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燃える地の果てに
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燃える地の果てにの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.54pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 21~26 2/2ページ
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| 1999年版 このミス2位(1位レディージョーカー、3位理由、4位屍鬼、というすごい年!!) 2000年文春ベスト10 1位 スペイン・フラメンコ・ギター といえば作者の3点セットと言っていいくらい得意の分野であるが、おそらく、この作品がベストだろう。 個人的には、本作、「百舌の叫ぶ夜」。「カディスの赤い星」が作者のベスト3だと思っている。 本作品を初めて読んだときの驚愕は忘れることができない。まず自分の記憶を疑い、次に誤植を疑ってしまったほどである。しかしながら、この作品をこのトリックのみで語ることはできない。事故で失った原爆を秘密保持のために回収しようとするアメリカと、秘密を盗もうとするソ連、そしてはからずも巻き込まれてしまった日本人ギタリストとスペインの小さな村の人々という、わかりやすい設定の中で、魅力的な登場人物を登場させ、長い作品ながら読者に飽きさせない。作者の積み上げた技の詰まった、円熟味のある作品といえよう。 残念ながら、この作品以降、突き抜けた作品がない。今後の作品にも期待したい。 | ||||
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| スペインの地方都市に起きた爆撃機の墜落事故。落ちた水爆を巡る現地での様様な事件、、そこに日本人のフラメンコ・ギターリストが明るく青いスペインの空と海。30年の後の思いがけない結末、、日本とスペインを結ぶスケールの大きなドラマ展開、、一気に読んでしまいました。 | ||||
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| 終盤のある場面、、何これ?印刷ミス? と思いました。何度も読み返しましたが、謎語りを読み終わるまでわけがわからず、呆然。決して映画化できない作品、、、ともいえると思います。掟破りのスーパー活字エンターテインメント。 | ||||
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| 逢坂剛さんというと,スペイン現代史とギターに関する知識,そしてどんでん返しが魅力ですが,この作品にもその全てが揃っています。長い物語ですが,とにかく読み始めたら止まらないでしょう。そして驚愕の結末には開いた口がふさがらないでしょう(もちろん,いい意味で)。 | ||||
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| 二つの物語がやがて一つの結末へとつながっていく。その結末には大きなドンデン返しがあり、とても面白い。さらに、スパイ「ミラマル」の意外な正体とその生き方も興味深い。 | ||||
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| 逢坂剛氏の書くスペインものの中では、直木賞受賞作「カディスの赤い星」に匹敵するおもしろさが「燃える地の果てに」にはある。 現在と過去が平行して話が進んでゆき、最後に2つの時代がつながった時、大きな謎が解決される。予想もつかないラストは逢坂氏の得意とするところだが、今回の謎解きは理解するまで、謎解き部分を3回は繰り返し読まないと理解できないほど意外な結末になっている。本の厚みの割に、ジェットコースターに乗った気分でどんどん読み進めることができるので、エンターテイメント系、ミステリー系のファンの方に是非ともお薦めします。 | ||||
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