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塔の断章



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【この小説が収録されている参考書籍】
塔の断章 (講談社文庫)
新装版 塔の断章 (講談社文庫)

塔の断章の評価: 2.60/5点 レビュー 10件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.60pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(3pt)

確かに読みにくい

他の方々も書いておられるが、時系列がわりとめちゃくちゃなので、結構読みづらい。 淡々と進んでいくので、それでも数時間で読破はできるが。すべてを読み終えると、時系列がめちゃくちゃなことにも納得はできる。構成としてはさすがと思うが、あんまり登場人物たちには感情移入できないかもしれない。 すっきりとした読後感はない。
塔の断章 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:塔の断章 (講談社文庫)より
4062736543
No.5:
(3pt)

普通に面白かったです。

あれこれ考えずに、読み進めて行くと、最後に「あぁ、犯人はこの人だったんだぁ」

って気付かされる。小説なので当たり前ですが・・・。

結果、自分がミスリードされていることがわかり、楽しめます。

それでも、わからないままで終わってしまっているシーンもあり、

解説が載っているであろう、評価の高い改定前のこの小説も、

手に入れてみたくなりました。
塔の断章 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:塔の断章 (講談社文庫)より
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No.4:
(3pt)

発想はすごいけれど

アイデアは確かに素晴らしく、良く思いついたなあと感心しましたが、トリックの性質上、ラストに至るまでの読み心地がとても悪いです。唐突に場面が切り替わり、つながりが全く見えないエピソードが続き、最後の最後にやっとその意味が明かされます。その辺は「塔の終章」でご本人の説明が読めるわけですが、正直言って言い訳にしか聞こえません。最後にアッと言わせれば、経過のつまらなさは已む無しというスタンスの作品は、読み物としてどうでしょう。それを許容できるトリックジャンキーにのみお勧め。
塔の断章 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:塔の断章 (講談社文庫)より
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No.3:
(3pt)

ジグソー・ミステリー

作家・辰巳まるみの小説のゲーム化スタッフが集まった夜、社長令嬢の香織が塔から転落死する。しかも、彼女は妊娠していた。自殺か、それとも…。文庫の説明では「ジグソー・ミステリー」と名付けられているが、確かに次々とバラバラなシーンが現れ、継ぎあわされて行く様は「ジグソー・パズル」のそれを彷彿とさせる。構成上、あまり内容に関して触れるわけにも行かないのだが、かなり大掛かりなトリックであり、同時に、解説などを読むと「そういうところから理論的に、途中で答えを出すこともできるんだ」という納得もできた。そういう意味では、公正明大な作品とも言える。…が情けないことに、私の知識では、その公正明大な伏線も(かなり詳しく)指摘してもらわないと理解できなかったし、『塔の終章』を読み終えたところでもボンヤリという印象だった。少なくとも、この手のトリックを使った作品を読んだ後のような爽快感はあまり無かった。読むのであれば文庫版をお勧めしたい。変な言い方だが、私は著者自らつけた解説を読むことで、その伏線などをしっかりと理解し、上述の爽快感を遅れ馳せながら得たためだ。解説もセットで、作品と見ても良いと思う。
塔の断章 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:塔の断章 (講談社文庫)より
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No.2:
(3pt)

ばらまかれたCLUES

ジグソー・ミステリ、と銘打たれていたのだがそのとおりだと思う。読みすすむうち「どれが手がかりか」と探す楽しみはある。最後になんとなくそうかな、といった犯人の手触りといったものは感じることができる。読者参加型推理小説の公明正大さは買う。ただし、一方方向からのみ芝居を見せられているのがあからさまなので、綾辻氏の小説のような、「さあ、ロジックでつかまえてみな」的なゴージャス感は、残念ながら感じることはできなかった。作者もいっているように、中篇だ。小さくまとまっている。トリックは見事、でも「だから何?」という思いは残る。「塔の終章」はなかったほうがいい。心やすくない記述が見受けられて悲しくなる。ミステリを愛するゆえであろうが、だからこそ「世界を作り上げる」人は読者と目線が同じじゃだめなんじゃないかという気がする。
塔の断章 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:塔の断章 (講談社文庫)より
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No.1:
(3pt)

堕ちていく女 驚愕の結末!

作家・辰巳まるみが書いた小説『機械の森』。そのゲーム化をはかるスタッフ8人が湖畔の別荘に集まった。その夜に悲劇が起こる。社長令嬢の香織が別荘の尖塔から墜落死したのだ。しかも彼女は妊娠していた。自殺なのか、それとも?誰もが驚くジグソー・ミステリ、著者自身による解説を加えた「完全版」で登場!
塔の断章 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:塔の断章 (講談社文庫)より
4062736543

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