、面白かったという印象の割には 内容を思い出せませんので、本棚から引っ張り出して読み直してみたいと思います。 | ||||
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平成5年発表のシリーズ三作目。孤高のキャリア刑事・鮫島を描く本シリーズは、一作 ごとに趣向を変えるのが特色だが、この作品も男臭い世界が際立った前作『毒猿』と カラーは一変し、サスペンス作品といっていい。序盤に登場人物たちの描写が淡々と 続き、何が起きているのか把握しかねていると、突然に全貌が明らかにされる。その 過程はホラー小説の雰囲気すらある。というのは二人の謎めいた女性が何者なのか 最後まで掴めないからだ。成功への野望と呼ぶにはやり方が乱暴すぎるし、なぜ中年 女性がそこまで入れ込むのかも分からない。しかも最後になっても解答はない。普通、 そこに意外性を織り込んでまとめ上げるものではないのか。その意味で何とも不完全 燃焼なのではあるが、その謎がこの作品に漂う不気味な空気感を演出したともいえる。 むしろ本作の見所は敵の策略によって、組織内で苦境に追い詰められた鮫島の心理 かも知れない。「俺はなぜ警察官でいたいのか」という問いに向き合うことになる鮫島。 身分を失うぎりぎりの瀬戸際で、一歩も引くことなく敵との直接対決に挑みカタをつける。 | ||||
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