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システム・クラッシュ マーダーボット・ダイアリー
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システム・クラッシュ マーダーボット・ダイアリーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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(そもそもこちらは殺されると思ってパニックを起こしている人間ではありません) (パニックを起こした人間に殺されると思ってパニックを起こす警備ユニットです) と頭の中で愚痴りぼやききつつ、表面上は有能かつ無表情に行動する警備ユニットである「弊機」くんの、久しぶりの冒険譚です。今回は「ネットワーク・エフェクト」のあとのBE社との対決が続き、この顛末が今回のお話。 内容は未来世界の商業主義的搾取・奴隷化などを扱うけっこう深刻なストーリーなのですが、この「弊機」くんと、「弊機」くんが名づけた「ART─Asshole Research Transport─(不愉快千万な調査船)」とのやり取りやさまざまな人間模様で、サクサク読める良質の冒険SFに仕上がっていますね。 この先もこのシリーズは書きつづけられる予定とのこと。期待しましょう。 ──ところで、なにあると伏せ字の××のように[編集済]って言葉で置き換えられるのですが、これって「涼宮ハルヒシリーズ」で出てきた「禁則事項」みないなものかな? | ||||
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期待に沿う面白さ。 「弊機」がどんどん人間臭くなるのが、 面白いけど寂しいです。 もっと無機的で論理的であって、 人間を理解できない戸惑いが残って欲しい。 次作にも期待します。 | ||||
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いまいちだった。 なかなか話が盛り上がってこないのと、状況が掴み辛い描写が多かったせいかな。 ちょっとずつ解放されたボットが増えてますな。 | ||||
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軽妙な語り口で描き出しかたは極上。続編を期待です。 | ||||
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うそです。編集の必要はありません。などとついつい日常生活で自分の行動ログを記録してる気になる、運用信頼性を数値で表現してしまうような日々がしばらく続くのは毎度のことです。(なぜかパフォーマンスもやや上昇します。)(括弧つきで書いてしまうのも毎度のことです。) さて最新本作、ここから読む人にも優しい(既読の人にも楽しい)前話のあらすじ(けっこう詳細)つき。なのですが是非、本作の前にそれ(およびそれら)を読んでおくことを強く推奨します。なぜならそのほうが何倍も面白いから。保証します個人的に。そしてまだまだ続きが読めそうでありがたい。翻訳が素晴らしいことは実感してますができれば原文も読んでみたい(まずは短編から)。と思わせてくれます。映像化?そんなのARTと彼がどう評価するか興味津々じゃないですか。というわけでハマるほど面白い、でも一歩目はまずここじゃないほうが良いです、という感じです。 あとたぶんIT業界、特にセキュリティに携わる方はものすごくすんなり入ってこられるのでは。それはそうだとか、確かにそうだとか、そんな感じで身近に「弊機」を感じられるはず。ほら読みたくなりましたね。よかったらどうぞ。(まずはここ以外から。) | ||||
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かつて大量殺人を犯したとされその記憶を消された警備ユニットは密かに自らをハッキングして自由を得る。連続ドラマの視聴を趣味とするかれ?かのじょ?それ?の綴る日記に現れる感情の萌芽が好ましい「…弊機はひどい欠陥品です」本作は『ネットワーク・エフェクト』の続編、弊機の持つ脆弱な人間を庇護したいと云う機械故に純粋な思考=欲求と、企業と云うシステムの下に悪辣な感情を露呈する人間と云う存在との対比が人間の欠陥を浮き彫りにするかのように思えてならない。あの童話の操り人形は人間の男の子になって幸せを手に入れたのだろうか? | ||||
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●第一巻のようなダイナミックなシーンもセンス・オブ・ワンダーも感じられず、寂しい内容。序盤から無 駄な描写が多く、ストーリーが展開せず冗長・退屈。半分まで読んでも未だ亀の歩み。生来せっかちな性格 ゆえ、どうしても我慢できない。半分で投了です。もうこのシリーズを購読するのはやめよう。 まるで弊機のようなグチっぽいレビューでした。 | ||||
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前作が出てから本作が出るまで気長に待ちましたが高齢者なので間に合うかと思いましたが間に合って良かった。内用は期待どおりでした。 | ||||
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おそらく人工知能タイプのヒロイン(?)としてはSF史上最も可愛いのではないかと思う人型警備ユニット、「弊機」の活躍する人気シリーズ、待望の第4巻・・・なのだが、第2巻『ネットワーク・エフェクト』の続編というより、『NE』が前編で本作は後編と言っていいほど直接的にストーリーが継続している。 日本での『NE』の刊行が2021年の10月だから丸3年経過してしまっている。なので冒頭に『NE』のあらすじが用意されていますが、できれば第2巻をざっと読み直してから読んだほうが流れが理解しやすいと思います。 物語の流れに「のる」までに少し時間がかかりますがそこさえ越えれば、皮肉屋で対人スキルが不得手、少しでもリソースに余裕があれば連続ドラマばかり見ている(笑)「弊機」の活躍を時間を忘れて楽しめます。 私はありがちな「主人公の弾は当たるが敵の弾は当たらない」戦闘の真逆を行く、このシリーズの毎回撃たれるのが前提の戦闘(ダメージ蓄積でシャットダウンするまでに脅威を全て排除できるか)が大好きなのですが、今回はそれに加え弊機が意外なスキルを披露してくれます。「連続ドラマ大好き」という特徴を、単なるキャラ属性ではなくこういう形で使ってきたかと感心させられました。 ひとつだけ不満なのは、「そろそろ弊機に名前をつけてやってほしい」ということ。 <警備ユニット、上で待ってるわよ> わかっています。だから死んでも彼らを地上へ送りとどけます。(第10章より) 追い詰められた状況でこういう反応をさらりと示す者に「警備ユニット」という呼びかけはどうも可哀そうに思えてならない。 まあ本人(機)は「ほっといてください」とか言いそうですが(笑)。 | ||||
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