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(短編集)
空中ブランコ
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空中ブランコの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全281件 81~100 5/15ページ
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著者は、1959年岐阜生まれ、コピーライターや構成作家を経た奥田秀朗。 (2008/1/10 ''' 2008/2/5 第3刷発行) 内容は、精神科医・伊良部一郎が主人公の直木賞受賞シリーズの第2弾。 色白でデブで変わった性癖を持つ伊良部一郎が患者を治療してゆく短編が全部で5話収録されていて、中でも『義父のヅラ』が面白かった。 読んでいて、こんなに楽しくハラハラできた小説も久しぶりだ。 奥田秀朗の小説は本書が初めてだったけれど、どれもとてもいい話で、読んでいると綿毛につつまれて暖まるような、チャーミングな話が多い。 オチも全てご都合主義過ぎず、スカッと読み終われて気持ちがいい。 小説が苦手な人や、気の重たくなる小説を読んだ後にお勧めの一冊です。 | ||||
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ドクターの破天荒な対応がとても面白かった。 治療なのか?遊びなのか? 私もこんなドクターなら通院してみたい。 | ||||
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以前読んだイン・ザ・プールの続編である。読後の感想はあまり変わらない。 そこで、感銘を受けた一文を紹介したい。 「人間の宝物は言葉だ。一瞬にして人を立ち直らせてくれるのが、言葉だ。その言葉を扱う仕事に就いたことを、自分は誇りに思おう。神様に感謝しよう」 私は言葉を扱う仕事には就いていないが、言葉を扱って仕事をしているし、生活を送っている。 その言葉が他者に何らかの幸せをもたらせば幸いである。神に感謝。アーメン。仏にも感謝しておこう。なむなむ。 | ||||
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伊良部一郎シリーズの一つだが、この本が一番おもしろいと思う。 実にくだらないけど、読むのを止められない。 ストレス解消にいいかもしれないね。 | ||||
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インザプールが面白かったので、 引き続きこちらも購入。 野球に全く興味がなく、、 野球選手の話にはついていけなかった為、 こちらは★4つ。 伊良部の下品さは相変わらずでした。 | ||||
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とても面白くて、本を読みながら、部屋で一人なのに大笑いしていまいました。 3部作でこの作品が「直木賞」を受賞していますが、ほかの2作は面白いのに対し この作品は面白さ+「現代人が抱えている闇のようなものを、さわやかに笑い飛ばしてくれる」深さがあり やはり直木賞受賞作品だな!と思います。 | ||||
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ストレスの多いこの時代、伊良部先生が本当にいたらいいのに、とまで思ってしまった。どこまでが本気?計算なのか本当に無邪気な子供のままなのか。。。お腹を抱えて笑えました。もう読んでいたことを忘れて又1冊購入してしまいましたが、それでもここまで笑えるなんて。 | ||||
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読めば読むほど、伊良部先生が好きになってきます。 オススメです!!! | ||||
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精神的な悩みがテーマの作品となると、どうしても内容が暗くなりがちだが、 この作品ではあえてユーモラスに書くことによって、そういった雰囲気を感じさせず 読ませることに成功している やはりこの作品の一番の魅力は精神科医の伊良部のキャラだろう 治療そっちのけで遊ぶだけでありながら、内科に訪れた人々の悩みを次々に解決していくと、 やっていることは素晴らしいのだが、決して精神科医としての才能は感じさせないと独特なキャラだ 作品のパターンは一緒でも面白く読めるのは、この破天荒な伊良部のおかげだろう 気軽に読める作品が欲しい人にお勧め | ||||
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前回「プール」で初登場した破茶めちゃ精神科医伊良部シリーズ第二弾、直木賞受賞の作品。相変わらず、奥田の作品は 面白くてスピーディだ。本当にバカなのか、鋭いのか分からぬ精神科医伊良部は、今回も大活躍、本人が意識しているか どうかは別にして、いつのまにか患者の精神的な苦痛を取り除いてしまう。空中ブランコが飛べなくなったサーカスのスター、 尖ったものに恐怖を抱くやくざ、いたずらをしたくてたまらない婿養子、ボールがまともに投げられなくなった野球のスター 選手、そして自分の作品のマンネリ化に悩む女流作家。彼らをまともに向かい合いながら(というか嫌がる相手を無理やり 向かせるというか)、いつの間にか治してしまう。特に、面白かったのはいたずら志向の婿養子を描く「義父のヅラ」だ。 ちょうど僕も昔のようにはちゃめちゃにいたずらを友人と出来ればいいなあと思い出している今日この頃だけに非常に 共感を覚えた。他の作品も退屈させない。やはり只者ではないぞ、伊良部は、いや、奥田英郎は。 | ||||
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主人公はデブなボンボンの精神科医 サーカスの団員・ヤクザ・医者・プロ野球選手・女流作家 5人の患者があらわれそれぞれの悩みを解決する短編5作品 ボディコンの白衣を着るクールな看護婦もまた物語に笑いをそえる 本当に楽しい作品です 声に出して笑ってしまうところもいくつかありますよ おススメです | ||||
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笑わせてくれると同時に、どこかほっとさせてくれる不思議な小説。 普段はミステリばっかり読んでいる私が久しぶりにはまった、独特の伊良部ワールド。 この人はまさに神経科の医師が天職なんだろう。 いや、どんな職業でも関係ないか。 世間の勝手な枠にはまらない自由人とでも言おうか。 もしかしたら、こんな風にみんなが自由に生きていたら、ストレスがたまらずに わりと和気あいあいとした世の中になるんじゃないか、と既成の枠を取っ払いたい自分と いやいや、こんな破天荒なやつばかりじゃ世の中回らないだろう、と枠にとらわれている自分がいる。 私は、人が他者に対する思いやりを忘れてしまうのは あまりに自分の内側だけを見すぎて 自分だけが頑張っているとか自分だけが大変なんだという思い込みにとらわれた時だと思っている。 この伊良部という医師は、そんな人たちの目を外に向けさせる。 (本人は決してそんなことは意識していないのだが。) そして心を病んだ者たちが勝手に(?)立ち直っていく。 人は、きっかけさえあれば、いくらでも自分を変えられるってことだと思う。 そう、そのきっかけを求めるかどうかの違い。 カウンセリングをする立場からしても、ほんとに面白く読ませてもらっています。 どんどん続編を出してほしい。 | ||||
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相変わらずの伊良部ワールド。 もう「快感」としかいいようがない治療法です。 本を読むと、伊良部先生のように、常識にとらわれた小市民生活者の殻を脱ぎ捨てたいと思わされ・・・つつも自分からブレーキをかけてしまう。 やっぱり小市民な私は、物語読んで快感に浸るとします。 | ||||
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伊良部シリーズ第二弾。 まだまだ笑わせてくれます。 飽きません! | ||||
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面白すぎて、電車の中で読むのは危険です。このシリーズをもっと読みたい。 | ||||
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インザプールの第二弾。普段難い経済小説を主として読んでいるので、久々にこのような本を読むと気休めになる。よみながらくすくす笑えてくる。伊良部病院へ訪ねけくる患者は真剣なのだが、精神科医の伊良部がお調子者というかずうずうしいというか相当の変り者であるがゆえに話がどんどん変な方向に進んでいく。そのざまがおかしくもユーモアがある。一般文学通算496作品目の感想。2012/12/08 16:20 | ||||
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デブでワガママで、かなりどうしようもないけど どこか分かっててやってるふうにも感じられる。。 神経科の医者、伊良部。 そんな彼のもとに様々な悩みを持った人たちが訪れて 伊良部のめちゃくちゃぶりに振り回されながらも 問題を解決していく伊良部シリーズ。 そんな流れなので、話自体はコメディタッチですが 最後にはいい話に持っていってくれます。。 今作も短編集になっています。全5作。 どの話も総じておもしろいのですが その中でも最後の「女流作家」という作品が 飛びぬけて感動できるすばらしい作品でした。 なんとなしにこの本を手にとって 最後の数ページだけを何度も読み返してしまうくらい好きです。 短編の中で最上級の作品とまで思います。 前途した通り、コメディタッチで短編集。 また前作を読んでいなくても特に問題もないので 気軽に手に取って読める作品だと思います。 オススメな一冊です。 | ||||
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益々の伊良部ワールド炸裂。介入が手法だと聞いても、伊良部に限っては、計算とは思えないって。。。小説やん(<自己ツッコミ) 恐怖心も無く空中ブランコに挑戦するところなんて。。。でも、こんなありえない人にも関わらず、読めば読むほどかれの人間像が創造の中でビルドアップされていきます。 電車で読んでいると時折笑いそうになるのを抑えるのが大変。町長選挙も読まなくては。。。 | ||||
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本読んでこんなに笑ったのは久しぶり 空中ブランコから落ちて キャッチネットでびょ〜んびょ〜んってハネてる伊良部医師を想像するともぉ(笑) もうわたしの頭の中では伊良部医師のイメージが映像化されてて 活字を追うごとに動き出すから笑いが止まらない! 読んでるうちに伊良部医師は「聞き分けのないドラえもん」風だなと思ってたら 本当に彼のことをドラえもんと描写するシーンが出てきて笑っちゃった! 「ハリネズミ」は秀逸! 読み終わって関心しちゃった ドラマを観た後みたいな、気持ちいい展開デシタ 「義父のヅラ」なんて、夜中なのに声殺して笑ってました どんどんエスカレートしていく伊良部医師の荒療治 ハラハラしながらも、わたしもその場にいるような達成感(?) 物怖じしない、遠慮のない、気持ちいい伊良部医師の性格、やっぱイイわ〜 ハリセン出てきたときは惚れたね! 最後にみんなで走り回る姿を想像し、微笑ましく思えました やっぱり学生時代の友達って特別な存在だよなあ〜って。 大人になってから友達になって本気でハメを外せる仲になるのって難しいもん (幸運なことに私には1人います。とてもここには書けないことを言い合う友達がw) 笑い死にするかと思った作品です。 伊良部医師3部作の2番目なので「イン・ザ・プール」を読んでからの方が面白いと思います。 | ||||
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こういう作品でも直木賞を取れるのか? とにかく面白い。日々のいろいろな疲れが無くなってしまった。私的には、くわえ煙草で注射を打つマユミちゃんが好き。 | ||||
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