■スポンサードリンク
暗殺者の屈辱
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
暗殺者の屈辱の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.61pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
期待通り面白く、あっという間に読み終えた。最初勢いで星5つをつけたが、なぜか不満が残ることに気がついた。ジェントリーの出番が少ないし、登場人物達の人間らしさ、個性が少しも描かれない。例えば前作「暗殺者の回想」の若かりし頃のジェントリーのエピソードは心に刺さるし、「暗殺者の反撃」や「暗殺者の復讐」での、彼を支える登場人物達との心の触れ合いは感動的でさえある。今までのシリーズ作品は、アクションだけでなく傍の人物達の描き方にも深みがあった。残念ながら今作は派手なアクションはあるがストーリーは単純で、人物描写も平板で、伏線のうねりが無い。ロシアによるウクライナ侵攻という生々しいネタを扱っているので自由に膨らませることができなかったのかもしれないが、明らかにこれまでの作品の水準には達していないと思う。だいいちに、初めて読む読者がジェントリーに惚れ込むようなエピソードが一つも無い。「アーマード、生還不能」の読後の印象に近い。スッキリして面白いが心に残らない。 大好きなシリーズで期待が大きいだけに辛口のコメントになってしまったが、賛同してくれる読者も多いのでは。今回は大好きなあの人もあの人も出てこないし、しかも一番興味を惹かれたあのキャラがあっけなく退場となってしまう。もう、グリーニーは続ける気がないのかな。映画化もされたし。上がりの作品のように思えます。 仕方ないので、また最初から読み直して、大好きなジェントリーと脇役達に会いに行きます。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!