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幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする
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幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをするの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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コミカルな印象のタイトルに惹かれて購入した本。 裏表紙に「幽霊が見えず存在を信じてない理屈っぽい理系大学生」とあった主人公が語り手で、確かに彼の考え方・ものの見方がユーモラスで(多少の共感もしつつ)楽しめる部分もありました。 ただ、読んでいるうちにわかってきますが、この語り手は単なる「理屈っぽい理系大学生」というレベルではなく、一般的な理系学生像からも大きくズレています。 ハルというかなり個性的な霊媒を主観的に見ている語り手自体もかなりトリッキーなキャラという構造(奇人を奇人が観察している)なので、そこは好き嫌いがわかれそう。 個人的には視点人物のキャラ付けは幽霊を信じないだけで良かったと思います。霊媒や街の秘密のことよりも、主人公の癖の強さの方に目が行ってしまったので。 まあ、終盤の展開の強引さやご都合主義的な部分を考えると、そもそも作者が書きたいのはそっちなのかもしれませんが。 それに合理的・現実的解釈ができると主人公視点では常に語られるのですが、どっちともとれる話になっているというより、超自然的解釈をとらない方が不自然な部分がある話なので、主人公が理性的な理系の人間というよりも、ただ頑迷なだけの人間に見えてしまうのもちょっとマイナスかも。 | ||||
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ホラーと間違えて読み始めたら全然怖くなくてがっかりした。 作者が普段SF書いてる理系だから仕方ないのかもしれないが、やたら理屈っぽい学生と霊媒師が毎度興ざめな蘊蓄を垂れ流す話で、ホラーに求める恐怖感とかは全くない。 ならミステリーか?と言われると……ハートウォーミングに寄せたいのか怖がらせたいのか、どっち付かずで中途半端。キャラに魅力を感じないし面白くもない。キャッチコピーが「ジェントル・ゴーストストーリー」(これも何?)なので勝手にホラーと思い込んだこっちに非があるのかもしれないが、きちんと怖い思いしたい人は他当たる方が無難。 | ||||
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