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スピノザの診察室
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スピノザの診察室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.69pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全64件 21~40 2/4ページ
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この本は、17世紀の哲学者バールーフ・スピノザの思想を現代の心理学と結びつけた一冊です。この本は、スピノザの倫理学がいかに現代人の精神的な問題に対して有効かを探ります。特に、スピノザの情念に関する洞察が、自己理解や他者との関係改善にどう役立つかが丁寧に説明されています。 著者は、スピノザの「感情の治療法」としての哲学を実生活に応用する方法を提供し、読者に自己認識を深めるツールを手渡します。本書は、哲学的な理論だけでなく、具体的な実践指南も含むため、哲学に馴染みのない人々にもアクセスしやすい内容となっています。 『スピノザの診察室』は、個人の内面的な成長を求めるすべての読者にとって、思考の枠組みを広げ、新たな視点を提供する一冊です。スピノザの理論を通じて、現代の心理的な課題に光を当て、解決の道を示すこの書籍は、心と魂の探求者にとって必読の作品です。 | ||||
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安い早い、面白かった。トレンド3月 | ||||
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主人公の物事への捉え方に感銘を受けました。魅力的な内面を持っている。そこに惹かれる作品でした。 なにかに懸命に取り組み、修羅場や辛い経験を乗り越えて辿り着いた人間性なんだろうなぁと。達観してるというか こんな人間になりたいです。 | ||||
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夏川先生の作品は全て呼んでいますが、今回も楽しく、涙を流しながら読みました。ありがとうございました。大学病院も地域密着の病院もそれぞれ必要であり、感慨深く読めました。マチ先生と南先生も、気になりますし、今後も大学病院で凄腕を見せて欲しいです。続編も期待してしまいます。 | ||||
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中高生の読書感想文用にもなりそうな文章だけれど、医者の無知や傲慢さが酷くそれを美化しているので中高生には読ませたくないなと思えてしまう。 深みもなくただ特権階級の医者がお金の為に書いたんだろうなと。 良いと勧められ暇潰しに読んだけれどこれ程傲慢に患者を見てる様な物語をよく出版社が出したなと思った。 もしかして著者はそういう今の医療業界を世の中に知ってほしかったのかもしれない。 そういう意味では浅さ的にも偏見や傲慢さも軽く現実よりソフトに表せてはいると思う。 | ||||
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良い本でした。ありがとうございました。 | ||||
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ところで、大学病院での大規模な手術というものを全く知らないのですが、部外者が紛れ込んでそれが全く見つからないということがあり得るものなのでしょうか。しかも主人公を目の敵にして敵対している先生が統率している手術で。 | ||||
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人の人生が感じられてとても楽しめました。 以下の場面等で熱いものが込み上げてくる感動がありそれだけでも読んだ価値がありました。 1)骨董商が自宅で老衰死したときその息子の労を哲郎がねぎらう場面 2)哲郎の問いに主治医花垣が9歳重体男児がいかに良い子か熱弁する場面 3)辻が自宅で病死したとき免許証の裏に哲郎へのメッセージを残した場面 | ||||
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先生!おおきにの言葉で涙してしまいました。これからの医療に何が大切か 受診する立場になって考えると 自ずとわかってくることがあります。こう有るべき社会になって欲しいと願いました。 | ||||
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病を抱えた人が、その先を見つめながら、如何に生きたら良いか?と云う一つの指針、心の安泰になる一冊だと思いました。 これを読みながら、ふと宮澤賢治のアメニモマケズの一説が浮かんで来ました。『死にそうな人あれば、恐がらなくていいと言い』 一昔前は、人は亡くなる前に僧侶を枕元に呼び、あの世への引導を頼んだように、現代では、ある意味、医者にその任務が委ねられているのかも?と思えてきました。 また、実際、そんな心の部分を慰め、理解する医者の役割も大いにあるのでは?と感じました。 | ||||
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277ページ。 「真っ暗な暗闇の中につかの間、小さな明かりがともるんだ。その明かりは、きっと同じように暗闇で震えている誰かを勇気づけてくれる。そんな風にして生み出されたささやかな勇気と安心のことを、人は『幸せ』と呼ぶんじゃないだろうか」 「私たちにてできることは」、、、「暗闇で凍える隣人に外套をかけてあげることなんだよ」 幸せのことを、「ささやかな勇気と安心」と喝破されたのは、本当にそうだなと思いました。 外套の比喩も良かったです。 ちなみに中島みゆきは「糸」でこういっていますね。 「縦の糸はあなた 横の糸は私 逢うべき糸に 出逢えることを 人は 仕合せと呼びます」 | ||||
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長五郎餅をはじめ、京の和菓子の数々は緊張した心を和ませて。 「おおきに、先生」そのひと言が聞けてこそ、医者の鑑だ。 人に目を向け、”患者を支えてくれる大きな歯車”と、医者同士が連携して。 医者は、忍耐力、洞察力、行動力、そして、良心があり共感できることが求められる。 そして、何よりも人として扱う医者は安心できるのだ。 ”生きるとは行動することだ”と語る。 本書は医者たるものの教本だ。 | ||||
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この本の中で主人公が言っていることは筆者の考えなんじゃないでしょうか。こんな崇高な、医師にとっての幸福に対する価値観は創造で考えられるものではないと思うので。心が洗われるような本でした。 ただ現実を見ると、あまりにもこの本とは違う現実がある。 犯罪を犯してニュースを騒がせる医師もいれば、患者の健康より利益優先の医師も決して珍しくない。 もちろん人間的に素晴らしい医師も世の中にはたくさんいるが、そうでない医師も多いことを知ってしまった私としてはひどく現実とのギャップを感じた一冊だった。 | ||||
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夏川草介先生の大ファンです。先生が、出版された本は、全て読んでいます。今回のこの「スピノザの診察室」は、続けて6回読みました。読むのを止められなくなりました。こんなに、自分らしく、生きたいように生きて良いんだ!私にとっては、衝撃でした。生まれて3歳で心が、傷つき、生きるためには自分を殺し周りの人に嫌われないようにすると決めました。それから、この本に出逢うまで頑張って頑張って生きてきました。やっと、頑張らなくても良いんだ!って気づけました。私らしくを見つけながら、残りの人生を楽しんで、生きます。夏川先生、ありがとうございます | ||||
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素敵な小説でした。 当然、フィクションですが本当にあり得るような、いやあってほしいと思わせる物語でした。 医療現場では、確かに治すための医療に注目されますが、人間の最大の問題は、死への向き合いです。 限られた命の終わりが徐々に近づいてくる年齢になりどう捉えるかを日々悩んでいます。 そして、具合の悪いところがあれば少しでも戻そうとして医療機関に向かいます。 そかで、当然治す医療行為を期待していますが、大切なのはその医師からの一言だったりします。 今は、個人の尊厳や自由を重視するとやらで、医師からは、治療方針なども複数提示され選択を迫られる場合もあります。 でも、そんなこと患者こそわからないし、決められない。 そんな時に、どう患者と向き合って、どんな一言を掛けてくれるか…それを待っているように思います。 医療には限界がある。 だからこそ、『暗闇で凍える人に… その一文が印象的な小説でした。 どうか、マチ先生が南先生と一緒になれますように! | ||||
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何箇所か重なることがあり共感した。 | ||||
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パソコンの画面だけを見て患者と面と向かわない大学病院の医師とは対極にある主人公の生き方の共感を覚える。 | ||||
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カフェの読者会で、老若男女、異年齢、様々な職業の方々からの感想がとても興味深かったです。 | ||||
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面白くておすすめです。 | ||||
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日々色々起こっているのに、何も珍しい事は起こらないような、穏やかさが魅力の作品で、続編を読みたくなりました。 | ||||
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