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リピート
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リピートの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全65件 21~40 2/4ページ
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主人公は糞だが、主人公が善でなければいけない決まりはないし、リアルな描き方だったと思う。最初はともかく200P前後辺りから後半は一気に読みきりました。面白かったです。他の作品も読んでみようと思います。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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今の記憶を持って、過去に戻れる。といっても好きな時点に戻れるわけでは無く、戻れる時は決まっていてかなり近過去。 乾くるみの小説は他にはイニシエーションラブしか読んだことが無いのだけれど、どちらもとても感想を書くのが難しい。何を書いてもネタバレになりそうなのです。 ただ、途中からかなり夢中になって読んでしまいまして、本の世界に入り込むと、現実に戻ってくるのがかなり難しいです。 | ||||
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こんな非現実的なことって起こりうるのかな????考えながら完結にいたり楽しかった。 | ||||
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タイムスリップものとそして誰もいなくなった形式のカウントダウン連続リンク殺人を組み合わせた意欲作である。 タイムスリップと言っても、本人がそのまま過去に出現するのではなく、意識だけが過去に遡及するパターン。要するにさかのぼっただけの時間分の知識がアドバンテージとなるのである。が、バタフライ効果で以前に経験した事柄に変化が起きるなど随所でギミックが仕掛けられている。 ミステリーなので、タイムスリップものSFで定番の時間的アドバンテージを駆使して夢の生活が繰り広げられる展開は殆ど省略し、意識遡及した仲間達の謎の連続死の謎をメインに話が展開する。なので、壮大なSF的設定を使っている割にこじんまりとした生活圏範囲の話に落ち着くのは、西澤保彦氏の同じく意識遡及を扱った傑作の「七回死んだ男」と同趣向である。 連続死の真相はこの種の設定ならではの盲点を突いた真相であり、ネタばれしない内に読まれる方がいいだろう。 | ||||
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イニシエーションラブを読んでこの作者さんの本に少し興味を持ちましたので、こちらもkindleで購入しました。 僕的にはこちらの方が面白いと感じましたね~。少々終わり方は尻すぼみな感じがありましたけど、 トリックには気づきませんでした。 叙述トリックに慣れていない方は楽しめると思いますよ。 | ||||
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細かくは、言いたくないです。 何故、現在の自分が存在するのか登場人物みんなが考える? そして読み手も考える? そんな本です。 | ||||
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いきなりかかってくる予言の電話、そしてその予言は的中し、その男は自分を過去に連れて行ってくれるという。この言葉は真実なのか、それとも大がかりな詐欺なのか―という導入部は秀逸で、あっという間に物語に引き込まれます。 他の方のレビューにもあるように何を書いてもネタバレになるので、とにかくしっかり面白い作品なのであまり深く考えずに読むのが吉かと― 但し、説明にある「ミステリ界の鬼才が、永遠の名作『リプレイ』+『そして誰もいなくなった』に挑んだ傑作」という部分の「『そして誰もいなくなった』に挑んだ」は違う気がしますので、頭から除外した方が楽しめると思います。 | ||||
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リピートを選択できたり期間も1年弱と短いなどが 「リプレイ」と設定がことなる点。 リピートできたとした時に、世の男達の頭をよぎるで あろう、卑怯で汚らしい、しかし、必ず思わずにはい られないもろもろの感情や想念にきちんと触れている ところが「リプレイ」よりいいと思った。 結果的に登場人物、特に主人公が共感できない造形 になったとしても、そもそも共感などどうでもい い要素である評者には全く問題なしでした。 (以下、多少ネタバレあり) 特に主人公の彼女である篠原さんが別のリピートで 風間に口説かれてデキてたのを主人公が知るくだり。 今の篠原さんとは別の世界の篠原さんの事だと、頭 では理解しても怒りを感じてしまうあたりは、下司 でちっぽけかもしれないが、とてもよくわかる感情 で、細かいが心の機微をちゃんと拾ってていい。 ふと、可能世界意味論や固有名の問題まで妄想しち ゃいました。 風間たちのリピータへのある種醒めた視線も、繰り返 すリピートの中でいまここの唯一性の観念が無効にな ってしまった状態を思えば頷ける。前向きな興味とか 好奇心とかからでなく、いかにも「退屈しのぎ」って 感じが伏線的に行間から醸しだされていて上手だなと 思う。 主人公が殺人を犯すのだが、確かに一般の男子大学生 が一線を踏み越えるにはこうした架空のお膳立てがな いと多分リアルにはならない。心情のリアルさを描く には、設定の非現実性が必要になる、そんな逆説も感 じさせる部分でした。 尚、物語としてのラストの締め方は落語かよっ!って 感じがしてなんとなく×か。いや、醒めた作者の語り 口からするとこれが穏当か・・・ いろいろ感じた一冊で、読んで損はない。 但し、読後感として、恐らくすっきりはしないだろう し、前向きにさせる要素も(表面的には)ない作品。 物語の成分表としてはこうかな(いずれも★5で100%) ・サスペンス度・・・★★★ ・ミステリ度・・・★★ ・涙/カタルシス度・・・なし ・ヒーロー度・・・★(天道さん票) ・元気出る度・・・なし ・妄想度・・・★★★★ | ||||
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一度目に読んだときは、途中まで面白かったけど最後はなんだかなー。という感想。 二度目に読んだとき気付いちゃったんです。 彼以外は通常営業つまり…。 リピートの世界から抜け出せない恐怖を味わいました。 | ||||
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過去に戻る系の話でありふれていますが、それなりに工夫がなされて、ドキドキしながら読み進められます。 なんとなく、オチは途中でわかってしまいますし、ちょっとがっかりな終わり方ではありますが、、、 面白いでので結構お勧めです。 | ||||
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前半の過去の世界に行くか、行かないかの無駄なやり取り 長すぎます もっとスムーズにすると読みやすいのに さらに、イニシエーションラブみたいにトリックがあると思って読んでたからなかなか進まんかった | ||||
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今の記憶のままで過去に戻れることが出来たら何をするか。 過去に戻って何かをやりなおしても幸せになれるとは限りませんね。 | ||||
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過去の自分に戻る、というアイディアは借り物なのですね。 しかし、10ヶ月前に戻る、それを何度も繰り返す人がいる、そして、不思議な死が次々に起きる、これらの設定に引き込まれ、最後までストーリに引き込まれました。 途中、「死を簡単に起こし過ぎる」と思いましたが、それも、”死の周りに展開していたストーリー”という事で納得しました。 乾さんの作品を読むのは”イニシエーションラブ”に続いての、2作目です。”設定の計算”に卓越した才能を感じます。 他の作品を読むのが楽しみです。 | ||||
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記憶をそのままに10ヶ月前に戻れる機会を得た9人.しかし,1人,2人と事故や事件に巻き込まれて死んでいく.これは果たして偶然か,それとも連続殺人なのか,そしてその目的は・・・?一見SF風の展開で“リピート”に関する考察や真偽の確認に前半の多くのページを割かれているが,むしろ,この物語のテーマは“リピート”でないと演出できない意外性である.設定を使いこなしたプロットはお見事で新しい形のミステリーといえる.とはいえ,リピート後の主人公の言動,心理にあまりにも共感できないのが気になった.その点を差し引いて星4つとします. | ||||
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30代、男です。いやー、面白かったです。予定の仕事をすっとばして、結局一気に読んじゃいました。途中で止めるなんて、私にとっては拷問です。読みながら、自分だったら「行くかな、行かないかな」とずっと考えていました。読後・・・行かないことにしました。リピート出来るとなると、私のような人間は全てがテキトーになりそうで怖いです。善人すぎない登場人物たちにも好感が持てました。たぶん、現実にR○○のリピーターっているんじゃないかな・・・。グリムウッドのリプレイを早速購入しました!そちらのレビューでもお会いしましょう。 | ||||
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帯の「あのイニシエーションラブより驚けます」という文句に惹かれて読み始めました。イニシエーションラブより驚けなかったけどおもしろかったです。「そうくるか」と思うような展開が次々と起こってぐんぐん引き込まれていきます。ただ、前半は説明の部分が長くて、読むのに疲れてしまい何度も途中で投げ出したくなりました。それと、登場人物の描写があっさりしすぎていてあまり感情移入できなかったです。タイムトラベルという現実的でない設定だったので仕方ないのかもしれませんが。でも後半は期待通りに面白くて、一気に読んでしまいました。「むなしさ」が心に重く残る小説でした。「そして誰もいなくなった」… | ||||
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乾さんの本は「イニシエーション・ラブ」しか読んだことがないので、なんとなく、また恋愛系で、最後にびっくりするような仕掛けがあるのかな?と思って読み始めたら、全然恋愛ものではなく、SFチックな、ヒューマンミステリーとでも言ったらいいのでしょうか、そんな内容だったので驚きました。 タイムトラベルという現実味のない話ではあるものの、その設定がとても細かく、自分がもし主人公と同じようにリピートできる(過去に戻れる)と言ったらどうするだろうと考えつつ、わくわくしながら読むことができました。 そして、リピート後に仲間たちが次々と不可解な死を遂げてゆくところでは、いったい誰が、何のために?と仲間たちの腹の探り合いをするのですが、自分も主人公と一緒になって必死に考えたので頭もちょっと疲れました(笑) 結局それらの死の原因は、終盤やや手前でわかることになるのですが、乾さんの作品では、人間のとても腹黒い部分が描かれているので、その分最後まで安心できず、何か他にも罠があるんじゃなかろうかとドキドキして読むことができます。気づくと1日で一気読みでした。 他のレビューにもあるように、最後がちょっと惜しい気がします。 「あー・・・、そうなっちゃったんだ。」で終わりですね。 「もう一度読みたくなります」と謳い文句にはありますが、「イニシエーション・ラブ」のように、もう一度読まずにはいられないような感覚は特にありませんでした。 | ||||
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多くの人は、自分の人生に満足していないだろう。私自身も何度も人生をやり直したいと思っていた。しかし、この小説を読んで思ったことは、やり直したからといって、人生全体が良くなるという保障はないのだろう。そう思ったら、なんだかんだで、私にとって最善の人生を歩んでいるのではないかと思い始めた。 | ||||
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タイム・トラベル物が大好きなんだけどこれ超おもしろいよ。細かいとこまですべて完璧で見事だと思う。最後の感じは鳥肌もんだよ。やっぱ昔に戻ってもいいことなんかないんだよ。 | ||||
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