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(短編集)
イン・ザ・プール
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イン・ザ・プールの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全305件 81~100 5/16ページ
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伊良部シリーズ第2作で第131回(平成16年度上半期) 直木賞受賞作品「空中ブランコ」の第1作。 最初に読むことになる表題の「イン・ザ・プール」は、奇をてらい過ぎてストーリーの良さがわかりにくかったが、各ストーリーを読み進めるにつれて、これはとても示唆に富み、深いものではないかと思えるようになりました。 とかく、同じ物事の捉え方や症状でも、個々人で主観が異なるため、精神科に罹る患者は一見、「どこが悪いの」「何でそれが悩みなの」と思われることも多くて理解されにくいものです。 そんな私にも、治療に熱心過ぎるわけではない、だからといって全く無能であるわけでもない伊良部総合病院の神経科スタッフと患者によるストーリーは、決して病気をひどく茶化すものではなくて読後感も悪くありませんでした。 患者に付き添い、時間をかけると主観的、客観的状況も変わることがある。 おもしろいが、決して浅薄ではなく、悩みを抱える者には「わかるわかる」と思え、何かを得られるストーリーにきっと出会える作品だと思いました。 | ||||
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こんなに破天荒な医者は見たことがない! でもしっかりと患者の悩みを解決できているから不思議。 病院が舞台?堅苦しい医療ものか?というともう全然そんなことはないので気楽に読んでください。 軽いタッチで描かれているけどその実心の中に深く切り込んでくる短編ばかりです。 インザプール・勃ちっぱなしで大いに笑い、フレンズ・コンパニオンで少し考えさせられ、いてもたってもでスカッとした読後感を与えられました。 行く度に注射させられるのは嫌だけどこんな病院なら通ってみたいかも? | ||||
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奥田作品は『ナオミとカナコ』についでまだ2作目でしたが、 全然異なる作風でおもしろかった。 最初はばかばかしいと思っていたのですが、 (とくに、2本目。なんですか、このタイトルは・・・・・・) 深刻なことを笑い飛ばして描けるのは、 じつはすごいことなんだなと、4本目の「フレンズ」 あたりでしみじみと思いました。 | ||||
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表題のインザプール、最高です!私も同じようにプールに嵌まり、痩せてとても健康になりました。こんなエロ医者はいないとは思いますがプールを勧めてくれて一緒にどうですかって言ってくれる医者は実際にいました | ||||
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奥田英明さんは怖いものを書く人かと思っていた。繰り返し読んでいます。 | ||||
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伊良部先生と色気たっぷりのマユミちゃんが、先生のこれでも問診?とマユミちゃんの注射で病気を治します。 登場人物の患者はひょっとすると読者自身であり、こういう人いるなあと感じさせてくれます。 反面教師・・・・。 このシリーズはとにかく面白い、気軽に読める本です。 | ||||
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気楽に読めてよかったのので、空中ブランコも読むことにしました。 | ||||
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ヘンな精神科医(&一度見てみたいナース)と5人の患者それぞれが登場する短編5話からなる作品です。 5話それぞれに、うーむと思わせるエスプリの発露があって、ニヤリとさせられます。 それでも、ほとんどは軽いノリでスイスイ進むので、短時間で読み終えてしまいます。ちょっと、コスパは悪いかもしれません。 と言いながら、これから”空中ブランコ”を読み始めます。 | ||||
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伊良部総合病院の神経科 医学博士伊良部一郎はかなり変わった精神科医!?それとも名医なのか?神経科に来る変わり種の患者を次々と独自の方法で治癒へ!? しかし神経科ってこんな感じなのかなあ~( ̄▽ ̄;) | ||||
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面白かった。空中ブランコを先によみました。あまりの面白さに、急いでこちらも注文。 本当に面白くて、読み返してしまった! | ||||
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とにかく笑えます!ハチャメチャなようで、実は本質をついていたりする点も好きなポイントです。伊良部先生シリーズはもう何度読み返したか分かりません。何か面白い本ない?と聞いてくる人に必ずオススメしているシリーズです。 | ||||
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神経科医・伊良部一郎のもとを訪れる、5人の患者の物語。 本作の主人公は伊良部一郎であって伊良部一郎ではない。真の主人公は各話の患者たちである。 伊良部の立ち位置ははっきりしている。神の目、つまり著者同様、物語の外から患者たちを眺めている(というか眺めてはいないというのか)。読者としては患者の精神に同期して読み進めることとなる。 小説であるのでネタバレは避けるが、5人の患者たちの症状は、現代人なら誰しもが「ああ、分かるわ」と少しは感じるものである。強弱の差こそあれ、まったく理解できない方は少ないだろう(これに該当するごく少数の方は、本当の意味で幸せな人生を全うしているはずである)。同時に、自分はここまでにはならない、とも思えるはずだ。これがミソで、だからこそ伊良部の扱いが読み手にとって邪魔にならないのである。 深刻に構える必要はない。神の位置にいる読者としては、伊良部同様、自分のことだけを考えて患者たちの苦闘を読めばいい。プールは、泳ぎたいときに行けばいいのだ。 | ||||
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感動を与える本では無いが、希望をくれる本ですね。私も希望を与える人になりたいです。 | ||||
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こんなストレス多い社会に生きてると、そこら中に伊良部総合病院が立っててほしいな、と思います。 基本的にハートフルなお話で伊良部先生の天然行動で患者は知らぬ間に良くなっていくわけですが、 3話目あたりからそれが全て計算済みなのかどうかっていうのが気になっちゃいました。 多分計算済みなんでしょうが、それがあまり表に出てないほうがカッコイイなあと思いました。 しかし、コンパニオン編で最後にカミングアウトしてるのを見て、「やっぱりかー」って感じました。 個人的には全部天然行動の仮面をかぶった親身な治療であってほしかったです。 あと5話のオチが強引な気がしたので、そのあたり加味して4点で。 | ||||
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最初の間は我慢のいる文章ですが、医者のキャラクターが面白くて最後には笑えます。 | ||||
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奇病の持ち主が精神科に来て、精神科医に振り回されているうちになんとなく解決してしまう、という言っていればそれだけの話です。現実にはこうはいかないでしょうが、でもまあ精神科医の話の大半は話を聞くことだと思いますし、結局解決の特効薬などないのだろうと思います。本人が真剣に悩んでいても、案外本書のように周囲の人にとっては笑いのネタでしかないのかもしれません。ワンパターンに陥らない先の読めない展開が楽しく、話のテンポも速く読みやすいです。なんとなく解決、というオチは結構気に入りました。患者たちのキャラクターも丁寧に書き分けられています。個人的に一番のお気に入りは携帯依存症の少年の話です。 | ||||
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短編ごとなのですいすい読めました 最後は先生のことが好きになります | ||||
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この著者の本を、初めて読みました。とても、笑える本でした。2,3も合わせて読んで見たいと思いました。 | ||||
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心や精神に闇を持つ色々な患者が伊良部先生と悶着を起こしつつ 実に爽快?!に問題解決への方向へと進んでいきます。 伊良部先生の人間性は現実にこんな人いるのかなと思いながらも こういう先生いたら面白いなと思いつつ、スラスラと読み進めることが できました。 患者の病状が自分と照らし合わせ、こういう事あるなと思わせさせられ たのも読みやすさの一因かもしれません。 | ||||
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世界観がいい。癖になる。おもしろい。 こんなに笑える小説は初めてだった。 | ||||
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