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武田の金、毛利の銀
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武田の金、毛利の銀の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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ネタバレになるかもしれないけど、面白かったのは、信長のシーンだけかな。2章3章はほぼ旅の道中の話で、中身があまりあるとは思えない内容で、その場所の地名や風景になじみがないので、ちょっと苦痛でした。ただ、光秀の旅に同道するもう1人の十兵衛については、名前が名前だけにひょっとしてこれは?って言う思いがずっとあり、続けて最後まで読んだらやっぱりそうだった!という話でそこに関しては少しすっきりしました。もちろん信長のセリフはさすが垣根さんだなと思うセリフでしたけど、やはりそれ以外の2章3章の道中の話は正直大半が蛇足だったような気がします。 | ||||
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大きな流れじゃなくて、この「手柄」だけのピンポイントエピソードってのは 珍しくて楽しく読めました 前後に関しては「当然承知だよね?」ってのは少々不親切かもなー…と、若干思わんでもなかったが そこいら辺は色々出てるからこれ読んで興味持ったら他のも読んでくださいねー って感じなのが好感 楽しく読みました | ||||
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垣根さんの戦国物の一連のシリーズを読んでからの方が、読みごたえがあります。 登場人物や人物像が地続きなので。 内容は、いつもの(?)垣根節で、その世界観が好きなので楽しく読めました。 金山と銀山という切り口も面白かったです。 ただ、歴史の年表に沿った話ではなく多分に垣根さんの創作に依拠していて、どちらかというと純粋な小説・おとぎ話として読んだ方が良いです。昔の「ワイルド・ソウル」とかみたいな感じです。 そうすると、戦国時代なので小道具も限られますし、移動手段も限られますし、高層建築物もなく地理的にも平面なので、移動とか活劇とかの描写がちょっと単調でした。 あと、過去作と地続きなので、おなじみのキャラクターやその考え方に接すると、最初は「おっ!」と思いますが、読み進めていると、もともと新鮮味がないので興奮も冷めてきます。 そして、この作品を通じて訴えたいことというのが伝わってこなくて(もともとそういうことがあるのかどうかはともかく)、金山と銀山を題材にしてどんな世界を見せてくれるのだろうと期待しましたが、読了後は「今までと一緒だな」という感想でした。 この本が垣根さんの戦国物の初見の人なら「へぇ~、そういうモノの見方もあるのか」と発見があるかもしれませんが、どちらかというとキャラクターを知っている人向けで、他方、既読の読者としては目新しさがなく、「金山と銀山」という切り口が生きていないと思いました。 ということで、初回読了後としては渋めの感想です。 | ||||
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