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失われた貌



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【この小説が収録されている参考書籍】
失われた貌

失われた貌の評価: 3.52/5点 レビュー 50件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.52pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全14件 1~14 1/1ページ
No.14:
(2pt)

普通だった。

帯に魅かれて読みましたが、かなりの期待ハズレでした。正直、私が好きな米澤穂信がこの作品を読んでこんな帯の文章を書くなんて、とても信じられません。本当に普通です。警察小説らしいですが、警察官の身内がいる私には、おかしなところがたくさんあります。ほかの方も言っていますが、同じ警察小説なら、米澤穂信の可燃物のほうがずっと面白かったです。世間の評判って本当に当てにならない。あと、文章そのものも私には読みにくかった。そう考えると、綾辻行人先生は凄いです。
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No.13:
(1pt)

これがミステリ3冠とは???

どこかで見たような話。既視感(既読感)のある警察もの。地方のたかが捜一係長の推理がキレキレなのは違和感しかない。NPOとか母子家庭とか人情的な話を織り込むのもあざといし、何より描き方が中途半端。「失われた貌」という表題も編集者に言われて付けたのか?「顔」でなく「貌」である必要がない。こんな作品がミステリ3冠とは、日本ミステリ界隈の人間を蔑まざるを得ない。
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No.12:
(2pt)

記号人間ああこうミステリ

私はこういうミステリを「記号人間ああこうミステリ」と呼んでいる。新本格にこの手のものが多いが、登場する人間がほぼ全部記号。血の通った喜怒哀楽のある人間としての描写が決定的に不足。そういった記号人間が山のように登場し、ひたすらああだ、こうだと複雑に絡み合うだけ。書く方も大変だったと思う。「よく頑張りました」と賞賛してもいい。読者も「やっと読んだ。よく最後まで読めました」という達成感はあるかもしれないが、果たして本当にこれ、面白いですか? トリックは手垢のついた小さな一つものがあるだけ。どんでん返しもなく(ありました?)、驚きもなく、スリルもなく、ロマンもなく、恐怖もなく、感動もなく、ただただ、ひたすら、ややこしくしたのを解きほぐしただけのミステリ。最近、この手のものが多い。海外ミステリにも散見。ミステリの質が劣化している気がする。ミステリってこうじゃなかったよね。
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No.11:
(2pt)

悲しくなるほどに、面白い要素の見当たらない作品でした

数十年来ずっと購入している「このミステリがすごい!」の1位作品なので購入。
あまりにも魅力に欠けた凡作であり、正直なところ唖然としました。
練られた構想の上で丁寧に描写された作品だという事は分かるので、大人げなく☆1/5にはしませんが、さすがにこれが1位というのはありえないでしょう。安っぽい2時間ドラマレベルです。

最大の問題点は、意外性のある展開と解決が全く用意されていないことです。ダラダラと警察の捜査が進んで情報が収集され、事件の真相が徐々に見えてそのままゴール、というだけの展開。タイトルから入れ替わりミステリだという事は分かりますが(←さすがにこれはネタバレとは言いませんよね!?)、この手の素材は使い古されているため、よほどうまく処理しないと傑作にはなりえません。「このミス1位」という事は、この手垢のついた素材を画期的に料理してインパクトのある新機軸を打ち出したのだろう…と思いきや、全くそうではなかった。
途中でしつこく血液型の話が出てくるので、ほぼ全ての読者は「ああ、やっぱり入れ替わりがメイントリックの作品なんだな。つまり失踪しているA氏が誰かになり代わっているんだろうな」と感じるはずです。そして顛末では全く意外性がないどころか、ほとんど主人公たちの会話(この作品はほとんど、捜査過程の会話文だけで構成されています)に出てきただけの存在であるB氏の正体が、失踪していたA氏なのだと明かされます。「で?」という感じです。目が点になりました。
そもそも、この小説はキャラのたっている登場人物が皆無です。切れ者もいないし、記憶に残る奇人変人はゼロ。類型的な人ばかり。区別がつかない。名前が出るたびに「それ誰だっけ?」的にKindle機能で名前検索を繰り返すハメになりました(しかもよりによって登場人物一覧はない)。
あと、不倫するカップルは一組に限定しないとダメですよ。複数の不倫が出てくると、読者に区別がつかなくなりますから。案の定、登場人物たちが語る情報がウソだらけになって混乱するし。

本年出たミステリで顔の潰された謎めいた遺体が出てくるものには、本作品以外に「千年のフーダニット」があります。こちらの方が100倍面白かった。なんで「千年の…」が25位でこの「失われた貌」が1位?ウソでしょ?
警察モノのミステリとしては、2年前に米澤穂信「可燃物」がこのミス1位になったばかり。「可燃物」はキャラのたった頭脳派刑事が主人公で、謎も魅力的であり、解決も切れ味鋭いミステリの秀作短編集だった。その米澤穂信は「失われた貌」の帯に「こういうミステリを待っていた」という文言を書いていたが、「ウソつけ!絶対そんなこと思ってないだろ!」とツッこまずにはいられなかった。文章力や物語の構成力、特異な登場人物の描き方、そして何よりも謎めいた事件の発想に至るまで、「失われた貌」と「可燃物」では雲泥の差がある。

このミスは時に唖然とするような作品が上位に入ることがあるが、今回は過去類例を見ないほどひどい選抜結果だったと思う。
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No.10:
(2pt)

イマイチ

帯の宣伝文句で期待させるほどの内容ではない。子供がちょいちょい出てきては、特に終盤「ここ、感動するポイントですよ!」とご丁寧に作者にご指導頂くような気分になるのも興醒め。勿体無いから読み切った感じで借りたものなら退屈で読みきれなかったと思う
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No.9:
(2pt)

うーん、これが三冠かー

今年のミステリー三冠!大御所作家大絶賛!など読む前に期待値を上げすぎてしまいました。
核となる事件が、どうにもこうにも狭い世界から出てくれません。だからこそ一週間程度で無事に解決してしまいます。至って普通な警察官の小説です。「大どんでん返し」は大袈裟かな。
ただ、自分、どうしても主人公と周囲の人物の挙動や言葉が受け付けられませんでした。普通こんな言い回しする?と終始イラついてしまいました。役者が台本のセリフを読んで演技している感じ?
厳しい言い方ですみません。次作に期待しています。
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No.8:
(1pt)

退屈で仕方なかった。

あそこまで絶賛されてるし、派手派手しいあの帯もね(苦笑)
読み始め数ページから登場人物誰1人にも惹かれないし、退屈な警察内部の会話が延々と続くけどどっちが喋ってるのかもわかり難くて、描写がほんと下手くそ。
あと入江とかいう女刑事だかも登場の度に不満ばっか口にしてて、その癖さしたる役には立ててなくて鼻につくし。
ガキが何人か出てきた時点で嫌な予感。
もしかして東野圭吾とかの路線を狙ってる?としたら、まずストーリーに入り込めない時点でスタート点にも立ててないと思います。
結局最後まで読むのも困難に終わりました。
これが「このミス」一位とか絶対おかしいよな、、、
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No.7:
(2pt)

うーん、イマイチ

評価が高くて帯の煽り文句もたくさんで、ってそりゃあ読みたくなります。
序盤の死体が見つかったまではつかみがよかったものの中盤から終盤にかけては退屈でした。
伏線回収やどんでん返しもどこかで読んだような…であまり驚くこともなく。
警察小説を読みなれてないからか作者の文章の書き方からなのか、目が滑る滑る。
読んでるつもりなのに頭に入ってこない。
絶対オススメ!とは言いがたい作品でした。
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No.6:
(2pt)

よくある警察小説、それだけ

本格物にして警察小説との触込み、伏線回収とどんでん返しの妙を帯前面に打ち出してるが、宣伝文句に過ぎなかった。
 当てはまるのは刑事ものである点だけ。警察内部の人間関係や、部下とのやり取りに「らしさ」を出そうとしているが、トリックや真相同様、既視感が伴う。唯一楽しめた会話は、所轄署捜査係長の日野とバーのオーナーマスターとの「ビール」談義。
 ただこの主人公、取調室で容疑者に暴行を働く。そんな箇所がさらっと書かれてる(伏線にはならなかった)。
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No.5:
(1pt)

設定は練られているが、文章がとにかく硬い

文章がとにかく硬い。しっかり設定を考えて逆算して作った作品であり、面白い内容ではあるが、小説に一番大事な臨場感や没入感が最後まで得られなかったのが非常に残念。
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No.4:
(1pt)

主人公に魅力がない

新潮社の試し読み部分だけでもう読む気が失せます
冒頭の妻とのやりとりは何?ハードボイルドを気取っているなら逆の行動になるはずだしそうじゃないなら単に傲慢でいけすかない人物です
ここだけで人物に魅力を全く感じないのである意味読み手に取って有難い導入かも
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No.3:
(2pt)

表現力が欠けるかな

臨場感か抱けない
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No.2:
(1pt)

読みづらい

まず文章がすっと入ってこない、警察を知らない人が想像で書いたんだろうなぁという印象です。
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No.1:
(2pt)

過剰な帯が最大の難点

タイトル通りである。伊坂幸太郎や米澤穂信、恩田陸の三者が「すごいミステリだ」と推薦する作品が、「あまりにも堅実すぎる警察小説」であると誰が見抜けるだろう。淡々とした語り口、地道な捜査。快刀乱麻を断つような場面はなく、ひたすらに泥臭いシーンが続く。
それだけを見れば特段、悪い作品ではないのだ。
ただし「本物の伏線回収」や「本物のどんでん返し」などと言われると、どうしてもそう言った、世界ががらりと様変わりする様子を期待してしまう。そして本作は、そういうタイプの作品ではなかった。はっきり言って期待はずれだった。肩透かしを食らった。
調べてみると、どうやら肩透かしを感じたのは私だけではないようだ。SNSなどを見ればすぐに、大仰な帯に不満を抱く声があがっている。本書が純粋な警察小説として上梓されれば、こんなことはなかっただろう。
最近、こういう煽りすぎの帯はよく見かける。だがそのような売り方をしたところで、こんな結果になってしまうのは、作者にも作品にも不敬ではないか。プルーフの煽り文を見れば、「担当作品の累計発行部数が1200万部の編集者が猛プッシュ」とある。それは編集者ではなく作者の手柄だろう。虎の威を借りる狐戦法とでも言うべきか。こういった売り方はあまり好ましくないと思う。
伏線は回収されるが、期待していたほどではなく、よくあるミステリとしかいいようのないもの。とても「本物の」とまるで他ミステリ作品が偽物であると言わんばかりのこと言って、他作品を貶してまでして発表されるような代物ではない。
登場人物の魅力も薄い。警察小説だからと言われればそれまでだが、本当に堅実の域を出ない。
別にいいのだ、よくある警察小説で、よくある堅実なミステリである。これを傑作と手放しで評価することは難しいが、良作だろうと思う。
しかし楽しめなかった。期待しすぎたことが要因だろう。
本書をこれから読む人は、帯をまず外し、焼却炉に叩き込んだのちに読み始めて欲しい。私のような人間がこれ以上増えないことを願うばかりである。
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