■スポンサードリンク
銀弾の森 禿鷹III
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
銀弾の森 禿鷹IIIの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
禿鷹シリーズ、百舌シリーズは大好きで読み漁っています。キャラクターは大きく違いますが、同じような肩にハマらない鉄人の主人公、必ずしも善ではないのですが、いつの間にか自身に置き換わりハラハラドキドキする大人の小説です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
出展の本の評価に自信を持っているような文章が窺えたので購入した。評価通りであった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
安くても品質はとても良く満足しました。お買い得。お奨めします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
旦那が殺された切っ掛けを作った男に抱かれるだろうか? 悪と愛と性についてあり得ない展開が好きです。 相も変わらず主人公の心情が全くと言っていいほど出てこないこのシリーズ。 感情移入しにくいのが難点ですが、スピーディな展開が つい次のページへと誘います。展開が早いので先が読みにくいのも このシリーズの特色。好き嫌いの分かれる作品かも知れません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
早速の送付で、商品も問題なく大変、満足しました。次回も利用させていただきたいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「コロンビアにも、怖いもの知らずの男はいた。冷酷非情な男もいた。 悪知恵の働く男もいた。狡猾で、利己的な男もいた。 しかし、そうした資質を全部備えているとしか思えぬ、禿富のような男と出会ったことは、一度もなかった」 これ、この作品に登場する南米マフィアの述懐。 まさにその通りで、ちょっと今までの小説や映画では読んだことのないような悪徳刑事が主人公のシリーズです。 普通、悪漢小説の主人公といえば、社会的には法を破ったはみ出しものでも自分のルールに従って一部の人たちを助ける<義賊>だったり、仲間内では義理と人情を重んじる<任侠道>だったり、復讐のためにすべてを捨てて悪に生きる<ストイックな転落者>だったりするもの。 手塚治虫の「ブラックジャック」みたいに、憎まれ口はたたく、金の亡者のような行動はとる、といったキャラでも、実は情に厚かったりして、思わずファンになってしまうことが多い。 ところが、このシリーズの主人公・禿富は、実にひどい。 女性はみさかいなく襲う、人は簡単に殺す、金は奪う。 警視庁のキャリアだろうが何だろうが、弱みにつけ込んで屈服させ、ヤクザもためらうような悪事を平気でする。たとえば、女性を相手に手加減なく殴る蹴るの暴行を加えたり・・・。 そしてこの小説では禿富の心理描写、内面描写が一切ない。 そのため、何を考えているのかさっぱりわからず、実に不気味だ。 小説史上、もっとも嫌な主人公といってもいい。 こんなひどい主人公が非道の限りを尽くす小説なのに、なぜか引き込まれて読んでしまう。 逢坂剛のひょうひょうとした文章のテクニックが効いているからでしょう。 趣味に合わない人もたくさんいるでしょうが、一度は読んでみてもらいたい不思議な小説です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「コロンビアにも、怖いもの知らずの男はいた。冷酷非情な男もいた。 悪知恵の働く男もいた。狡猾で、利己的な男もいた。 しかし、そうした資質を全部備えているとしか思えぬ、禿富のような男と出会ったことは、一度もなかった」 これ、この作品に登場する南米マフィアの述懐。 まさにその通りで、ちょっと今までの小説や映画では読んだことのないような悪徳刑事が主人公のシリーズです。 普通、悪漢小説の主人公といえば、社会的には法を破ったはみ出しものでも自分のルールに従って一部の人たちを助ける<義賊>だったり、仲間内では義理と人情を重んじる<任侠道>だったり、復讐のためにすべてを捨てて悪に生きる<ストイックな転落者>だったりするもの。 手塚治虫の「ブラックジャック」みたいに、憎まれ口はたたく、金の亡者のような行動はとる、といったキャラでも、実は情に厚かったりして、思わずファンになってしまうことが多い。 ところが、このシリーズの主人公・禿富は、実にひどい。 女性はみさかいなく襲う、人は簡単に殺す、金は奪う。 警視庁のキャリアだろうが何だろうが、弱みにつけ込んで屈服させ、ヤクザもためらうような悪事を平気でする。たとえば、女性を相手に手加減なく殴る蹴るの暴行を加えたり・・・。 そしてこの小説では禿富の心理描写、内面描写が一切ない。 そのため、何を考えているのかさっぱりわからず、実に不気味だ。 小説史上、もっとも嫌な主人公といってもいい。 こんなひどい主人公が非道の限りを尽くす小説なのに、なぜか引き込まれて読んでしまう。 逢坂剛のひょうひょうとした文章のテクニックが効いているからでしょう。 趣味に合わない人もたくさんいるでしょうが、一度は読んでみてもらいたい不思議な小説です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
警察官でありながら,ヤクザやマフィアを震え上がらせる悪党,ハゲタカこと,禿富鷹秋。 めちゃめちゃに悪くてよい。 ただ,今回の第3作は,ちょっとあきれるくらいで, 物語の完成度としてはイマイチか。 この作品のポイントはハゲタカ本人の心情描写が全くなく,いったい何を考えて,こんなとんでもないことをするのか,さっぱり分からないところ。 それだけで読み手はついつい,一気読みしちゃいます。 思いっきり悪くて,しかも親しみを感じるキャラでもない。でも,美学というか,矜持というか,ハゲタカなりの生き方が,なんとなく羨ましく,ついつい肯定的に見てしまう。 ホント,不思議な作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
警察官でありながら,ヤクザやマフィアを震え上がらせる悪党,ハゲタカこと,禿富鷹秋。 めちゃめちゃに悪くてよい。 ただ,今回の第3作は,ちょっとあきれるくらいで, 物語の完成度としてはイマイチか。 この作品のポイントはハゲタカ本人の心情描写が全くなく,いったい何を考えて,こんなとんでもないことをするのか,さっぱり分からないところ。 それだけで読み手はついつい,一気読みしちゃいます。 思いっきり悪くて,しかも親しみを感じるキャラでもない。でも,美学というか,矜持というか,ハゲタカなりの生き方が,なんとなく羨ましく,ついつい肯定的に見てしまう。 ホント,不思議な作品です。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!