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未来経過観測員
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未来経過観測員の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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ストーリーに軸がなく、100年おきに起こるビックリ展開の繰り返しなので途中で飽きてしまった SFなんですがサイエンス部分が小さいのでご都合フィクションという感が否めません インターステラーや三体なんかはもう少しサイエンス色が強くて好みだったのですが、そういう骨太なものを期待してみるとがっかりするかもしれません 一方で、常に意外な展開を起こそうという意思は感じる(この辺りはタテの国と同じ)ので、そういう刺激重視で読むのは楽しめるかもしれません。タテの国よりキャラクターの掘り下げは少ないので個人的には没入しずらかったです | ||||
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●SFがSFたるゆえんはガジェットの面白さにあると思っています。本書ではそれが次から次へと登 場し、まるでガジェットのデパートのようです。BAI体の出現やBX技術、歯車植物、ワームホール、 ダイソン球、無限を超える無限・・・等々お腹いっぱい! 百年ごとに現れる新世界は果たして天国か地獄か?激変する新世界の姿に一喜一憂しながらページ をめくっていました。いつしか主人公よりも相棒のロエイの方に親しみを感じながら・・・。 久し振りに出会ったエドモンド・ハミルトンも裸足で逃げ出すほどの壮大なSF。古き良き時代に流 行ったSFに触れてとても楽しかった。 | ||||
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大変におもしろかった。 同作者の「タテの国」も本当におもしろく、全作品読んでいるが本作品は群を抜いて壮大なストーリー展開!しかし、文章はとても読みやすい。 HGウェルズのタイムマシン、映画のコンタクト、インターステラー、2001年宇宙の旅 あたりがお好きな方にはぜひ読んでみてほしい作品です。 | ||||
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SNSでフォローしているイラストレーターの方が宣伝していたので買ってみました。 100年ごとにコールドスリープから起きてその時代の観測レポートを書くお話なのですが、最初の100ページくらいは淡々とした内容が続きました。 SFというジャンルは、まだ誰も見ていない世界を描く都合上、一冊の中で魅力的で没頭できるような世界観を描くのが難しいと思いますが、場面の移り変わりが多い本作では、その点が特にネックになっていた印象です。また、理系で大学を出ている人なら馴染みのあるワードが随所に現れますが、肝心なところがそれで説明されるわけではないので、かえって没入感を削いでしまっている印象です。 私が小説を読むときは登山で山頂を目指す気持ちで臨んでいるのですが、本作は小さな丘がいくつもあるようなイメージでした。 | ||||
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Webで公開されていたもの、ペーパーバック版、そして本書を読んだうえでレビューしています。 本編の内容については一切触れませんので、その点は安心してお読みください。 なお「SFライトノベル」についてはレビュー者の感想で勝手にタイトルにしただけで、公式には多分違うと思います。 ●レビュー まず本書の大きな特徴として、そこそこ厚みのあるSF小説でありながらかなり読みやすく作られている点にあると思います。 説明文が比較的平易な言葉と表現で構成されているため、何が起きてどういう状況かはとても分かりやすくなっています。 だからと言って中身が薄いこともなく、むしろ起きてる事象を理屈や化学的に突き詰めようとすると素人には理解不可能なほど難解です。 逆の言い方をすれば、文章が平易ですっきりしてる分SF的な細かい時代考察や作中のテクノロジーについてはそこまで細かくは言及されていないので、そういった方面の記述を期待している方には肩透かしかもしれません。 また、作者の方も言っていましたが小説ではあるものの漫画のような構成意識して書かれたようで、そういった点も読みやすさにつながっていると思います。 また、パート毎の目次はありませんが、パートごとの冒頭に「定点観測<タイトル>」というタイトルがついているため、どこが1区切りかは簡単にわかります。そのため無理に全部一気に読まずとも1パートずつ毎日読んでいけるように配慮されている点も良いです。 私はWebで少しずつ公開されるのをリアルタイムで読みましたが、次はどうなるんだろうと続きに思いをはせながら日々を過ごすのもそれはそれで面白いものです。 もう一つの良い点として、 SFならではの予測不能な展開と未知の世界に出会う面白さが作品にちゃんと反映されてる点にあると思います。 100年ごとに場面がどんどん変わる都合上、小説に慣れている人だと場面転換が激しすぎて目まぐるしすぎるかもしれませんが自分のような小説をあまり読み慣れてない人間にはちょうどいい塩梅だと思いました。 SF作品は映画漫画を含めればそれなりに見てきましたが、ここまで予想がつかない小説も中々ないんじゃないかと思います。 そしてそんな先の見えない怒涛の展開も最後は綺麗に完結しているのでその点は安心して読んでいただけると思います。 ●結論 SF小説といういかにも難しそうなジャンルでありながら幅広い年齢層に読みやすい良い小説だと思います。文書もこの手の小説にしては簡単な方で読みやすい方だと思います。 市や小中学校の図書館なんかに置いても良いんじゃないかなと思うほど内容もよく考えられてますし、興味がある方はぜひ手に取ってみてください。 | ||||
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