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ピンクとグレー



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【この小説が収録されている参考書籍】
ピンクとグレー (角川文庫)

ピンクとグレーの評価: 3.92/5点 レビュー 103件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.92pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全74件 21~40 2/4ページ
No.54:
(5pt)

生まれた時からアドバンテージが大きい作者

いっつも思うけど作者っていうか、男の人ってシンプルな事を難しく考えすぎて
こじらせてしまいますよねえ。
p146。「43万円の住居にタダで住める」
これを屈辱と考えるその思考回路が事態をこじらせてるんですよ。
ここは素直に「高い家賃の所にタダで住めてラッキー♪」
「男は私のATM」「あいつは俺の金づる」みたいに楽天的に考えられないんでしょうか?
p139 。「バーターで仕事が来る」
これも「バーターでも何でもチャンスはチャンス。仕事にありつけてラッキー」
「男は私の人生のステップアップの為の踏み台よ」
「どんなチャンスでも無駄にしない。おろそかにしない」って作者は考える事が
できないんですかね?
作者は一人相撲のこじらせちゃんですね。もっとポジティブ思考で楽観的にいきましょうよ。
眉間にしわが寄ってたら、寄って来る女の子も寄って来なくなりますよ~。
あなたの仕事は「仕事を任されることで、事務所から夢や希望を与えてもらうこと」
じゃなくて、
「女の子にきらきら笑顔を与えて、夢や幸福感を与えること」でしょ~
こじらせて受け身でいても、人生は何も変わりませんよ~

私は2017年からNEWSの増田君と手越君のファンになりました。
まずこの本の1ページ目を読んだ時に
「うゎー手越君と増田君のファンやってなかったら、1ページ目から理解できずに
この本から脱落してたやろなぁ。逆にファンやってるから100%情景が理解できるわ。
ファンやっててよかった。1ミリも理解できずに終わるところやった。危なかったなぁ。
筆跡についてなんや書いてあるけど、筆跡判定の話は法学部の授業に
出てたか、バラエティー番組で仕込んだ知識やろかぁ?」という印象でした。

次に本を15ページほど読み進めての感想ですが、
まぁ小学生にして作者の生きてる世界見えてるものが、
小学生当時の私とは何もかもが違う、
生まれた時からアドバンテージが大きい人だなぁ。
資質に恵まれて頭もよくて体力のある人なんだなぁという印象です。

私にはジャニーズファンの友達が2人います。
私も友達2人も父親が暴力をふるいまくる環境で生まれ育ちました。
対して、作者の父親は、作者の態度がよほど悪い時になって手を上げるような
父親だったようです。これは男の子に共通してある恵まれた環境です。
男の子は早ければ小学校6年生で父親の背丈を抜きます。
中学、高校になれば家族の中で一番若くて、一番体力があって、
一番腕力が強いという現象も発生します。つまり父親はあとあとのことを
考えて、すぐに肉体的に立場が逆転したらば逆襲されることが目に見えているので、
息子にはよう暴力は振るわない傾向が大きいのです。
現に私の知人男性2人は、中学生にして家庭内暴力によって家庭に君臨していました。
逆に恐れをなした父親の方が自宅に帰宅拒否になったりもします。

私にも友達の女の子2人にもいえることですが、
毎日毎日、暴力の嵐の中で生活しているとまず、自分で自由にものを感じ、
自分で自発的に考え、周囲の景色を観察して表現し、匂いや朝日夕日の
光と影のコントラストを感じる余裕は一切ありません。
自分の感情を自由に表現することも、自分の希望や不満を父親に伝える事もできません。
暴力を振るわれることで体は疲れ、暴力のことで頭がいっぱいになって、
他の事は一切考えられません。命の危機、体が傷を負うかもしれないという
危機だけがはっきり自覚されます。しかし暴力の環境に立ち向かって改善する
問題解決能力がありません。学校に通っても頭は常に空白で学習は一切、身につきません。

そうやって大人になって、父親の暴力と決別できる状況になった時に、
社会に適応するスキルが何一つ身についていないので、
無職か生活保護かという2つの選択肢だけが残されています。
私たちは社会に対する意義は何も見いだせないまま、
ジャニーズタレントにのめり込んでいきます。

やはりジャニーズタレントは歌って、踊れて、かっこいいだけでなく、
小学生の時から人生に大きなアドバンテージを持ち、問題解決能力があり、
10代で金銭問題を解決する人もいる。自分でものを考えて、感じて、
それを表現することができる。運動がきちんと身についている。
そういう部分も含めて「家庭内暴力女子」のジャニーズタレントに対する
憧れが構築されていくのだと感じました。

ジャニーズタレントに憧れてファンになる背景には、
単に彼らが容姿がかっこいいというだけでなく、その根底に
社会力や生活力がある。お金をきちんと稼げる。という要素があるはずです。

ジャニーズやイケメンファンに少なくはない派閥の「家庭内暴力女子」にとって、
「こういう幼少期を自分もおくりたかった」
「こういう社会人に自分がなりたかった」
「こういう人が彼氏や旦那さんだったらいいのに」という憧れを全部持っている。
おまけにかっこいい。それがジャニーズタレントなんだと改めて感じました。

15ページ読んでお腹いっぱいになりました。いい小説だと思いますよ。私は。

「しょうもないな東京は」「しょうもないな俺の人生は」
「しょうもないな俺のポジションは」「しょうもないな俺の仕事は」
作者がいつもテレビの中で陰気で、ブスっとしていて、
ストレスと重圧の中から無理やりひねりだしたような苦し気な声しか
出さない理由が、このあたりにあるのかと思いました。

小説の冒頭15ページが結論と作者の自己紹介になっているようです。
冒頭に結論を持ってくるのは裁判書面の書き方と同じ方式です。
「筆跡鑑定」「しょうもない」この2つが作者の自己紹介です。
作者は歌いたいわけでも、自分の心理を分析して他者を観察して文章を
書きたいわけでもない。お金が稼げるからその方向に沿って生きてはいる。

だけど本当は医者とか、世界中の人の生活が向上するような発見をする科学者とか、
不足している物資を供給するための会社を途上国で立ち上げて経営するとか、
もっとやりがいのある仕事がしたい。自分の能力や素質に見合った仕事がしたい、
顔だけで俺の人生を決めないでくれ。というのは確かに作者の本音でしょう。

なぜ作者がテレビ画面の中で光り輝けないのかと言うと、ビジュアル以外に
男性アイドルに対する職業親和性が無いからです。
増田君は空間認知力が高くファッションに興味があるので
その点で職業親和性があります。手越君は自分の運動能力を生かして
イッテQに出ている点で職業親和性があります。

もしも作者がの職業が、実業家95%、モデル業5%ぐらいの配分だったら、
作者は今の100倍はテレビ画面と雑誌の中でキラキラと光り輝いていて、
ファンも今の100倍ぐらい多いんではないかなと。

小山君もNEWSが9人から4人に減ったことへのトラウマと強迫神経症で
いつもいつも顔が曇っています。パニックの表情=小山君という印象です。
心配と不安の曇りが取れたその一瞬は、小山君はとても
いい表情ができているのに、と残念に思います。
ピンクとグレー (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ピンクとグレー (角川文庫)より
404101218X
No.53:
(5pt)

表紙がとても好き

とても面白かったです。
普段から本は割と読んでいて、このピンクとグレーも気になっていた作品だったので買って読ませて頂きました。
最初、ジャニーズの人が書いていると知っていたのであまり期待はしていなかったです。
ですが、正直面白かったです。
他の方も書いてますが、確かに最初のほうは読みにくいかな…とは思いました。
が、それも理解すれば普通に読めます。
あまり感想などを書くのは得意ではないので、わかり易くは伝えられないのですが…。
とても切なかったです。
登場人物のセリフなど、とても綺麗で、言葉選びが上手いなと思いました。
「うまく生きれなかっただけ」
シンプルな言葉が、重くて、心にくる。
後半からは胸が苦しくなる感じでした。
生きる、って難しい。
読み終わって表紙を見て、一息ついて、もう一度最初から読んで、もう3回は読みました。
いい小説だと感じました。
加藤さんのこれからの作品にも期待します。
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No.52:
(4pt)

尻上がり

加藤シゲアキさんのNEWSとしてに活躍は以前から知っていましたが、作家として活躍されていることは割と最近知りました。
レビューの評価がかなり良かったので、どんなものかと気になり購入しました。
既に投稿されているレビューで書かれていますが、序盤は展開が遅くて読みづらい印象が強く、一旦読めるのを止めようとも考えました。しかし、折角買ったからと読み進めたところ、面白くなったのは中盤から。そこまで我慢すれば楽しめると思います。
他の作品も読んでみたいですね。
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No.51:
(5pt)

NEWSの4人が好きで…

最近NEWSが好きになり、その中で活躍する加藤さんが書いた本ということで興味を持ち、購入しました。最初はそういう色眼鏡をかけて読んでしまっていましたが、途中から作品自体にのめり込んでいきました。中盤からは話の展開が速く、話の次が気になりどんどん読んでしまい、あっという間に1冊読み終えてしまいました。
正直本を読むのはあまり好きではなかったですが、これをきっかけにいろんな素晴らしい作品に触れていきたいと思うようになりました。
とりあえず加藤さんの次の作品を購入しました。
素晴らしい!
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No.50:
(5pt)

オススメ!

星一つ評価をつけている人のレビューはただのアンチだから無視して良い。
加藤シゲアキさんの作品は全作読んでますがどれもとても良いです。いい意味で彼の色があります。
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No.49:
(5pt)

読み応えあり

映画化されたことと加藤シゲアキさんの「バーン」を読んだことをきっかけに購入しました。過去と現在を織り交ぜながら進むので、「これからどうなる?」と思ったら、時代が変わるため早く読みたいという衝動に駆られます。
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No.48:
(4pt)

ピンクとグレー

確かに使用感があるものでしたが、ブックコートを貼りました。読むには支障はありません。ありがとうございました。
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No.47:
(4pt)

先入観を覆されました!

テレビで見かけるアイドルの加藤シゲアキさん。アイドルが書いた小説なんて面白いのだろうか?と偏見じみた先入観を持っていました。この間、書店へ行き本を何冊か購入した際にこちらのピンクとグレーも購入しました。表紙の何ともいえない複雑さに惹かれて。冒頭は他の方の言っている通り、テンポが少し悪く読みにくい印象は有りました。徐々にテンポを掴んだのか、段々と読み進め易くなっていきます。ストーリーに引き込まれていく、そんな感覚もあり。登場人物の芸能人としての苦悩は私の様な一般人には理解し難いですが、ストーリーに入り込んでしまいました。読後感もまた何とも言えなくて…。繰り返し読んだら読み落としていた伏線にも気付けそう。読む度、違う解釈が浮かんで来そう。個人的にはそう感じました。もしもまた加藤シゲアキさんが本を出す機会があれば読みたいですね。
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No.46:
(5pt)

好きな芸能人がいる方に読んで欲しい。

とても切ない物語で後半はずっと泣きながら読みました。

大好きな人が変わっていってしまう寂しさを感じる人の裏で、実は自分自身が変わってしまう辛さを感じている人がいる。

好きなアイドルがいるなど、芸能界に深い思い入れのある方に読んで頂きたいです。
きっと共感し、涙が止まらなくなります。
文章の不思議さや内容の衝撃さが魅力…それだけでは言い表すことのできない本です。
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No.45:
(5pt)

アイドルが書いたとは思えないダークさがすごかった

菅田将暉くんが出演するということで原作を読もうと購入したのですが
はじめに「ジャニーズが書いた」と「中学生が選ぶ第1位」というのを見て一気に読む気が失せ、
どうせお遊びで書いたんだろうと思っていたのですが
普段のきらびやかなアイドルの顔がまったく想像できないくらい
ダークな世界観ができあがっていて、またその表現力の巧みさに驚かされました。
全体的に暗いんだけど、読み応えのある文章とラストのスピード感に
「アイドルが書いたとかバカにしてごめんなさい」と泣きたくなりました。

正直ゴーストライターじゃないかと思って読んでいましたが、
最後のインタビューでさらっと否定されました。

いくつか芸能系の小説を書くとのことでしたが、
それ以外の分野に踏み出すときにはそちらも読みたいです。
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No.44:
(4pt)

私は、ジーンときました

全く本の事を知らなくて、映画のあらすじをたまたま聞いていたラジオで聞いて、気になる‼︎ってなり文庫本を即買い。でも読むのには1週間はかかってしまったものの。
私は後半泣いてしまったり、読み終わりはなんかスッキリな気持ちでした。
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No.43:
(5pt)

よかった

よかった発送の状態も作品もよかったよかったよかったよかった。
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No.42:
(5pt)

いい本でした

さすが加藤先生、素晴らしいな本でした、いま新ドラ見ています!本当にすごい面白かったですwwこれからの展開楽しんています!
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No.41:
(4pt)

パワーを感じる

先に某芥川賞作家さんの作品も読みましたが、同じ芸能人のデビュー作としては加藤さんの作品の方がパワーを感じ、惹きつけられました。
それが若さ故なのか、センスなのかは分かりませんが…。
NEWSとして活動しながらもコンスタントに執筆をされているようで、そのバイタリティーには脱帽します。
他の作品も読んでみたいと思わされました。
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No.40:
(5pt)

驚き。魅かれる。そして衝撃のラスト。

2年ぶりぐらいで本気で小説を読みました。正直活字を読み続けるのは人並みです。特に読書が好きでも得意でもありませんが、映画を観に行く前に本作を知っておこうと思い読み始めました。理解力が低い&語彙力が無いので、いつもあやふやに読み、なかなか内容を掴めなかったのですが…今回は違いました。表現が丁寧でとてもわかりやすく、情景がぱっと鮮やかに浮かんできます。場面がころころ変わるのには、ついていくのがやっとでしたが、最後に全てが繋がった時、気分が高揚するぐらいはっとなるし驚きます。ただひとつ、ラストの表現が独特で、何回か読み返さないと分からないほど不思議でした。
ジャニーズよりも作家が向いているんじゃ無いかというぐらい素晴らしい作品でした。
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No.39:
(4pt)

デビュー作だな

私の印象でしかありませんがどんな作家もデビュー作は荒削りなので、ご本人もあとがきで仰る通り少し肩肘をはっているとは思います。
ただ特殊な世界での孤独とか寂しさとかがじりじりと伝わってきて、きっとこの作品は加藤さんにしか書けないだろうなと思いました。
物語の悲しみや衝撃が人の死を目の当たりにすることに頼りすぎているのはどうかなと思いますが、今後に期待です。
この作品が好きかどうかは好み次第で、それは立派な作家だと思います。個人的には、これから追いかけたい作家の一人になりました。
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No.38:
(5pt)

Good

Good! 写真で見るだけで不安でしたが、とても満足いく商品でした。
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No.37:
(4pt)

ちゃんとした作家さんでビックリ!

アイドルの加藤君が書いた本、というククリで読んでみたのですが、意外や意外、読み応えのある小説で最初の先入観ごめんなさい!と思いました。
作家兼業の芸能人では、さだまさしさんがすごいなと思っていますが、加藤さんのこれからの本も期待いっぱいです。
本の登場人物に不快感や嫌悪感を感じるような人物が誰一人いなかったことに、この本の温かみというか作家の温かさのようなものを感じました。
あ、この作家さん好きだな、と思い、加藤シゲアキさんにも興味が沸いてきて私の中では相乗効果といいますか、なんだかカトゥーンも好きになりました。
ピンクとグレー (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ピンクとグレー (角川文庫)より
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No.36:
(5pt)

感動しました

映画化されると話題になっているので気になって購入しました。めったに小説を読まない私にとってこの小説は衝撃的でした。美しい言葉で書かれている青春物語。物語の内容が面白いのはもちろん、加藤シゲアキさんの世界に引き込まれていきました。
この作品で小説の面白さを知ったのでこれからもいろいろな作品を読んでみたいと思います。
ピンクとグレー (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ピンクとグレー (角川文庫)より
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No.35:
(4pt)

映画化

過剰な期待はしていませんでしたが、読んでみるとなかなか面白かったです。映画も見てみようと思います。
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404101218X

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