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水の迷宮



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【この小説が収録されている参考書籍】
水の迷宮 (カッパノベルス)
水の迷宮 (光文社文庫)

水の迷宮の評価: 3.07/5点 レビュー 30件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.07pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全30件 21~30 2/2ページ
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No.10:
(4pt)

端正な本格

特に大きな謎というわけではありませんが、それが最後に理詰めで解かれていく時の快感は氏ならではです。それよりも本書の見所は、事件の後ろで通奏低音となっていた、最初の事件で死亡した登場人物の夢が明らかになる時の、その夢のイメージの壮麗さにあると言えるのではないでしょうか。
氏の作品では登場人物はだいたい常に理想や夢を持っていたりしますが、その夢と事件の相関関係、イメージの繋がり具合の綺麗さにおいて、これまでの氏のベストだと思います。
水の迷宮 (カッパノベルス)Amazon書評・レビュー:水の迷宮 (カッパノベルス)より
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No.9:
(5pt)

映像化できる作品

読みながら、頭でストーリーを映像化できる。今まで読んだ本の中で、印象に強く残る作品。分かりやすいので、さらっと読み続けられる。途中で犯人が分かってしまったが、それでも面白く読めた。
水の迷宮 (カッパノベルス)Amazon書評・レビュー:水の迷宮 (カッパノベルス)より
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No.8:
(3pt)

水の迷宮が目に浮かぶか……

 夜の水族館で「何か」をしている最中に不慮の死を遂げた片山の3年後の命日に、唐突にはじまる攻撃。何が起こったか分からないまま、なんとか片山が愛した水族館を守ろうとする職員たち。
 そんな姿の見えない犯人との攻防がテンポ良く進められていきます。
 実に読みやすいミステリーという風に感じました。
 ラストに至る過程とその「事後処理」に不満を抱かれている方もいるようですが、私は『水の迷宮』が頭一杯に浮かんできて、その空間の広がりに感じるところがありました。そういう意味で、私はこの作品を評価したいと思います。
水の迷宮 (カッパノベルス)Amazon書評・レビュー:水の迷宮 (カッパノベルス)より
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No.7:
(3pt)

感動かぁ〜

 水族館に客と魚を盾に取って「100万円用意しろ」と脅迫メールがきたり、その最中に職員が死んでしまったりと次へ次へとページをめくりたくなる読みやすい作品。ただ表紙に「胸打つ感動」とか書いちゃってるから話しに無駄な深読みをしてしまう。なのに胸打たれる感動はドコ??
 涙したのは多分作中の人達だけです。
 終わりも流れに乗って読み終わっちゃたけど、これでいいんですか!?という感あり。ただ流れに乗れる文章なので疲れないし、謎解き過程はページめくる手止まらない。
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No.6:
(3pt)

端正な正統派本格ミステリー

大掛かりなトリックを使ったアクロバティックで派手なミステリではないが、前半に張り巡らされた伏線(パズルのピース)が物語の終末に論理的に見事にはまってゆく妙といい、血腥くない爽やかな結末といい、著者の人柄をしのばせるような、端正な正統派本格ミステリ。
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No.5:
(4pt)

謎の解き方には好感が持てるけど・・・。

この本のレビューは難しい。
謎もありディスカッションもたくさんあって感動的な話でもある。本当なら私好みの作品なのである。でも、いまいち乗り切れない部分がある。それは何かとずっと考えると、描写が一見あっさりした感じだが、くどく感じるのである。
ディスカッションの部分も、一つ一つが後半まで行くと大半の読者が分かるのに続く。そのため、最初私は違う解決を考えた。が、これも作者の手の内であるならばいいのだが、うーん、そうともいえないような気がする。個人的な感想なのだが。でも、謎に対する解き方は非常に好感がもてる作品。この1冊で判断は出来ないように思う。よって、期待も込めて星4つ。
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No.4:
(1pt)

ありえない

胸を打つ感動云々ははっきり言って大げさというか、言いすぎです。帯に騙された感が否めません。途中までは悪くない。でも、人としてどうなの?という終わり方。
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No.3:
(1pt)

ラストに疑問

ラストがいまいち。胸を打つ感動ではなく、本当に全員のあまりの身勝手さにムカムカしてきた。
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No.2:
(1pt)

途中まではいいのだけど…

相変わらず話の展開は上手いと思うし、水族館にかける各人の意気込みも丁寧に描写されていて、そういう点は面白く読めた。真相もあっと驚く内容ではないものの、酷い破綻もなく無難に纏まっている。星5つとは行かなくとも、それなりに満足していた。しかし、最後の最後が納得いかない。これまでの全てが台無しになっているようにしか思えない。無理やり感動の結末にせずとももう少し別の展開があったのではないか。この結末には嫌悪感しか感じられない。
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No.1:
(5pt)

ただただ圧倒される想い!

石持浅海さんの本は初めて読みました。「胸を打つ感動と美しい謎」と言う表紙の言葉に誘われる様に手にして居ました。次々を仕掛けられる脅迫者の罠に翻弄される水族館の職員達、何故?何の目的が有るのか?読み進むうちに次第に見えてくる事件の全貌!人が人を想うことの深さと、壮大な夢の実現に向かう時、人はこんなにも素敵に、そして社会通念上の罪をも超越出来るものだと、ただただ感動に胸を打たれました。まさに表紙の副題通りです。感動を有り難う。
水の迷宮 (カッパノベルス)Amazon書評・レビュー:水の迷宮 (カッパノベルス)より
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