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サウスバウンド
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サウスバウンドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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西表島で様々な経験をして成長する兄妹をよそ眼にリゾート開発地に居座り不法占拠する父親を冷やかなめで見つめる。 やがてリゾート開発会社と騒動になり波照間島近郊に存在するはずの島に移住する。 残された兄妹は姉と三人で西表島でたくましく生きていく。 ある種ほのぼのとした作品になった。 一般文学通算2536作品目の感想。2021/06/23 14:40 | ||||
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元活動家夫婦一家の出来事をおもしろおかしく描いた作品。 父親は自称作家だが本が売れたことはない。 母親は喫茶店を経営しているが、呉服屋の娘。 夫婦とも過去や親戚を隠している。 三人姉兄の長男で小6の二郎を中心に学校の出来事、先輩中学生からの恐喝に悩みながらも苦難を乗り越えていく姿がたくましい。 一般文学通算2536作品目の感想。2021/06/21 17:50 | ||||
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中野ブロードウェーでの小学生の寄道から始まる本書。 上巻は都会の子どもとその家族を描いています。 学校生活での問題も、親のメチャクチャぶりも、小学生である主人公が解決できないのは、現実を描いたものなのか、後半の展開に向けての作者による下地づくりなのか。 上巻はじれったくて、歯がゆくて。 そんな中でも、両親や姉の秘密が見え隠れしたり、四谷に実はお金持ちの親類がいた話などは、面白かったです。 単なる小学生の日常を描いた話と思いきや・・・、下巻へ向かって急展開していきます。 | ||||
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小学生6年生の主人公の父親は左翼の元過激派。型破りな父に翻弄される家族模様を、思春期の少年の視点から描いています。 相対的なものではなく、絶対的な何かを手に入れるために、ある意志に基づき、それを貫き戦い抜くこと。 「革命は運動では起きない。個人が心の中で起こすものだ」 | ||||
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元左翼学生運動家の過激派の父、それに同じく学生運動に身を投じていた母。特に父の変わり者ぶりは並大抵ではない。その父に翻弄される子供たち。東京での生活に結局慣れず、沖縄の南、西表島に移住するも、そこでいわゆる権力者の手先と一戦を交える父、いやその家族。全体に作者らしいスピード感とコミカルな味付けでどんどん先を読ませてくれる。最後は「夢の島」に夫婦で出かける二人。父の生き方に反抗的であった子供たちも、父の権力への抵抗に本当の正義とその爽やかさを感じることになる。読後感がそう深く残る作品ではないが、何となく爽快さを残してくれる作品であった。 | ||||
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個人的には『どこかにある楽園を求めて東奔西走』するのは逃げ腰に感じてしまう。『今、自分のいる場所。そこを楽園にする』私はそういう戦いのほうが好きです。 | ||||
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