■スポンサードリンク


心では重すぎる



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

心では重すぎるの評価: 4.21/5点 レビュー 38件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.21pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(3pt)

語り合い

中年佐久間シリーズ。
かつて一世を風靡した漫画家の捜索を依頼され探偵佐久間が調査していくと、
自身が所長と務める更生施設のメンバーの抱えている問題と密接に関わっていることが分かります
基本的にはいつもの佐久間シリーズのテイストなのですが、
今回は佐久間と依頼人や情報提供者などとの語り合いが恐ろしく長く、
テンポがすごく悪い感じを受けました。
それを除けば面白いです。
心では重すぎる  上 文春文庫Amazon書評・レビュー:心では重すぎる 上 文春文庫より
416767601X
No.5:
(3pt)

まだ語るのか

引き続き、所在不明の漫画家の捜索と憎悪に満ちた女子高生との対峙と。
絡みあった二つの調査はやがて一つに。
その背景にあるのは、意外にも単純なものでした。
肩透かしも良いところです。
上下巻と長く引っ張ってこうだとは。。。。
そして、下巻も上巻に続いて、いろんな人との語らいが冗長に感じられました。
うまく一冊にまとめる事もできたんじゃないでしょうか。
心では重すぎる    下 文春文庫Amazon書評・レビュー:心では重すぎる 下 文春文庫より
4167676028
No.4:
(3pt)

心では重すぎる

長い話だが飽きることなく読み続けられた。複雑に入り組んだ人間関係も特に無理はなかったと思う。他のシリーズも読んでみたい。
心では重すぎるAmazon書評・レビュー:心では重すぎるより
4163197303
No.3:
(3pt)

作者の「感傷」に読者が付き合う必要があるのか

この作品、どこが面白いのだろう?
レビューを書こうとして悩んでしまった。
確かに漫画週刊誌におけるアンケート至上主義や、漫画家と編集者の
関わり等は良く書けていると思う。だけど、漫画界の内幕ならば、現在
では「消えたマンガ家」等の書籍が出版されており、その内容を知って
いる読者も多いのではないだろうか。
この作品には、漫画だけに限らず、ドラッグ、渋谷のチーマー、新興宗教、
自己啓発セミナー、ポルノにロリコン、果てはSMまで、様々なサブカルチャー
的要素が詰め込まれている。多くの題材を破綻無くストーリーに織り込んで
いるのは作者の力量だろう。だけど、それらはあくまで小説を構成する素材
であり、本当に作者が書きたかったのは、別の物であると思える。
作中で探偵を職業とする主人公「佐久間公」が、過去と現在の自分を
比較してみたり、出会った人に自分の探偵としての生き方をあれこれ
説明する。これは主人公である「佐久間公」と言うより、作者である
大沢在昌の「感傷」では無いだろうか。
解説で福井晴敏氏が指摘しているように、この作品は私小説に近い
内容である。
しかし、作者の「感傷」に読者が付き合う必要があるのか、疑問である。
あたしは、「重すぎる」と言うより、はっきり言って「ウザイ」と感じて
しまった。
心では重すぎる  上 文春文庫Amazon書評・レビュー:心では重すぎる 上 文春文庫より
416767601X
No.2:
(3pt)

作者の「感傷」に読者が付き合う必要があるのか

この作品、どこが面白いのだろう?

レビューを書こうとして悩んでしまった。

確かに漫画週刊誌におけるアンケート至上主義や、漫画家と編集者の

関わり等は良く書けていると思う。だけど、漫画界の内幕ならば、現在

では「消えたマンガ家」等の書籍が出版されており、その内容を知って

いる読者も多いのではないだろうか。

この作品には、漫画だけに限らず、ドラッグ、渋谷のチーマー、新興宗教、

自己啓発セミナー、ポルノにロリコン、果てはSMまで、様々なサブカルチャー

的要素が詰め込まれている。多くの題材を破綻無くストーリーに織り込んで

いるのは作者の力量だろう。だけど、それらはあくまで小説を構成する素材

であり、本当に作者が書きたかったのは、別の物であると思える。

作中で探偵を職業とする主人公「佐久間公」が、過去と現在の自分を

比較してみたり、出会った人に自分の探偵としての生き方をあれこれ

説明する。これは主人公である「佐久間公」と言うより、作者である

大沢在昌の「感傷」では無いだろうか。

解説で福井晴敏氏が指摘しているように、この作品は私小説に近い

内容である。

しかし、作者の「感傷」に読者が付き合う必要があるのか、疑問である。

あたしは、「重すぎる」と言うより、はっきり言って「ウザイ」と感じて

しまった。
心では重すぎる 上 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:心では重すぎる 上 (文春文庫)より
4167915308
No.1:
(3pt)

現代の若者や大人たちの心のゆがみを知らされた

探偵・佐久間公シリーズの長編。読み終わった後しばらく興奮状態で体がこわばってしまった。こんな経験はかつてなかったがそれだけ主人公佐久間の気持ちに入りこんでしまったといえる。謎の女子高生と人気漫画化との接点、更正施設にいる少年がおびえる理由とは。。とうてい理解できないような人間関係や心のゆがみが現代の若者や大人たちにあるのだと知らされた。
心では重すぎるAmazon書評・レビュー:心では重すぎるより
4163197303

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!