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Blue



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【この小説が収録されている参考書籍】
Blue

Blueの評価: 4.50/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(5pt)

性についても価値観についても考えさせられる最高傑作

鈴木保奈美さんの「あの本、読みました?」で紹介させていて購入したが、想像以上に考えさせられる小説だった。
トランスジェンダーの生きづらさを考えさせられるだけでなく、人間個人としての価値観や生き方を考えさせられる素晴らしい小説。
またアンデルセンの人魚姫をモチーフに展開して行くストーリーも非常に面白い。
是非一読して頂く事をお薦めしたい。
BlueAmazon書評・レビュー:Blueより
4087718662
No.3:
(3pt)

Blue

自分も性的マイノリティですが 子供の頃同性の友達に嫌われないようにビクビクする感じあったな〜と懐かしく思いながら読みました
後半、トランスジェンダーの苦悩を主人公が一気に語ってたけど 性的マイノリティのデメリットまとめ記事 みたいな印象でうーんって感じ
BlueAmazon書評・レビュー:Blueより
4087718662
No.2:
(5pt)

ジェンダーについてもっと深く考察するきっかけとなる作品

「いま の わたしたちはそれをtransformと呼ぶべきではないようにかんじているわたしは ずっとそれであったのだからtransformではない」という一文に襟を正された。この作品はジェンダーについて本音と本音をぶつけた作品だと思う。最初に引用した文章にあるように“トランスジェンダー”という単語自体がマイノリティに対する失礼な言葉ではないかと考えるようになった。作品自体は思春期の不安定な性自認の話を含むが、この作品で読み解くのはもっと長いタイムスパンのジェンダーについてだと思う。現時点でジェンダー問題の先を行く問題を提示していると思う。
BlueAmazon書評・レビュー:Blueより
4087718662
No.1:
(5pt)

繊細な心の動きを描く

表面的な性別違和でなく、繊細な心の動きが描かれ興味深い。
二次性徴抑制という治療はやや不規則だが、その後の展開で納得。
コロナ、トランスヘイトという今日的問題も書き込まれている。
タイトルの「Blue」は映画のムーンライトからだが、歌人の著者らしく、本歌取り、と思った。
BlueAmazon書評・レビュー:Blueより
4087718662

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