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チーム・バチスタの栄光
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【この小説が収録されている参考書籍】
チーム・バチスタの栄光の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全229件 1~20 1/12ページ
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医療系の小説は、社会の問題点を明るみにするといった使命感が漂うものですが、とりわけ作家による人の描き方が印象的でした。この作家のほかの作品でも共通して感じることは、どの人物にも人間味があり明るく、懸命でした。これがデビュー作だなんて、信じられないし、その努力や苦労は想像を絶します。 作品を紹介してくださった先輩は、この作品で医療従事者の存在意義が見直された、と語っていました。 現役の医師による視点は、ドキュメンタリーを観ているように臨場感があり、程よいコミカルさは物語の長さを感じさせません。病院という世界を、暗すぎずまた楽観的にもならずに、とても身近な存在として構築した世界観が、僕はとても好きです。 何より、ラストに向けて疾走する思考の鮮やかさは、登場人物のそれぞれに緊張感が漲るようで、演劇を観ている感覚に似ていました。健康であること、命があることを「尊い」と思えるような作品として、単なるミステリー小説ではない切なさが残るのは、僕だけではないはずです。 | ||||
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ブラックペアンシリーズを読了後に、同じ世界観のこちらの本を購入。 作品としては「チームバチスタ」が古い(デビュー作)とのことですが、文章が簡潔で伏線もしっかり回収されていて完成度が高く感じられました。主人公視点の描かれ方をしているのも読みやすかった一因かもしれません。 続編も購入しました。 | ||||
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このミスといえば、今や実写映像化前提の原作かキャラ文芸という印象だが、初期は小説(読み物)として面白いものが多かった印象。本作も主人公の語り口が面白かったし、『四日間の奇跡』とか『果てしなき渇き』も(結局映画化してるけど)原作は講談社っぽい質感だった覚えがある。 のめり込むように読み、最後まで面白かった一方、下巻になるとよくある奇人変人ホームズ&ワトソンもの&なろう系(時代に即して言うなら「島耕作系」と言うべきか)の類型に収束してしまったから、個人的には、主人公の設定や事件現場がとにかく斬新だった上巻部の方が楽しかったかな。 | ||||
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話題になっている時は、読まなかったのですが。今頃読んで、とても面白いかった! 医療の真っ只中から少し距離のある私にとって、あるある?と思いながら楽しめました! | ||||
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疲れた時に、時々「下巻だけ」読み返します。 「読後感が良い」ので、大好きです。 海堂さんは、才能に任せて「書きばしる」ところが珠にキズですが、この作品は良く練られていると思います。 | ||||
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デビュー作でこのクオリティは凄い!審査が始まり、すぐに満場一致でこのミステリーが凄いの大賞が決まったのも納得です。ミステリーの謎解き部分や謎は弱いですが、キャラが立ちまくっててそんなことは全く気にならなかったですし、論理的な文章と解説で読みやすい上に読み応えもありました。ドラマでブラックペアンを見た後で、今作は時系列でいうとその後にあたるので、あの人が院長になってる!あの人がここに配属になって田口先生を支えてる!・・とかそういう発見も面白かったです。5年位前にはまり海堂 尊作品をほとんど読破したのですが、また再読しようっと! | ||||
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ロジカルモンスターの白鳥登場で上巻からのドキドキがさらに強まりました 聞き取り調査のテクニックに魅せられます キャラそれぞれも個性的で2~3回目の再読ですが本当に楽しめました | ||||
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すでに2、3回読んでいます 数年が立ち、ブラックペアンを見て、読んでから原点に戻りました まだ上巻で、しかも結末は知っているのにハラハラ・ドキドキします 久々に見たら田口先生が思ったよりしっかりしているように感じました(笑) 何回読んでもおもしろいって、すごい本だなとしみじみ思いました | ||||
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TBSドラマ「ブラックペアン」を見て、久々に読み返してみました。やっぱりメチャクチャ面白かったです。著者のデビュー作で、「ブラックペアン」の後日談にもなっています。ダブル主人公の田口と白鳥は、印象がとても強く、特に厚生労働技官の白鳥の発言と行動には振り回されっぱなし。うっかり手に取ると、いつもつい最後まで読んでしまいます。特に「ブラックペアン」の後に読むと、桜宮サーガの全貌の全貌を知りたくなります。 | ||||
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2006年、和製ミステリーのランキング上位に輝くベストセラー。おまけに「このミス」懸賞小説のグランプリ。今さらではあるが、かなり期待して読んだ。 私の評価は、巻末の各懸賞評者が書いていることの最大公約数。つまり、1)キャラクター造型がユニークだけど、2)犯人の意外性がなく、3)トリックも動機も平凡、というもの。 なので、ミステリーとしてよりはユーモア小説とか、医学関係の大衆小説とか、そんなつもりで読んだ方がいいかも。 でもいいなあ、確かにこのキャラクターたち。探偵の白鳥さんと田口医師のコンビが最高。ホームズとワトソン医師のパロディか? | ||||
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現役医師ならではの詳細な医療の現場の描写には恐れ入りました。 見事です。 そしてなんといってもキャラクターが魅力的ですね。 あの彼が登場するだけでワクワクします。 | ||||
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外科手術の医療過誤のお話。病院の内部事情が垣間見えて、事情通になった気にさせられる。月曜日の忙しいときにカルテ出しを頼んで集められるヒエラルキーの高さなんていかにもって感じがした。上巻と下巻が違いすぎ別の本を読んだようだ下巻の白鳥さんが登場してから、ギャグ漫画のようだ。 | ||||
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専門用語の羅列もオブラートに包まれた解釈で十分に読み進めることができる。 著者の気遣い?かはわかりませんが、深刻な題材の中に軽快さを持ち込み読者を飽きさせない興味深い作品だと思います。 実は5年ほど前に購入していたのですがその時は数ページ目を通し、本棚へ。 今思うと不思議でなりません(笑) | ||||
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7、8年前に本屋で「このミステリーがすごい大賞」と平積みされていて、そこまで期待せずに手にした本で、今までにないミステリーに興奮して一気に読んでしまいました。 患者の愚痴を聞く、不定愁訴外来(愚痴外来)の田口、藤原看護師、兵藤、狸の高階院長など、濃い個性的なキャラクターにノックアウト! 前半は、バチスタチームのメンバーに聞き取り調査するのが中心。後半になると、一気に風向きがかわるというか、ロジカルモンスターがすごい!このめちゃくちゃなキャラクターはモデルが存在するのか!?と思うほど(笑) お医者さんが書いている小説なので、医療現場のリアルな問題なども織り交ぜられて、新鮮でした。 | ||||
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前半は、バチスタ手術の術中死に関する聞き取り調査するのが中心。ベテラン看護師が変わっただけで、そんなに流れが変わるのか?と思っていたけど、答えははるか先でした。 白鳥のキャラクターがすごい!まさに火喰い鳥(笑)死後MRI(Ai)で死因が分かるのも凄かった!小難しいことはわからない人間にもさくさく読めるように書いていて、一気に最後まで読みました。最後まで、すべての濃い個性的なキャラクターがぶれなかったのが、事なかれ主義的にいい人になったりしない所も、よかったです。 | ||||
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勢いよくぐいぐい読ませます。登場人物の配置は型通りですが安定感があって流れを追いやすかった。ただ、(たぶん魅力的なはずの立ち位置の)医師二人の過去がどことなく大仰で、個人的に好みとずれていて少し気持ちが物語から離れてしまいました。それを除けばとても面白かったです。 | ||||
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現代医療を舞台として、 変わりものの探偵役と、人が良い相方が挑む医療ミステリー! これだけで、期待がどんどん膨らんでいきます。 ドラマに映画に大ヒットした原作です。 原作自体も、面白くスラスラ読めてしまいます。 専門知識がなくてもフォローもしっかりあり、ミステリーも納得の出来。 現職医師ならではの視点で、魅力的なキャラクターがストーリーを盛り上げてくれます。 白鳥さんは、ドラマのイメージで見てはいけないけれど、十分に魅力的なキャラです。 是非、お勧めの一冊です。 | ||||
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中学1年生の子供に買ったのですが、漫画ばかり読んでいて、なんとか単行本を読む習慣を付けさしたかったのですが。悩んでいるとき、子供からテーム・バチスタの栄光シリーズ3冊買ってと頼まれました。友達に勧められたのだと思います。凄く面白かったと1月で2冊読んでしまいました。読書の面白さが分かって将来の役に立つと思います。 | ||||
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医療現場がテーマの推理、ミステリーといったところか。登場人物それぞれに個性はあるが、医者としての現実性はあまり感じられない。そしてチームバチスタメンバーの個性という伏線は、最終的な結末にあまり関与していない感があり、単純明快すぎたか。 医療現場の細部より、現実問題を追及した結果故の結末といった感じか。 それでも愚痴外来の田口と役人白鳥のコンビのやりとりは漫才のボケとツッコミのような息の合ったやりとりで、読んでいて爽快である。 桐生という医者は、医者としてのあるべき姿を教えてくれる。なにより患者からの信頼がなければ、医療は成り立たない。 | ||||
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こんなに明解な話だっけ?と思ってしまった。 初読の時には色々絡み合って複雑怪奇な気がしてたもんですが、その後の多方向多方面への展開を知ってると「非常にシンプルな1冊」と思えてくるから不思議w しかしながら、ホントにこれがデビュー?と疑いすら抱きたくなる程の展開。そりゃ、一気に流行作家にもなるわ…と再度納得。 | ||||
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