月の裏側

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月の裏側の評価:

3.45/5点 レビュー 69件。 D ランク

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平均点3.45pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全139件 101〜120 6/7ページ
No.39
(5pt)

同じことを思った。

小さい頃、自分の見ている世界は、本当にみんなと同じだろうか、
そう思ったことが頻繁にありました。
自分が青だと思って青と言っている色は、
実は他の人の目には自分が赤と思っている色なのではないだろうか。
そんなふうに不安になったことが、何度もあって。
みんなと一緒は嫌、個性的でいたい。
そう思っているのに、でもなぜか時々、どうしようもなく不安を感じていて。
そのためか、この作品を読んで、
ひとつの共同体になることを、実はみんな望んでいるのではないか、と思ってしまいました。
みんなが一緒はコワイけど、
1人だけ違うほうがもっとコワイ。
月の裏側 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 月の裏側 (幻冬舎文庫)より
4344402626
No.38
(3pt)

ホラーかな?

どこかで読んだと思ったら、「屍鬼」と似てるんですね。(どちらが先か知りませんが)そこに踏み留まるか、いっそのこと、それになってしまうか。自分が自分であることの意義について、自分だったらどう選択するだろうと、考えさせられますが、「月の裏側」に象徴されるように、そちらに行ってしまった方が案外楽なのかも。ただ、ホラー小説としては、恐怖感を感じませんでした。
月の裏側 Amazon書評・レビュー: 月の裏側より
4877283986
No.37
(3pt)

ホラーかな?

どこかで読んだと思ったら、「屍鬼」と似てるんですね。(どちらが先か知りませんが)そこに踏み留まるか、いっそのこと、それになってしまうか。自分が自分であることの意義について、自分だったらどう選択するだろうと、考えさせられますが、「月の裏側」に象徴されるように、そちらに行ってしまった方が案外楽なのかも。ただ、ホラー小説としては、恐怖感を感じませんでした。
月の裏側 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 月の裏側 (幻冬舎文庫)より
4344402626
No.36
(3pt)

共同体

ある共同体が何かに巻き込まれたとき、しかもそれが避けがたいものであるとき、その中の人々はどういった行動をとるだろうか? 恐れおののき、惑い、そして…?小野不由美の『屍鬼』では、その共同体を崩壊させることによってカタルシスを得た。対して箭納倉の人々は、受容することによって平穏を得ることを選択した。このふたつは、両極であり、しかしよく似ている。なぜなら、共同体としてされる選択は「ひとつ」でしかなく、「ひとつ」の運命をたどるほかないからだ。その選択は、あるものにとっては意志的だが、またあるものにとっては気がつかないうちにそうなっていたというだけのものであったりする。しかし、その選択の結果は平等に、均一に確実に各人に配分される。白か黒か、グレーゾーンのない過酷さは、結局のところ共同体に属している人間の逃れられない重しであると、喉元に突きつけられるような気がした。
月の裏側 Amazon書評・レビュー: 月の裏側より
4877283986
No.35
(3pt)

共同体

ある共同体が何かに巻き込まれたとき、しかもそれが避けがたいものであるとき、その中の人々はどういった行動をとるだろうか? 恐れおののき、惑い、そして…?小野不由美の『屍鬼』では、その共同体を崩壊させることによってカタルシスを得た。対して箭納倉の人々は、受容することによって平穏を得ることを選択した。このふたつは、両極であり、しかしよく似ている。なぜなら、共同体としてされる選択は「ひとつ」でしかなく、「ひとつ」の運命をたどるほかないからだ。その選択は、あるものにとっては意志的だが、またあるものにとっては気がつかないうちにそうなっていたというだけのものであったりする。しかし、その選択の結果は平等に、均一に確実に各人に配分される。白か黒か、グレーゾーンのない過酷さは、結局のところ共同体に属している人間の逃れられない重しであると、喉元に突きつけられるような気がした。
月の裏側 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 月の裏側 (幻冬舎文庫)より
4344402626
No.34
(3pt)

人の本質を問う!

人類はもとも水の中で生活していた。しかし「何か」から逃げるように地上に上がって、個別の個体として生きてきた。だが、今また「何か」によって、ひとつにさせられようとしている。奇妙な話だけれども、読んでいて惹きつけられる。失踪した人たちは「盗まれる」のだろうか?いや、もしかしたら本来の姿にもどされるだけなのかもしれない。人は人に対し、どこまでその本質をとらえていけばいいのだろう?大きなうねりのような生命の流れの中では、その問いさえも無意味なのかもしれない。
月の裏側 Amazon書評・レビュー: 月の裏側より
4877283986
No.33
(3pt)

人の本質を問う!

人類はもとも水の中で生活していた。しかし「何か」から逃げるように地上に上がって、個別の個体として生きてきた。だが、今また「何か」によって、ひとつにさせられようとしている。奇妙な話だけれども、読んでいて惹きつけられる。失踪した人たちは「盗まれる」のだろうか?いや、もしかしたら本来の姿にもどされるだけなのかもしれない。人は人に対し、どこまでその本質をとらえていけばいいのだろう?大きなうねりのような生命の流れの中では、その問いさえも無意味なのかもしれない。
月の裏側 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 月の裏側 (幻冬舎文庫)より
4344402626
No.32
(5pt)

SF小説ですね

九州のとある街で起こる事件を中心に、展開するお話。歴史と、文学が好きな作家のようです。中学生から大人まで読める楽しいお話です。映画化されたら見てみたいなと思います。
月の裏側 Amazon書評・レビュー: 月の裏側より
4877283986
No.31
(5pt)

SF小説ですね

九州のとある街で起こる事件を中心に、展開するお話。歴史と、文学が好きな作家のようです。中学生から大人まで読める楽しいお話です。映画化されたら見てみたいなと思います。
月の裏側 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 月の裏側 (幻冬舎文庫)より
4344402626
No.30
(4pt)

「個性」と「マジョリティ」

水郷の町で起きる奇妙な連続失踪事件。失踪した者たちは皆、しばらくすると帰ってくる。その間の記憶を無くしてはいるのだが、決して嫌な感じはしなかったと言って…。そして、調べて行くうちに彼らは「盗まれた」ようだと気づく。作中で面白かったのが、「人間は生物学上の都合から別々のものになりたがっている一方で、一つにもなりたがっている。」というくだり。「個性」という言葉が流行であるように、自分が他の人と別物であることを望みながらも一方で、少数派であることを極端に恐れる。本作の主人公たちの「盗まれる」ことによって「自分で無くなる」ことを恐れながら、一方で「盗まれる」ことで多数派になった者たちの安堵、心地よさも知っていて…。作品の形としては、ホラーというか、SFというかを用いて「恐怖」が前面にあるのだが、その中で、「個性」と「多数派」を同時に求める人間の面白さを感じた。なかなか不思議な味わいのある作品だと思う。
月の裏側 Amazon書評・レビュー: 月の裏側より
4877283986
No.29
(4pt)

「個性」と「マジョリティ」

水郷の町で起きる奇妙な連続失踪事件。失踪した者たちは皆、しばらくすると帰ってくる。その間の記憶を無くしてはいるのだが、決して嫌な感じはしなかったと言って…。そして、調べて行くうちに彼らは「盗まれた」ようだと気づく。作中で面白かったのが、「人間は生物学上の都合から別々のものになりたがっている一方で、一つにもなりたがっている。」というくだり。「個性」という言葉が流行であるように、自分が他の人と別物であることを望みながらも一方で、少数派であることを極端に恐れる。本作の主人公たちの「盗まれる」ことによって「自分で無くなる」ことを恐れながら、一方で「盗まれる」ことで多数派になった者たちの安堵、心地よさも知っていて…。作品の形としては、ホラーというか、SFというかを用いて「恐怖」が前面にあるのだが、その中で、「個性」と「多数派」を同時に求める人間の面白さを感じた。なかなか不思議な味わいのある作品だと思う。
月の裏側 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 月の裏側 (幻冬舎文庫)より
4344402626
No.28
(5pt)

とにかく怖い!読み終わっても怖い!

じっくりじっくり恐怖が押しよせてきて、いてもたってもいられなくなる恐怖・・・というものをこの本で味わいました。恐怖だけでなく、「自分とは、人間であることとは・・・」というように、「自分」についても考えさせられた作品です。SFとも言い切れず、ホラーともいいきれない、不思議な、でもすぐそばで起こっていそうなお話です。「人としての恐怖」がじわじわと迫ってくる数時間でした。登場人物にも感情移入できるし、終わりかたも、恩田陸にしては珍しく、「そう、それしかないよね、このお話のおしまいは・・」っていう感じでした。九州の柳川。もう、怖くていけないかも。
月の裏側 Amazon書評・レビュー: 月の裏側より
4877283986
No.27
(5pt)

とにかく怖い!読み終わっても怖い!

じっくりじっくり恐怖が押しよせてきて、いてもたってもいられなくなる恐怖・・・というものをこの本で味わいました。恐怖だけでなく、「自分とは、人間であることとは・・・」というように、「自分」についても考えさせられた作品です。SFとも言い切れず、ホラーともいいきれない、不思議な、でもすぐそばで起こっていそうなお話です。「人としての恐怖」がじわじわと迫ってくる数時間でした。登場人物にも感情移入できるし、終わりかたも、恩田陸にしては珍しく、「そう、それしかないよね、このお話のおしまいは・・」っていう感じでした。九州の柳川。もう、怖くていけないかも。
月の裏側 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 月の裏側 (幻冬舎文庫)より
4344402626
No.26
(4pt)

これは怖かった…

ホラー要素が強くて、現実的。だからこそ味わえてこの恐怖感。窓の外の雨の音や夜の暗闇が、いつもどおりのはずなのにこの本を読んだ後は別格とも言える、存在感を感じずにはいられない。最後まで読んでいくつかの謎が残る。でも、その余韻が恩田陸特有なものだとも言えるだろう。
月の裏側 Amazon書評・レビュー: 月の裏側より
4877283986
No.25
(4pt)

これは怖かった…

ホラー要素が強くて、現実的。だからこそ味わえてこの恐怖感。窓の外の雨の音や夜の暗闇が、いつもどおりのはずなのにこの本を読んだ後は別格とも言える、存在感を感じずにはいられない。最後まで読んでいくつかの謎が残る。でも、その余韻が恩田陸特有なものだとも言えるだろう。
月の裏側 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 月の裏側 (幻冬舎文庫)より
4344402626
No.24
(5pt)

ぞわっとします

怖いけど、いわゆるホラーって感じとはちょっと違う。う~ん・・・考えれば考えるほどぞわぞわっとくる、そんな本です。ちょっと気持ち悪い部分もありますが。普通の日常が舞台なだけに、有り得そうで怖いです。夜、川の近い場所で窓を開けて寝る前の読書に読んでください。絶対怖いです。笑
月の裏側 Amazon書評・レビュー: 月の裏側より
4877283986
No.23
(5pt)

ぞわっとします

怖いけど、いわゆるホラーって感じとはちょっと違う。う~ん・・・考えれば考えるほどぞわぞわっとくる、そんな本です。ちょっと気持ち悪い部分もありますが。普通の日常が舞台なだけに、有り得そうで怖いです。夜、川の近い場所で窓を開けて寝る前の読書に読んでください。絶対怖いです。笑
月の裏側 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 月の裏側 (幻冬舎文庫)より
4344402626
No.22
(4pt)

鬼ごっこの鬼

 だんだん鬼の増えていく鬼ごっこってありますよね。あれ、つかまらないうちは、すごくハラハラします。物陰に隠れたりして、最後の一人になったりすると、死にそうなほどドキドキします。だけど、なんかのはずみで、早いうちにつかまっちゃって鬼になったりすると、味わいが全く違ってしまいます。 星新一のコントにもあったけど、吸血鬼だって、自分が仲間になってしまえば、どうということはないのかもしれません。 この小説の楽しみ方としては、最後まで、「ヤツラにだまされるな、ヤツラにつかまるな!」と念じて読むことです。そうすれば最後の最後までイヤな汗をかくくらい怖いです。
月の裏側 Amazon書評・レビュー: 月の裏側より
4877283986
No.21
(4pt)

鬼ごっこの鬼

 だんだん鬼の増えていく鬼ごっこってありますよね。あれ、つかまらないうちは、すごくハラハラします。物陰に隠れたりして、最後の一人になったりすると、死にそうなほどドキドキします。だけど、なんかのはずみで、早いうちにつかまっちゃって鬼になったりすると、味わいが全く違ってしまいます。 星新一のコントにもあったけど、吸血鬼だって、自分が仲間になってしまえば、どうということはないのかもしれません。 この小説の楽しみ方としては、最後まで、「ヤツラにだまされるな、ヤツラにつかまるな!」と念じて読むことです。そうすれば最後の最後までイヤな汗をかくくらい怖いです。
月の裏側 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 月の裏側 (幻冬舎文庫)より
4344402626
No.20
(2pt)

ヒマでした・・。

この本を手取ったわけはミステリーの評論本の中で「郷愁の作家」などと書かれていたからだ。短絡的に舞台が田舎だからではなく、たしかに著者の独特の表現や感覚をを介して憧憬めいたものを感じた。しかし肝心なミステリーとしての本質、著者自身の考える物語のあり方が私にはどうにも共感しがたいものがありました。個人的に登場人物は好きでしたが、急激な視点の変化や物語全般にわたる倒叙的な構成は読者に対して気遣いを感じず、エンターテイメント的な感覚で買う人には歯がゆいものがあります。最後に作中の事件状況(誰もいないのに電気が通ったり、街の人が誰もいなくなったのに政府の対応や被害地域の言明がなされてないなど)にはリアリティーはなく、設定が些か幼稚な印象は否めません。
月の裏側 Amazon書評・レビュー: 月の裏側より
4877283986