巫女の棲む家

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巫女の棲む家の評価:

5.00/5点 レビュー 1件。 - ランク

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平均点5.00pt

Amazonレビュー一覧

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全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(5pt)

文章が美しい。

この小説の70%は、作者の皆川博子さん曰く実話である。
事実、実際にも起こり得る内容であるし、登場人物それぞれの心の動き、信条は、かなりリアルである。
それにも関わらず、私にはこの70%が現実にあったことだと考えると不思議でしょうがない。それは、戦後という私が体験していない時代背景のせいなのであろうか。
敗戦により、人々が信じていた正しいはずの戦争は、突如間違っていた過去になってしまった。自分の意識を信じていた黎子も、霊の声を聞く役割を担う。それすらだんだん自信を失っていく。
それぞれの人の、まっすぐな信念、微妙な気持ちの移り変わり、たくらみ、過去がよく書けていて、面白い。また、少しずつ活気を取り戻しつつも痛みを残しつつある舞台の空気が、幻想的で、美しくさえ感じてしまう。
素敵な小説だった。
巫女の棲む家 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 巫女の棲む家 (中公文庫)より
4122012422
No.1
(5pt)

文章が美しい。

この小説の70%は、作者の皆川博子さん曰く実話である。
事実、実際にも起こり得る内容であるし、登場人物それぞれの心の動き、信条は、かなりリアルである。
それにも関わらず、私にはこの70%が現実にあったことだと考えると不思議でしょうがない。それは、戦後という私が体験していない時代背景のせいなのであろうか。
敗戦により、人々が信じていた正しいはずの戦争は、突如間違っていた過去になってしまった。自分の意識を信じていた黎子も、霊の声を聞く役割を担う。それすらだんだん自信を失っていく。
それぞれの人の、まっすぐな信念、微妙な気持ちの移り変わり、たくらみ、過去がよく書けていて、面白い。また、少しずつ活気を取り戻しつつも痛みを残しつつある舞台の空気が、幻想的で、美しくさえ感じてしまう。
素敵な小説だった。
巫女の棲む家 (1983年) (C novels) Amazon書評・レビュー: 巫女の棲む家 (1983年) (C novels)より
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