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「恐怖の報酬」日記―酩酊混乱紀行
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「恐怖の報酬」日記―酩酊混乱紀行の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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内容がとにかく面白い。一読の価値あり! | ||||
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電子書籍で購入しましたが、惜しむらくはpdf(?)っぽい挙動なこと。注意書きで「大きい画面で読むことを~」みたいなのを身をもって感じました。内容については相変わらず上質。笑いと独特な感性を通してみる異国の姿をしっかり描き切っています。本で買う方がよかったなと後悔しています。 | ||||
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雑誌の中で紹介されていたのです。読み終えるのが楽しみです。 | ||||
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全体の2割超を飛行機嫌いの作者が飛行機に搭乗するまでの紆余曲折が占めています。その後も、イギリスからアイルランドへの飛行機、帰りの飛行機の話題にページが割かれています。また、パブでお酒を飲んだ~という話題が多いので、ガイドブック的な目的で読もうとする方の期待にはあわないかもしれません。 清水義範氏のように参加したツアーの行程をガイドブックの孫引き混じりで紹介するだけの旅行記と称する本よりは、珍道中度が高い分、面白く読めます。ただお金を持っているようで、宿に帰れば(泊まれば)一安心という感じが、私が読んだほかの珍道中といったら失礼に思えるような過酷な貧乏旅行記との違いかと思いました。 | ||||
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商品、受け取っています。たいへん状態がよいものでした。お気遣もいいただき、感謝しています。ありがとうございました。 | ||||
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恩田陸さんがアイルランドとイギリスに旅をする。飛行機恐怖症で、盛んにそのことをうだらうだらと書いていて、鬱陶しいといえば鬱陶しいが、まあご愛敬。全体として、恩田さんの文は面白いし、旅行先の雰囲気がよく伝わって来る。行ってみたくはなるよ。ときどき、文学作品の話も出てきて、これもなんだか面白い。おまけのキリン、サッポロ、オリオンビールの話も酒のみらしくてよかった。 | ||||
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同じ飛行機恐怖症でもいろいろあるものだと思う。私も飛行機は嫌いだ。 私は閉所恐怖症から来ている。狭い空間に閉じ込められるのが恐い。 恩田陸はパニック症候群的なものか。飛行機という異次元世界に入っていって 自分がパニックを起こしてしまうのではないかという戦慄。でも、出発の 成田空港で「冷やしうどんに大量の揚げ玉をかけて」喰う。考えられない。 私なんか飛行機に乗る前は緊張のあまり食欲ゼロ。恩田陸はほんとに緊張して いるのか、飛行機恐怖症なのかと疑う。 ともかく。この本は39歳にして飛行機初体験の恩田の処女喪失イギリス・ アイルランド旅行記。紀行文というより、プチ妄想録。かつ幻視紀行。本人も言う。 ・・まあ、よくあることだ。世界のあちこちに、お話の欠片が放置されたり 隠れていたりするが、それを首尾よく見つけ出せることもあるし、ちっとも 見つからないこともある。私がやっているのは、きっとそういう商売なのだ。・・ 「恐怖の報酬」で恩田が獲得したのは「さまざまな丘のイメージ」。 そしていくつかのお話のかけら(幻視)も手に入れたこと。今後の恩田の小説に ひょっこりと姿を見せるだろう。 恩田によると、「ダブリンは全体的にわやわやしていて、街中を歩いていても あわあわしてしまう」とのことだ。「わやわや」とはガサツなということか。 「あわあわ」とはせわしなくあわくったみたいだということか。万年貧乏国の アイルランドはこのころ史上初のバブル期。EUの助成金を使いインフラを整備、 税金を安くして企業(IBM、アップル、グーグルなど)を誘致したりしていた。 確かアイルランドの税率は12.5%。アップルは海外で稼いだ利益や私的財産権などの 無形資産をアイルランドに集めている。 | ||||
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とても共感できました! 飛行機嫌いの考えることって同じなのですね。私も先日、12時間の恐怖に耐えてイギリスに行ってきました。 それもあってわが身のように感じました。 もし普通の旅行記だと思って買うとがっかりするかもしれません。 飛行機嫌いの人たちは絶対に共感できるはずです。 ※表紙左下の文字も地○の歩き方のパクリなのですね笑。精巧で笑わせていただきました。 | ||||
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著者初の紀行エッセイ タイトルだけをみると内容がわかりにくいですが、著者は飛行機が大の苦手 そんな著者が、飛行機に乗ってイギリスとアイルランドを訪れるといった内容です ビールがお好きなようで、目的のひとつはビールを堪能することのようです もちろん、作品のインスピレーションを得ることも多々あったようです 空想が膨らんでゆく様子は非常に興味深かったです 当たり前なのかもしれませんが、さすが小説家 描写が、具体的でしかも豊かで素晴らしかったです 文庫版には横浜・札幌・沖縄のビール工場を訪れた様子も収録されています 私はお酒が飲めません 特にビールの良さは全くわかりません ビールも様々種類があり、風土や一緒に食するものとの組み合わせにより味わいも変化する そういった様子を読んでいると、ビールを飲める人が羨ましくなってきます | ||||
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2005年に出た単行本の文庫化。新たに3本のエッセイが加えられている。 小説ではなく、旅行記である。 中心になっているのは、イギリスとアイルランドへの旅。面白いのは、著者の飛行機嫌いの部分だ。イギリスに行くには、当然飛行機に乗らなければならないのだが、怖くて怖くて仕方がない。その恐怖と混乱の心情がユーモアたっぷりに描かれており、けっこう笑える。この部分は凄く面白かった。イギリスに着いてからの旅の記述が霞んでしまうくらい。 新たに加えられたエッセイは、キリン、サッポロ、オリオンという国内3ヶ所のビール工場見学記。 | ||||
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飛行機に乗ると考えただけで…。と言いつつ今では取材旅行として、色々な国に行ってしまった。私も閉所恐怖症で薬をのみつつ数回ですが海外へ行ってますので行ったときの事を考えても、怖いものは怖いですね。でも読む本を探したりで紛らわせて行けるのですからまだ良いのではないでしょうか。 | ||||
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恩田陸さんが初めての海外渡航でイギリスとアイルランドに行った話が2/3。国内の3カ所のビール工場を訪ねた話が残り1/3。 という構成の紀行文です。 で、本の半分以上は飛行機が怖いという話と、ビールを飲んでいる話です。 飛行機に乗る前、乗っている間の恐怖に震える心理状態についてはこれでもかというくらい細かく書かれてますし、とにかくビールを飲みまくって酔っぱらっている様子もたくさん出てきます。こういう部分は非常に人間くさいというか、とりすましていない恩田陸さんの姿が浮かんできて非常に楽しい。 で、ところどころに風景を見ながら作品の元になる作者の妄想が出てきたり、妄想を小説にするまでの作者の頭の中の動きが描写されていて、小説を書いている恩田陸さんの姿が浮かんできます。 特に「麦の海に沈む果実」が好きな自分としては、丘の描写がすごく気に入りました。 恩田陸さんの作品が好きなら、人間としての恩田陸さんと、作家としての恩田陸さんの両方を楽しめてお得な一冊だと思います。 | ||||
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飛行機恐怖症という自分との共通点で、「そうだ!そうだ!」とまず、共感して読み始めてしまいました 作者の作品とは別のにんげんらしさ、かわいらしさが満載!? アップテンポで 爽快感100% イギリス、アイルランドを旅したことある人はもちろん 懐かしい映画のタイトルも多数登場。beer 好きの人にも 是非 読んでほしい作品です 私は個人的にはファンタジーはちょっとついていけないのですが(恩田さんごめんなさい)この1冊で恩田さんのファンになったというのもすごい効果でしょ?作品への姿勢や物語のモチーフのヒントなどどうやって恩田ワールドができあがっていくのかが理解でき、この本のあとで10冊ほど買いあさり今、読み進んでいます。 | ||||
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飛行機が怖い、恩田陸さんによる旅行記。 メインはイギリス・アイルランド。 ほかにビールめぐりの国内旅行の 麒麟ビール横浜工場、札幌のサッポロビールと 沖縄旅行記(沖縄ビール?)が収録されています。 あまり紀行らしくない紀行です。 どこに行った、何をした、というよりも そこで著者が何を考え、何を幻視したか、という 紀行なのです。 けれど著者に影響を与えている本や映画、 著者の本ができる過程を知ることができる ファンとしては楽しい本でした。 ところで、著者はそうとう飛行機が怖いらしく、 微にいり細にわたり、そのことを書いています。 ページにして、約3分の1。 初めは笑っていたのに、だんだん自分も怖くなってくる。 飛行機に乗る前に読むのは、キケンかもしれません。 | ||||
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今をときめく恩田陸さんの「決死」のイギリス旅行記。本当に飛行機嫌いら しく、おかしいほどにこの本の中で恐怖しています。恐いのに、なぜか余計に 恐くなるような本を読み、下手な機長は罵倒し、上手い機長には「次回も指名 する」と絶対の信頼感。面白いのですが、これから初飛行機体験するので、不安になってきました。 | ||||
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